結婚前の浮気で慰謝料請求できる場合があります!〜夫婦じゃなくても浮気はいけません〜

結婚前に浮気をしてしまう人は少なくありません。結婚前の幸せな時期になぜ浮気が出来るのでしょうか。結婚前に浮気をしてしまう人の心理、もし浮気をしてしまったもしくはされてしまった時に起こるリスクや問題点をこの記事ではご紹介したいと思います。

目次

結婚前に浮気されたら何が問題になるの?

 
結婚前に浮気が発覚することでどのような問題が生じるのでしょうか。
 
結婚前といっても入籍や結納をしたかどうか等によって問題となる点は変わってきます。

なぜ結婚前に浮気してしまうのか?

 
大好きな相手との結婚が決まって、これから幸せな新婚生活が始まるという時に浮気をしてしまうのにはどのような理由があるのでしょうか。

結婚前に浮気する理由(1 )結婚に対する漠然とした不安〜マリッジッブルー

マリッジブルーといえば女性に使われるイメージがありますが、最近では男性も結婚式前に急に漠然とした不安に襲われてしまうことがあります。
 
女性の場合は「この人が結婚相手で本当にいいのか」という思いから、男性は「結婚したら独身時代のような自由がなくなる」という思いから、マリッジブルーが原因で浮気に走ってしまうケースです。

結婚前に浮気する理由(2) 結婚前の最後の楽しみ?

結婚後の不倫は慰謝料を請求されたり、社会的立場にも影響が出るため、独身時代よりもリスクが高いことは皆さんご存知のはずです。
 
そのため、結婚をする前に遊ぼうとする人がいます。
 
一夜限りで終わる人もいますが、中にはそのままずるずると関係が続いてしまうこともあります。

結婚前に浮気する理由(3) そもそも結婚する気がないから

結婚を決めたにも関わらず結婚する気がなくなる、というのもびっくりですが、実はこのケース少なくはないんです。
 
結婚が決まって、新居や結婚式、新婚旅行等お金が関わる決め事が進んで行くにつれて急に不安になったり、ケンカが多くなったりするのはよくある話です。
 
また、親に結婚を反対されたりと、様々な事情で結婚する気持ちが消え、浮気に走ってしまいます。

結婚前に浮気されたら慰謝料は取れるのか?

 
法律では婚姻関係を結んでいる夫婦であれば、慰謝料の請求は可能です。
 
しかしまだ婚姻関係を結んでおらず浮気された場合に慰謝料が発生する事例はとても少なくなります。

 夫婦の義務がないので基本的に難しい

結婚している夫婦には当然夫婦の義務があります。加えて配偶者以外の異性と性行為をすることは不貞行為という不法行為にあたりますから、精神的苦痛を受けたことを理由に慰謝料の請求が可能です。

しかし婚姻関係がない場合は夫婦間の義務はない上に、基本的に恋愛は自由という考えに基づいて法律も定められていないため、基本的に慰謝料請求は難しいことになります。

婚約破棄や内縁関係にあたる場合は請求可能

結婚前でも婚約をしている状態であれば婚約破棄という形で慰謝料の請求が可能です。
 
また、内縁と言って婚姻届を提出していないけど夫婦として実体がある関係であれば、夫婦と同じ義務が発生すると考えられますので、慰謝料の請求が可能です。
 
浮気以外では、ストーカーの被害にあっていたりして何らかの権利侵害があった場合も慰謝料を請求できる可能性があります。

結婚前の浮気で慰謝料請求できるケース(1)婚約破棄にあたるとき

 
相手の浮気が原因で婚約破棄となった場合、ある条件下でないと慰謝料の請求は難しくなります。
 
その条件とは一体どのような内容なのでしょうか。

婚約破棄で慰謝料請求できる条件

婚約破棄されて相手に慰謝料を請求するには
 
  • 婚約があること
  • 婚約破棄の正当事由がないこと
が条件となります。
 
婚約破棄について詳しくは婚約破棄で慰謝料って請求できるの?請求額の相場と手続方法を参考にしてください。

婚約破棄が認められる正当事由とは

婚約破棄は、正当な事由がある時には契約違反とはならないため、慰謝料の請求もできません。
 
婚約破棄をするにあたって正当な事由として次のような内容が挙げられます。
 
・相手に不貞行為があった
・暴力行為や侮辱発言があった
・社会的違反行為を行った
・結婚式や新婚旅行の日程を理由もなく延期された
 
特に多いのが相手の不貞行為です。
 
不貞行為は自分以外の人間と性的関係があったかどうかが重要なため、それを証言できる証拠集めをしましょう。
 
しかし浮気が事実であってもメールや食事だけでは不貞行為と認められないため注意が必要です。

婚約破棄の慰謝料の金額

婚約破棄で生じる慰謝料の相場は一般的に50万円~200万円と言われています。
 
法律で金額が明確に定められているわけではありませんので、婚約期間、相手の収入や社会的地位、婚約破棄の理由等の情報を加味した上で総合的に金額が決定します。
 
また、慰謝料は精神的苦痛に対しての損害賠償のため、それ以外に結婚式や結納等のお金を払ってしまっている場合は、その負担も負わせることは可能です。 

結婚前の浮気で慰謝料請求できるケース(2)内縁の夫婦の場合

 
内縁関係というのは皆さんあまり聞かないと思いますが、普通に婚姻を結んだ夫婦とは違うため、まずは内縁についてしっかりご説明したいと思います。

内縁の夫婦とは?

