【妻が潔癖症すぎて離婚したい?】離婚する前に考えて欲しい!「潔癖症」のこと

妻が潔癖症すぎて離婚したい、、。結婚したからには幸せな結婚生活を送りたい、というのは誰しもが思うことです。しかし、自分が思い描いていた夫婦生活というのは難しいもので、例えば妻が極度の潔癖症だったらどうでしょうか。中には嫌気がさして離婚を考えている方もいるはずです。そもそも妻の潔癖症が原因で離婚は出来るのでしょうか、、、。

目次

潔癖症の妻が離婚したいほどつらいですか?

 


まずは一度考えてみて下さい。本当に妻との離婚を考える程、潔癖症が辛いのでしょうか?

今後、夫婦生活を続けていくのも困難な程で、改善の余地はないのでしょうか。

潔癖症って何?キレイ好きとは違うの?

 
潔癖症というワードはよく聞くと思いますが、キレイ好きと潔癖症の境界線を考えたことはありますか?

実際、潔癖症とはどのような人のことを指すのでしょうか。

潔癖症とは

潔癖症とは、汚れを過剰に気にしたり、目には見えない細菌やウイルスに対する嫌悪感が非常に強く病気になることを恐れているという症状をいいます。

汚れに汚染されるのではないかと、日常的に不安に駆られているため重度の潔癖症の方だと外出も出来なくなってしまうこともあります。

単なる綺麗好きとは違います

潔癖症とキレイ好きの違いを簡単に説明すると、キレイ好きの人は掃除を好きでやっていますが、潔癖症と言われる人は常に菌に汚染されるのを恐れて除菌しなければいけないという、強迫観念に襲われている状態なんです。

そのためキレイ好きと潔癖症では汚れに対する考え方が根本的に違うといえますね。

強迫性障害(不潔恐怖症)

潔癖症とは病名ではなく、強迫性障害の「不潔恐怖症」と言います。

強迫性障害という病気は、自分の意に反して、不快・不安な考えが出てきて自分では抑えることの出来ない精神疾患の一つです。

気になったことが頭から離れず、繰り返し同じことを考えてしまいます。不潔恐怖症はそれが汚れに対して起こる障害です。

妻の潔癖症で離婚まで考えたエピソード

 
妻の潔癖症が原因で離婚を考えるまでの行動とはどれ程のものなのでしょうか、、、。

潔癖症のエピソードも踏まえてお話ししたいと思います。

妻の潔癖症で離婚まで考えたエピソード① 帰宅すると全部着替えさせられて風呂へ直行

自宅へ帰ると、玄関に上がる前に靴下から全て着替えが必要で、汚れた恰好で家に上がることは一切禁止でした。

そしてカバンや上着も全て決められた場所へ戻し、すぐにお風呂でキレイに身体を洗うことが妻とのルールとなっていたんです。

妻の潔癖症で離婚まで考えたエピソード② 休みの日は外出をしない

せっかくの休日ですが、外へ出ることは一切禁止されています。外で運動をしたり汚れるような場所に行くわけでもありませんが、「外出=汚れる」という概念があるため、「汚れるなら家にいた方がいい」という考えに陥ってしまったんです。

