モラハラ妻との離婚は可能?〜夫が知っておくべき対処法や離婚方法について〜

モラハラ妻との離婚、、、帰宅すると妻の愚痴や溜息にうんざり。精神的にも参っている。そんな人はいませんか。実はこの精神的な圧迫行為、実は立派にモラハラこと「モラルハラスメント」に該当するのです。世の中DVが有名ではありますが、モラルハラスメントだって辛いもの。今回は「モラハラ」と「離婚」について考えてみましょう。

目次

モラハラ妻に悩んでませんか?

 

モラハラとは「モラルハラスメント」の略です。「DV」がドメスティックハラメントという家庭内の直接的な暴力を意味するのに対し、モラハラは言葉による精神的な暴力であり、精神的な圧迫感を与えることをいいます。

もちろん例え家族であっても、言葉により相手を貶めて心を傷つけることをしていいわけではありません。モラハラをする妻との離婚は認められる可能性が高いのです。

【モラハラ妻との離婚に関する疑問】モラハラってなに?

 

実際にモラハラによる離婚は増えており、司法統計2014によると「精神的に虐待する」の項目で離婚した割合は、男で18パーセント、女で24パーセントという結果になっています。

結婚生活の中で相手から精神的な暴力を受けて離婚を決意する割り合いは、女性だけでなく男性もけっこう多いということです。

DVが離婚原因になるのは女性が圧倒的に多いですが、妻のモラハラが原因で離婚するのは男性もかなりの数に上っています。

【モラハラ妻との離婚に関する疑問】こんなことはモラハラ!

  
では、具体的にモラハラとはどんな事柄を指すのでしょうか。精神的に傷つける、貶めるとは、どんなことを意味するのでしょう。モラハラの代表事例を見ていきましょう。

モラハラ妻の特徴① ことあるごとに悪口を言ってくる

モラハラの具体的な事例として代表的なものは悪口です。わざと聞こえるように悪口を言われたり、子供に悪口を吹き込まれたりすることは妻からのモラハラに該当する可能性が高いです。

モラハラ妻の特徴② 人格を否定してくる

また、夫の人格を攻撃するのもモラハラの代表例です。「あなたのこういうところが駄目」「だからあなたは」といった言葉は、例え家族の言葉であっても苦痛ですよね。もちろん、してはいけないことなのです。

モラハラ妻の特徴③ 話しかけてても無視

この他に、話しかけても無視することもモラハラの特徴。忙しくて聞こえていないわけではなく、側で普通に話しかけても返事すらなく、時に「はあ」と溜息をわざとらしくつき、話しかけるなオーラまで出している。これも十分モラハラに該当するのです。

【モラハラ妻との離婚に関する疑問】克服するにはどうしたらいいのか

 
 

モラハラ妻にモラハラを自覚させるにはどうすればいいでしょう。いきなり離婚を切り出す方がいいのでしょうか。

モラハラは無自覚にしていることがあります。自覚してもらうことでモラハラ妻のモラハラが収まる可能性もありますから、離婚の前にまずは「モラハラはいけないのだという信号を出す」ことからはじめてみましょう

モラハラ妻の対処法① 本人にモラハラしていることを自覚させてみる

まずはモラハラを行っている妻本人に自分のしていることはモラハラであるということをきちんと理解させることが重要です。目には目をというわけではありませんが、溜息をつかれたら同じように溜息をついて、どれだけ精神的な負担が大きいかわかってもらうのはどうでしょう。
 
また、きちんと話をわかってくれそうな妻であれば、本人がいつの間にかモラハラ妻になっていること、辛くて離婚まで考えたことを伝えましょう。もしわかってくれるならやり直すことだって可能なはずです。

モラハラ妻の対処法② ストレスのはけ口を見つける

モラハラをしていることを妻にわからせることだけが方法ではありません。妻がモラハラに走るのはストレスが原因という可能性も考えられます。急に転勤があり、知らない土地に一人になってしまって、夫は仕事ばかり。こんなことはありませんか?
 