内縁の夫婦とは、事実上は夫婦の関係があり普通の夫婦生活を送っていながら、婚姻届を提出していない男女の関係のことです。
 
内縁の夫婦と認められれば、法律上では同居・協力・扶助の義務に加えて、財産分与や貞操義務等の一般的な夫婦と同じような義務が与えられます。
 
内縁関係の条件には「一緒に暮らしていること」「双方に婚姻の意思があること」の2つが必要です。

結婚している夫婦と同じようにに慰謝料請求ができる

内縁の夫婦は法律上は婚姻の約束を行ってないですが、夫婦と同じような共同生活を営んでいるため、夫婦の義務も結婚している夫婦と同様に存在します。
 
そのため、慰謝料を請求するにあたって、不法行為による精神的苦痛が認められれば支払いは成立します。

内縁解消での金銭の支払いも

内縁関係を理由もなく解消する場合は、法律上の違反のため、損害賠償を請求できる可能性があります。
 
上記の婚約破棄の正当事由を参考にして頂ければいいのですが、もちろん、相手の不貞行為が判明した場合も、慰謝料の請求は可能です。 

結婚前に浮気されて慰謝料を請求する際のポイント

 
これから幸せな結婚生活が始まる、という時の浮気は当然許し難いものです。
 
必ず慰謝料を取りたいという方、請求時のポイントをしっかり覚えておきましょう。

不貞行為の証拠を集めましょう

不貞行為の事実が認められれば慰謝料を請求できる確率は高くなります。
 
証拠がなく口頭で供述をするだけでは、相手が「そんな事実ない」と言えば、そこから反論出来なくなってしまいます。
 
そのため、明確な証拠として有効なのが、ラブホテルに出入りする写真です。
 
また、相手が浮気の事実を認めた音声テープや念書等も証拠として認められる可能性もあるため、浮気発覚後はまず証拠集めから始めて下さい。
 
自分で調査するのが難しい場合は未婚の場合出会っても探偵事務所に相談することをおすすめします。自分にあった探偵事務所を見つけましょう。

探偵さがしのタントくん

結婚の準備にかかったお金の領収書はとっておきましょう

婚約破棄が認められた場合、物的な損害費用も相手に請求することが出来ます。
 
例えば「結納費用」「新居での家具や入居費用」「結婚式、新婚旅行のキャンセル費用」等、結婚に向けての準備の中で発生した費用のことです。
 
そのため、明確な金額が分かる書類や領収書は捨てずにとっておくといいですね。

離婚問題に強い弁護士に相談しましょう

慰謝料を請求する場合、当事者だけでは金額の決定や取り決めをすることは大変困難な上に、後々のトラブルに繋がりかねません。
 
そのため、法律に関わる問題は、まず弁護士に相談しましょう。
 
弁護士の中でも得意、不得意な分野があるため、離婚問題に強く、過去に様々な実績があると安心して任せられますね。
 

結婚前の大切な時期に浮気させないための対策

 
 浮気をされてしまった後の対処も大切ですが、まずは結婚前に浮気をしないことが一番大切ですよね。
 
「自分たちは大丈夫」と思っている人もご覧下さい。

結婚前に浮気させないための対策(1) 両親と話す時間を作る

お互いの両親との関係を結婚前に強固にしておくことが大切です。
 
浮気防止のためにも、相手が自分の親と話す時間をたくさん作ることで、義理の両親との仲が深まり浮気をしにくい環境を作ります。
 
もちろん自分も相手の親との仲を深めて、万が一婚約相手が浮気をした時に相談できる間柄になっておきましょう。

結婚前に浮気させないための対策(1) 付き合った頃と同じように接することを心がける

相手と婚約関係を結んだことで、「離れていくことはないだろう」と安心して急に態度を変えたり、扱いが雑になってしまっては問題です。
 
自分の接し方の変化が原因で、浮気をされてしまうということも考えられます。
 
相手も付き合っていた頃の自分と結婚を決めてくれているのですから、同じような接し方を心がけましょう。

結婚前でも浮気されたら慰謝料請求できる場合があります!のまとめ

 
大好きな相手との結婚が決まり、これから結婚式や新婚旅行、新生活が始まろうとする中での相手の突然の浮気。
 
天国から地獄に一気に落とされた気分ですよね。
 
相手から精神的苦痛に対する慰謝料を請求したいという気持ちはあって当然です。
 
しかし、慰謝料となると法律が関わってくるため、自分1人で動くのはおすすめしません。
 
下手に動いたことで慰謝料が貰えなくなるケースもあります。
 
そのため相手の浮気が発覚したら、まずは離婚や婚約破棄の問題に強い弁護士に相談依頼をしましょう。
 
過去の事例から、一番適切な提案をしてくれるはずですよ。
この記事の作成者

ジコナラ編集部