そのため家族が揃う休日にも関わらず、自宅にいなければいけません。

妻の潔癖症で離婚まで考えピソード③ 夫・子供が歩いた後すぐに除菌

自宅で裸足、靴下、スリッパ関わらず、家族が歩いた後に妻が必ず除菌シートで除菌をしていました。

いくら外に出ていないキレイな靴下でも歩き回っただけで、家の中が菌に汚染されてします、という意識があったようです。

ある芸能人も「菌は足から入ってくる」と言っていましたが、妻も同じ考えだったようです。

妻の潔癖症で離婚まで考えたエピソード④他人の手料理が一切食べられない

外食に行ってもホテルやレストラン等での食事は出来ますが、個人店や屋台では一切食事が出来ない程の潔癖症でした。

その中でも鍋や焼肉等、みんなで同じものを食べるということ行為が一番嫌だったそうで、自宅の食卓に上がることもありませんでした。

他人の手料理等もっての他で、ホームパーティを開催しても一切手を付けることはありませんでした。

妻の潔癖症で離婚まで考えたエピソード⑤子育ての仕方が異常

子供に対しての叱り方、教育の仕方も異常でした。

まだ2歳くらいの子供のトイレに対するしつけが異常で、お漏らしをしようものなら30分以上罵声を浴びせることは日常茶飯事でした。

また、買ってきたおもちゃや幼稚園で作ってきたものは除菌してからでないと家に持ち込むことは出来ませんでした。

公園での砂遊び等汚れる遊びは一切禁じていました。
 

潔癖症の妻と離婚しないためにできること

 
潔癖症の妻とのエピソードを見ると、離婚しない限り現状から解放されるのは難しいようにも思えますが、離婚を避けるために何か対処方法はあるのでしょうか。 

精神的な負担を減らす

  潔癖症の人は「出来ることなら治したい」と思っている方がほとんどです。

夫婦の愛情があれば、徐々にですが治すことも可能です。

その対処法とは、妻の負担を減らしてあげることです。潔癖症というのは精神的な負担から症状が出てしまうこともあり、それが結婚や出産がきっかけの場合もあるんです。

そのため、もし家事や育児を全て妻に任せっきりな場合は、積極的に手伝ってあげて下さい。

「家事を頑張るから信頼してほしい」と伝えてみて下さい。まずはしっかり話し合ってストレスを減らしてあげましょう。

潔癖症の妻の先回りをする

少し大変かもしれませんが、潔癖症の妻がいつもしている除菌等を先回りしてやってあげてみて下さい。

例えば、帰宅後は部屋の中を除菌するのが日課になっていたのであれば、先にあなたが除菌してあげるんです。

毎日同じように先回りして動いていると、「そんな所までやらなくていいよ」と対応も変わってくるんです。

続けなければ効果はありませんが、この方法で自分を見つめ直してくれれば徐々に改善されるはずです。 

絶対やってはいけないこと

 潔癖症は強迫性障害という病気であることを周りの人が理解をしてあげることが大切です。

本人も好きで潔癖症になったわけではなく強く悩んでいると思うので、「早く治せ」「汚れなんて気のせいだ」「おかしい」等と強く言わないようにしましょう。

自力では治せない上に言葉で追い詰められて、更に悪化してしまう場合もあるんです。

妻の潔癖症は離婚理由になるのか

 
妻の潔癖症が理由で離婚を決意された方が気になるのは、潔癖症が正当な離婚理由になるのか、というところですよね。

状況によって認められない場合もありますので、こちらでご説明致します。 

裁判で離婚が認められるには「離婚理由」が必要

 相手が話し合いで離婚に合意を示さない場合裁判を起こすことが出来ますが、離婚が成立するためには、離婚理由が必要になります。

民法770条で定められた以下の事由に当てはまれば離婚することは基本的には可能となります。

・配偶者に不貞な行為があったとき
・配偶者から悪意で遺棄されたとき(同居・協力・扶助の義務を怠ること)
・配偶者の生死が三年以上明らかでないとき
・配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき
・その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき

「潔癖症」だけでは認められない 

「妻が潔癖症だから離婚したい」という言葉だけで離婚は認められません

潔癖症の人は結構いますので、潔癖症が原因で民法770条の離婚理由に当てはまるようなことが証明できなければいけません。

こんな場合は認められます

 もし、妻の潔癖症が度を過ぎる場合で、その潔癖症が原因で夫婦の生活が破綻しているようであれば、離婚も可能となります。

夫婦生活の破綻と聞くとよく分からないかもしれませんが、例えば「夜の生活を長期間拒否される」「暴言を吐かれたり、暴力を振るうようになる」といったケースです。

【妻が潔癖症すぎて離婚したい?】離婚する前に考えて欲しい!「潔癖症」のことのまとめ

 
潔癖症について詳しくご覧頂きましたがいかがでしたでしょうか。
 
潔癖症というのは本人も自覚をしており、更に「出来ることなら治したい」と思っているケースがほとんどです。そのため、妻の潔癖症だけが原因で離婚を考えている方は、潔癖症を治す試みから始めてみるのもいいかもしれません。
 
しかし潔癖症というのは一種の病気なので、全く治る見込みがなかったり夫婦生活を送るのが難しいと感じた場合はカウンセラーや離婚に強い弁護士に相談してみるのがいいですね。
 
今までの経験に基づいて、今後どのように動けばいいのか最善の提案をしてくれるはずです。

弁護士に相談する

この記事の作成者

ジコナラ編集部