架空請求の対処法・実態・法律をわかりやすく説明

架空請求の対処法、ご存知ですか?架空請求とは、「身に覚えのない請求」・「記憶のない事柄を理由にする請求」・「見たことも会ったこともない人からの請求」・「何ら契約していない会社からの請求」のことを指します。 迷惑メールでよく見かけることはあるかと思いますが、絶対に支払ってはいけません!

目次

架空請求とは、「身に覚えのない請求」・「記憶のない事柄を理由にする請求」・「見たことも会ったこともない人からの請求」・「何ら契約していない会社からの請求」のことを指します。

迷惑メールでよく見かけることはあるかと思いますが、絶対に支払ってはいけません!

このようにワンクリックだけでも、架空請求が止まらないことがあります。決して身に覚えのない請求を訴えるメールのリンクを開いてはいけません!

ここではそんな架空請求の対処法・実態・方法・をわかりやすくお伝えします。

架空請求業者の手口のパターンとは?

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実際に架空請求業者はどのような手口でアプローチしてくるパターンがあるのでしょうか。事前にパターンを把握することで、架空請求の被害にあうリスクを下げましょう。

よくある架空請求の内容

【ワンクリック詐欺】
・よくわからないメールが来た時にリンクを押してしまい発生。
・動画サイトのバナー広告をクリックしてしまい、請求画面から離れられない。

【アダルト動画・出会い系サイトに関わる請求】
・18歳以上というボタンをクリックしたとたん勝手に登録され、請求が発生。
・スマホのシャッター音が鳴り、勝手に会員登録された。

【有料サイト利用料の請求】
・競馬、パチンコなどの必勝サイトが無料だと思っていたら有料だった。

【電子通信料の請求】
・見知らぬスマホの利用料がメールで請求されている。
など、これら以外にも様々な内容で見知らぬ請求を当事者が「払わないといけないのかも。。!」と、心配になるような文脈・ワードと共に送りつけてきます。

よくある架空請求の方法

・電子メール
・SMS
・電話
・PCの画面をハッキングし、請求書が消えないようにする
・封書
・葉書
・司法制度を利用した請求

など、実際に対面で請求を訴えるようなことは少ないですが、電話で架空の請求を訴えられることはあります。
その場合焦ってしまう方が多いですが、落ち着いて正しい判断をしましょう。
次に、そういった出来事に出会った場合の架空請求の対処法を解説します。

架空請求が来た場合の対処法

http://www.nagano-shohi.net/akushitsu/kaku-seikyu.html
出典:http://www.nagano-shohi.net/akushitsu/kaku-seikyu.html

こういったアナログでの請求書が来た場合、

http://www.nagano-shohi.net/akushitsu/kaku-seikyu.html
出典:http://www.nagano-shohi.net/akushitsu/kaku-seikyu.html

こういったオンラインでの請求が来た場合、

どちらも基本的には無視しましょう。

何かをクリックし、「会員登録が完了しました。」というメッセージが表示されても、法律上、契約が成立するためには「申込み」と「承諾」の二つの意思表示が合致してないといけません。

相手の「申込み」自体が存在せず、ボタンをクリックしたのみでは、承諾する余地もなく有効にはなりません。

無視することが架空請求への一番の対処法です。

架空請求業者への間違った架空請求の対処法

・請求内容を本当の請求なのか確認せずに騙されてそのまま支払う。
・契約していないことを架空請求業者に一応伝えておくため連絡する。
・面倒くさいから、覚えがなくても支払う。
・面倒なのでテキトーに「後で支払う」と言った約束を交わす。

などがあります。

折り返し架空請求業者に連絡をすると、電話番号、住所、名前などの個人情報を聞き出されて情報流出する場合があります。

また、疑わずにお金を支払ってしまうと、「この人は騙される人」という認識を架空請求業者に持たれ、ターゲットリストに入ってしまう場合もあります。

約束をしてしまうと、その約束の記録をとられ、それを証拠にしつこく請求してくる場合があります。

面倒に巻き込まれたくない。という心理が付け目です。徹底的に無視・放置しましょう。

架空請求業者に間違えて応えてしまった場合の架空請求の対処法

万が一無視できずに、架空請求業者に対応してしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?ここでは実際に架空請求業者に応えてしまった場合の架空請求の対処法をご紹介します。

『メールで相手に連絡をしてしまった場合』

メールで何かの間違いだと抗議のメールや退会要請のメールを送ると、相手はそのメールを便りにメールアドレスが知れてしまいます。

1.パソコンをウィルス、スパイウェアのスキャン及び削除

2.それ以降の見知らぬメールをのリンク先をクリックしない

3.届いたメールを削除するか、いざ戦うための材料としてメールを保存する

4.国民生活消費者センターに連絡や相談する

5.金銭的被害などがあれば警察に被害届けを出す。

6.最終手段としてメールアドレスの変更

『怪しい電話が来るようになった場合』

1.録音できる電話を用意して録音する

2.脅迫、恫喝的な言動があれば警察に提出(弁護士に立ち会って貰うと良い)

3.内容をメモするのも効果ありです。(これも証拠となります。)

4.執拗なく電話が掛かってきても毅然と立ち向かう事(こちらは何も悪くない)

5.国民生活消費者センターに連絡や相談する

6.金銭的被害などがあれば警察に被害届けを出す。

7.電話の着信拒否や電話番号の変更

『万一契約が成立した,そして契約が無効じゃなく有効だった場合』

これは

民法96条
詐欺又は脅迫による意思表示は,取り消すことができる。
2項3項略

の法律により取り消しが可能です。

『実際に架空請求業者に支払ってしまい、お金を取り戻したい場合』

この場合、取り戻しは可能です。

民法703条
法律上の原因なく他人の財産又は労務によって利益を受け,そのために他人に損失を及ぼした者は,その利益の損する限度において,これを返還する義務を負う。

民法704条
悪意の受益者は,その受けた利益に利息を付して返還しなければならない。この場合において,なお損害があるときは,その賠償の責任を負う。

ですが、業者側も何かと理由をつけてくるので大変になってきます。
支払わないことを心がけましょう。

裁判所から封書が来た場合の架空請求の対処法

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架空請求業者が、裁判所経由で請求書を送りつけてきた場合無視してはいけません。業者側が司法制度を利用しているのです。

もし、それを放置してしまうと裁判に負けてしまい架空の請求も支払わなければいけなくなる場合があります。

裁判所の封筒の特徴は、
⑴差出人が裁判所からになっている。
⑵封筒の表面に必ず「特別送達」という表記があること。
⑶書留で送られてくる。ポストに投函されることは100%ありません。

送られてきた封筒の中を確認し、本当に架空請求だったか、支払いを忘れていただけなのか確認し、本当に必要だった支払いの場合は直ちに支払い、身に覚えのない請求に関しては、そのことをしっかり記入しましょう。

自分で解決しようとせずに、司法書士や弁護士などの専門家に相談することが大事です。

架空請求にあわないためには?

インターネットでのトラブル防止は特に難しいことではありません。

「不審なメールやWEBサイトは開かない」
「完全無料や手軽な儲け話等は鵜呑みにしない」
「利用規約や注意事項、契約条件等を必ず全て確認し、理解をする」
「不当な請求や契約を求められた場合、返信などはせずにまず公的機関へ相談する」

なるべくインターネットでのトラブルには気をつけて自己防衛をしましょう。
万が一、架空請求が来ても焦らずに落ちついて正しい対応をしましょう。

この記事の作成者

ジコナラ編集部