妻の不貞が原因で離婚する際の注意点とは?|お金・親権・証拠の3つからみる注意すべきポイント

妻の不貞で離婚をすることを決めたら、気をつけなければならないことがあります。今回は(1)お金(2)親権(3)証拠という3つの分野から、妻の不貞が原因で離婚する時のポイントについて考えていきましょう。

目次

妻の不貞で離婚するときに注意するべきポイントとは? 


妻の不貞を知ってしまえばとても辛いですよね。ですが、その事実は受け入れるしかありません。
 
そんな、妻の不貞で離婚を考えている旦那さんのために今回は
  • お金
  • 親権
  • 不貞行為の証拠
の3つの視点から妻の不貞行為が原因で離婚する際に気をつけたいポイントについて解説していきたいと思います。

この記事を通してあなたが前に進む手助けが出来れば嬉しいです。

妻の不貞が原因で離婚するときの注意点(1) 慰謝料とその他のお金の関係

妻の不貞が原因で離婚する場合は、慰謝料を請求するかしないかはあなた次第になります。

ただ、慰謝料をもらっても必ず得をするとは限らないのです

慰謝料と財産分与は別問題

妻の不貞が原因の離婚の場合、妻からたくさん慰謝料をもらって得をすることができると思っている人が多いですが、慰謝料を払ってもらったからと言って妻に財産分与の権利がなくなるわけではありません。
 
慰謝料と財産分与は基本的に全く別の意味があるのです。
 
ですから一方的に不貞行為をされた夫の方だけが、金銭面で得をするわけではないのです。

養育費の支払いは放棄できない

妻の不貞で離婚になった場合でも、親権が妻に渡ることは少なくありません。
 
浮気をしたことと親権は関係がないので、よっぽどのことがない限り親権は母親がもつことが多いです。
 
ですから子供がいる場合は、妻の不貞が原因で離婚したとしても養育費の支払いを破棄することはできません。親子の関係であれば養育費支払いの義務は免れないのです。

結果的にマイナスになるケースも?

妻の不貞によって離婚することが、結果的にマイナスになってしまうことがあります。
 
離婚の原因を作ったのは妻なので、慰謝料を支払うことになるかもしれませんが、先ほど説明した通り財産分与や養育費の支払いで結果的に損をする可能性もありますし、離婚すれば妻が浮気相手と一緒になることだって考えられます。
 
結果的に浮気された側である夫が喪失感や孤独を感じてしまうケースも少なくありません。
 
慰謝料や財産分与をはじめとする取り決めを確実に行いたいなら離婚問題に強い弁護士に相談することをオススメします。

妻の不貞が原因で離婚するときの注意点(2)  親権について

子供がいて離婚することになった場合、親権をどちらが持つのか決める必要があります。
 
妻の不貞が原因で離婚する場合、親権はどうなるのか見ていきましょう。

親権と離婚原因は関係ない

妻の不貞が原因で離婚になった場合、親権は父親に行くと思っている人も少なくありませんが、実は離婚原因を作った人が親権を獲得できないわけではないのです。
 
浮気した側、つまり離婚原因を作った方が妻であっても、親権の決定と離婚原因はあまり関係がありません。
 
もちろんあまりにも妻の不貞行為の責任の度合いが高かったり、不倫相手が子供に暴力を振るう可能性があるなど、母親に親権を認めることで子供に悪い影響があるとされれば考慮される問題ではありますが、基本的に母親が親権を獲得するケースが多いのです。

親権の決め方|裁判所の基準とは?

親権というのは一体どのように決められるのでしょうか?

家庭裁判所では離婚後の親権を決めるときに、大きくは以下のような事情を考慮して親権者を決定することになっています。

・経済力や生活状況
・子供への愛情
・子供が10歳以上15歳未満の場合は子供自身の意思

離婚の原因を作ったかどうかは直接は関係ないとされるので、妻の不貞が離婚原因であっても親権者を決める最大の判断は子供の福祉です。

親権者を決める時の裁判所の基準について詳しくは【離婚裁判で親権を争うことになったら】知っておきたい裁判所の基準とは?を参考にしてください。

父親が親権を獲得するポイント

母親が子供に暴力をふるっていた、子供に料理を作らなかったなど子供の成長を妨げるような原因が妻にあれば、親権が夫側に渡る可能性も十分考えられます。
 
父親が親権を獲得するためには、これまで家事をやってきたかどうか・子供と多くの時間を共有してきたかどうかなどに加え、これから子供に対してどれだけ愛情を注げるのかということもポイントとなります。
 
現在仕事で忙しく、あまり子供のために時間を裂けないようなら、働き方を変えたり転職を考えるなどして、子供と一緒に過ごせる時間を増やすことを考えましょう。フレックス制に働き方を変えることで子育てに対する誠意を示し、父親に親権が認められたケースもあります。
 