妻に習い事を勧めるなど、精神的なストレスのはけ口を提示することで妻のモラハラが収まることもあるようです。もし妻のストレスが原因であれば、はけ口を見つけることで離婚やモラハラを回避できることもあります。

モラハラ妻の対処法③ カウンセラーなどに相談に行く

カウンセラーなどに相談に行くのも一つの方法です。自分の苦しい内心をカウンセラーに聞いてもらうだけでも妻のモラハラに対して余裕が出て、有効な話し合いの場を持てるかもしれません。
 
また、モラハラに有効な対策法をカウンセラーに相談するのもいいでしょう。
 
また、カウンセラー以外にも、法テラスに相談することによって手続き的なアドバイスがもらえることもあります。

【モラハラ妻との離婚に関する疑問】やっぱり離婚したい!でもモラハラで離婚できるの?

 

モラハラ妻に自覚させても無理だったという場合は、最終的に離婚することになるでしょう。

また、モラハラ妻 のモラハラの程度が酷く精神的に参っているという場合も、早めの離婚を考えた方がよさそうです。

結論:出来る場合が多い

もちろんモラハラ妻が原因で離婚は可能ですただし、相手が「いいよ」と離婚に納得してくれればいいですが、離婚話が難航してしまう可能性が考えられます。
 
モラハラ妻との離婚のためには、いくつか知っておくべきポイントや注意事項があるのです。
 

度を越したモラハラであれば、話し合いで合意できなくても裁判で離婚可能

離婚で揉めると最終的に裁判所で決着をつけることになります。裁判所に認めてもらうことができればモラハラをしている妻との合意無しで離婚をすることは可能です。
ただし、離婚が認められるためには民法の離婚理由がないと難しいのが基本です。モラハラでの離婚の場合は特に「その他婚姻を継続し難い重大な事由」に該当するかが重要になります。

ポイントは夫婦関係が破綻していることを主張すること!

離婚裁判ではモラハラそれ自体が離婚理由として認められるわけではなく、それによって夫婦関係がもう修復不可能なほどまでに破綻してしまっていることが条件になります。
 
そして、裁判ではそれを証明するための証拠が必要になります。
 
長期間の別居は夫婦関係破綻の一つの例ですが、いつから別居が始まってもう何年別居中だ、というような、はっきりとした証拠を用意しましょう。
 
妻の暴言を録音したり、毎日妻のモラハラについての日記を書くことも重要な証拠になります。
 

【モラハラ妻との離婚に関する疑問】慰謝料は取れる?

 
離婚が認められることも重要ですが、モラハラは根本的に「してはいけないこと」です。離婚を決意した場合は、離婚だけでなく慰謝料の請求も視野に入れて準備を進めましょう。
 
しかし、そもそも、モラハラでの離婚で慰謝料請求は可能なのでしょうか?

結論:取ることが出来る場合もある

一般的にモラハラは慰謝料の請求が可能です。主張によっては慰謝料をモラハラ妻に支払わせることができるのです。
 
ですがその場合は精神的損害の度合いがかなり大きいことを客観的に証明しなければなりません。
 
ですから、それが原因で心療内科で診断を受けた際の診断書や、妻が自分にひどいことを言い続けているのを録音したテープなど、精神的損害の度合いが大きく、賠償の責任があることを客観的に証明する証拠を用意することが肝心です。

裁判では、裁判官の主観が入るため取れないことも・・・

裁判で慰謝料の請求を認めるかどうかは最終的に裁判所が判断することです。ただし裁判官の主観が反映されるため、絶対に請求が認められるわけではありません。
 
まずは一度離婚問題に強い弁護士に相談してみましょう。

モラハラ妻との離婚は可能?〜夫が知っておくべき対処法や離婚方法について〜のまとめ

 
 
  

モラハラ妻と離婚するにしても「毎日愚痴が酷い!」「精神的に参っている」だけではなかなかモラハラ妻との離婚が認められないようです。

どうしてもモラハラ妻との離婚を望むなら、やはり離婚に精通している弁護士に相談するのが一番ではないでしょうか。

また、最終的に財産分与や慰謝料で揉めてしまう可能性があります。これ以上、精神的な負担を増やしたくはないですよね。

モラハラ妻との離婚に強い弁護士があなたの強い味方になってくれます。心のうちを安心して相談してください。

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この記事の作成者

ジコナラ編集部