離婚率ってどれくらい?〜意外と知らない離婚の事実とは〜

離婚率って現在の日本ではどれくらいなのでしょうか。「離婚したい」と思っている方はこの離婚率について知りたいですよね。そこで今回は離婚率について詳しく見ていきたいと思います!

目次

離婚率の統計や要因について紹介します!

離婚 

2003年までの日本のでは3組に1組が離婚するという離婚率が約30%という数値が出ていました。

しかし現在の日本は離婚率よりも婚姻件数に問題があります。

離婚率の統計を見ていく中で離婚率とともに、婚姻件数にの減少についても見ていきましょう。

そしてその統計結果となった要因も一緒にご説明したいと思いますので最後までお付き合い下さい!

【離婚率について知りたいこと】(1)離婚率とここ数年の傾向

 
離婚率はここ最近はどのような傾向にあるのでしょうか。

離婚率とはどのようなものかを踏まえてお伝え致します。

徐々に離婚件数は減ってきている

2016年の12月に厚生労働省が発表した人口動態統計を見ると、2016年の離婚件数は21万7000人で率にすると0.17%でした。

これは全人口に対して0.17%の離婚率という見方になります。

2001年は0.23%だった数値が現在は0.17%まで減ってきています

【離婚率について知りたいこと】(2)3人に1人が離婚しているのは事実なのか


皆さんは離婚率と聞くと結婚した夫婦が離婚する割合だとお考えではありませんか?

実際の離婚率の見方をご説明します。

結論|ちょっと違う

2016年の婚姻件数は約60万人で離婚件数は20万件でした。

婚姻件数と離婚件数を単純に比較すると3人に1人が離婚する割合となり、確率はかなり高いようにも見えますが、婚姻件数をしっかり見るとと少し違った結果になります。

1970年頃は100万件を超えていた婚姻件数が40万人も減っているため、離婚が増えたというよりは婚姻件数が減少したため、このような数値が出たといえます。

全体の割合で考えたらそんなに多くない

 離婚率を単純に「ある年に離婚した件数÷ある年に結婚した件数」で計算すると、3人に1人が離婚しているという結果になりますが、この計算方式が少し間違っているのです。

実際は「ある年に離婚した件数÷日本の全人口」という計算方式になり、数値は0.17%と出るため全体から見ると離婚率はそこまで高いわけではないのです。

【離婚率について知りたいこと】(3)アラサーの女性が一番離婚している


離婚率はある年代が急激に増加傾向にあります。

何歳くらいが多くその理由はどのようなものなのでしょうか? 

人口あたりで見ると30〜34歳が離婚のピーク

厚生労働省の離婚件数の年次推移の「年齢階級別離婚率」を見ると、夫婦の同居をやめた時の年齢別の離婚率では、男性・女性ともに30歳~34歳の離婚率が最も高い結果となっています。

現在の平均の婚約年齢が28歳~30歳くらいということから考えると、結婚してから5年程で離婚する夫婦が多いといえますね。
 

考えられる理由(1)経済的に余裕が出てくる

30歳~34歳というと社会的な地位も生まれて、経済的に余裕が出てくるからと考えられます。

それは日本だけではなく、海外では更にこのような傾向にあります。

特に経済的な余裕からの離婚というのは特に女性にいえます。

女性の就労率が高いイギリスでは就労率73.4%で人口1000に対し、婚姻件数4.5件で離婚件数2.0件のため経済的自立での離婚は関連しているといえますね。

考えられる理由(2)生活費を渡されない

離婚理由には様々なりますが、妻側からの離婚理由として多いのが「夫が生活費を渡さない」という内容です。

年々増加傾向にあるこの生活費の問題ですが、昔は妻が家計管理をする家庭が多かったと思いますが、今はそうとはいえません。

妻の収入がない場合、夫は生活費の支払いは義務となります。

しかしそれを支払ってもらえないケースが増えたため離婚に発展してしまいます。  

【離婚率について知りたいこと】(4)18〜19歳が一番離婚しているデータもある


厚生労働省のデータでは、18歳~19歳の離婚が多いというグラフもありますが、これは年齢階級別離婚率ではなく、有配偶離婚率離婚件数の年次推移でみた場合です。

上記のデータは人口全体の割合を見ていましたが、有配偶離婚率は結婚している夫婦全体での割合のデータとなるため異なる結果となっています。

夫婦全体を母数にすると若い人ほど離婚している

厚生労働省の離婚件数の年次推移の「有配偶離婚率」を見ると、男性は20歳~24歳が一番多く、女性は19歳以下が最多という結果が出ています。

男女ともに共通していえることは、歳を重ねていくごとに離婚率は低く、若い人ほど離婚率は高くなります
 

考えられる理由(1)いわゆる「できちゃった婚」が比較的多い

厚生労働省のデータでは15歳~19歳で結婚した人で「できちゃった婚」の割合は81.7%と非常に多い数値が出ています。
 
20歳~24歳になると58.3%、それ以降の年を重ねる程減少傾向にあるため、若い人程できちゃった婚は多いといえます。
 
まだ覚悟がない中での妊娠と結婚故に、離婚も多いのではないでしょうか。

考えられる理由(2)金銭的な余裕がない

15歳~19歳というとまだ社会に出てまだ2,3年しか経っがいないどころか、中には学生の人もおり経済的に余裕のない状態での結婚がほとんどと言えるでしょう。

結婚と妊娠は想像以上にお金がかかります

その知識もなく結婚してしまうと、乗り越えていかなければいけない問題がどんどん露呈してきて、精神的・金銭的に追い詰められて離婚に至ってしまいます。

【離婚率について知りたいこと】(5)熟年離婚について

 
 今度は熟年離婚についてご説明したいと思います。

若い人の離婚理由は想像つく方も多いかもしれませんが、熟年離婚はどのような原因があるのでしょうか?

 突然増えた熟年離婚

熟年離婚とは一般的に結婚して20年以上経つ夫婦の離婚を差します。

2013年に50歳以上の夫婦が離婚した件数は約5万7000件で、40年前と比較すると約10倍も増えています

特に1990年から2000年にかけて2.5倍も増加しています。 

考えられる理由(1)相手の親の介護

結婚相手の親の介護が原因での離婚相談は年々増えています

50歳くらいになると親が70歳~80歳とちょうど介護が必要な年齢になってきます。

もしその時の夫婦生活に何か問題があり、更に相手の親の介護の話も出てくると、精神的に参ってしまって熟年離婚となってしまうのです。

考えられる理由(2)年金分割制度ができた

2007年に年金制度が改正され「年金分割制度」が定められました。

これは熟年離婚をしても夫が積み立ててきた厚生年金を分割して専業主婦の妻も受け取ることができるというものです。

そのため、それまでは老後の生活の不安から、熟年離婚に踏み切れなかった人も多かったと思いますが、老後の生活が保障されて離婚を考える夫婦が増えたことが熟年離婚の増加に繋がります。

離婚率についてさらに知りたい方はこちらの記事も合わせてご覧ください!

離婚率ってどれくらい?〜意外と知らない離婚の事実〜のまとめ

離婚は徐々に減ってきているという結果はみられましたが、その動きは緩やかで未だ年間20万人もの人が離婚をしています。

そもそも結婚する人が減ってきているため、今後の離婚率もどうなるか分かりません。
離婚理由にも理由は様々あると思いますが、離婚を考えている方は一人で抱え込まず、まずは離婚問題に強い弁護士に相談してみましょう

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この記事の作成者

ジコナラ編集部