また、子育てを手伝ってくれる協力者の存在(両親など)も父親が親権を獲得する上で重要なポイントとなります。
 
父親が親権を獲得する時のポイントについて詳しくは離婚後に父親が親権を得るために必要なこと〜親権者争いで勝つためには〜を参考にしてください。

妻の不貞が原因で離婚するときの注意点(3)   不貞行為の証拠

妻の不貞が原因で離婚するときは、離婚を有利に進めるために不貞行為を証明するための充分な証拠が必要になります。 

離婚を有利に進めるには不貞行為の証拠が必要

妻の不貞行為が発覚し離婚に踏み切る場合、その後の展開を有利に進めるためには、不貞行為を証明できる証拠が必ず必要となります。

客観的に不貞行為があったことを証明できなければ、妻の方も不貞行為を認めないでしょうし、慰謝料の支払いにも応じてくれないかもしれません。

さらに、離婚協議がこじれて裁判になった時には、しっかりとした不貞行為の証拠がなければ、離婚理由として認められない可能性もありますし希望通りの慰謝料の支払いを命じることはまず難しいでしょう。

では客観的に不貞行為を証明できる証拠とはどのようなものなのでしょうか?

もっとも分かりやすい例がラブホテルから二人で出てくる写真です。

不貞行為を証明すると言っても、行為そのものを記録するというのはやはり困難ですから、入る目的がセックスであるラブホテルにある程度の時間滞在し、2人で出てきたのなら性交渉があったと客観的に見て証明できるというわけです。

 不貞行為の証拠として認められないもの

ラブホテルから出てくる写真についてお話しましたが、それ以外のものでは認められないのでしょうか?
 
浮気の証拠というと
  • 妻と浮気相手との携帯メールでのやり取り
  • 2人で仲が良さそうに歩いている写真
などがあれば良いと思っている人も多いですが、これらは不貞行為の証拠としては認められません。
 
さらに、ビジネスホテルに二人で泊まった記録があったとしても、本当に二人で宿泊しただけかもしれませんし、「何もなかった」と言われてしまえばそれまでです。

全くないよりはマシですが、性行為があったかどうかを客観的に・確実に証明することができなければ証明力のある証拠にはなりませんので、証拠を集めるときは法的に認められるものを集めるようにしましょう。

不貞行為の調査は探偵事務所に依頼

このように妻の不貞行為を証明するのは意外とハードルが高いです。

妻の不貞の証拠を自分自身で掴むのは簡単なことではありません。

携帯のメールをチェックするぐらいなら難しくありませんが、浮気調査の尾行には高度な技術が必要ですし、場合によっては違法行為に足を突っ込んでしまうかもしれません。
 
もしあなたが浮気調査をしていることが妻にバレたら、その時点で警戒心が強まり、その後証拠を集めるのが困難になります。
 
ですから、浮気調査を自分自身で行うのはリスクがあるとも言えます。
 
妻の不貞行為の証拠を手に入れたいのであれば探偵事務所に依頼するというのが確実です。
 
妻の不貞が原因でもう離婚を決意しているというのであれば、確実な証拠を掴むためにも探偵事務所に依頼してみることをおすすめします。
 
もちろん探偵事務所への調査依頼には決して安くないお金がかかります。
 
なので依頼する探偵はなるべく自分にあった優良な探偵を選びたいところです。高い金額だけとってほとんど調査をしない・・なんて悪徳探偵も中には存在します。
 
探偵無料診断を行なっているウェブサイトもあるので、まずはそちらから利用してみるのも良いでしょう。
 
探偵さがしのタントくん

離婚後に備えて家事にも慣れておきましょう

 
離婚したあとに実家に帰るのであればいいですが、一人暮らしをするのであれば、自分で家事をしなければならなくなります。
 
仕事と家事の両立は思っている以上に大変なので、離婚する前から必要最低限のことだけで良いので、身の回りの家事を行って慣れておくようにしましょう。

離婚後に家事をしてくれる妻はもういないのですから。
 
家事に慣れておくことで、妻の不貞に気づいてはいるけどなかなか離婚に踏み切れない、そんな気持ちを後押ししてくれることもあるかもしれませんよ。

妻の不貞が原因で離婚する際の注意点とは?|お金・親権・証拠の3つからみる注意すべきポイントのまとめ


信じていた妻が不貞行為をしたことで離婚することになれば誰だって辛いですよね。

妻が浮気をするとは思っていなかった…という人が多いようですが、妻の不貞による離婚は年々増えており、誰だって可能性があることです。

離婚をするにしても、慰謝料をもらうにしても、そのための知識と不貞行為の証拠が必要になります。
 
離婚を有利に進めたいなら探偵事務所に調査を依頼することをおすすめします。まずは相談だけでも気軽にしてみましょう。

どのような選択をすることになっても焦らずに後悔しないような決断が出来ることを願っています。
 
探偵さがしのタントくん
この記事の作成者

ジコナラ編集部