離婚調停を弁護士に依頼するメリットとは?

離婚調停を弁護士に依頼するメリットについて解説します。なぜ調停で弁護士が必要なのでしょうか?その役割について考えていきましょう!

目次

調停離婚を弁護士に依頼する意味とは?

 

調停離婚とは、夫婦二人だけでは話し合いの折り合いがつかず、第三者を交えて離婚の話し合いを進めようという離婚方法です。

調停離婚には

  • 夫婦二人で話すよりも第三者の一般的な意見を取り入れやすいので、難色を示している相手の気持ちを変えることが出来る
  • 法律は必要ないにしろ一般的な目安として法律問題も引き合いに出して話を進めることが出来る

という特徴があります。

調停は夫婦の話し合いの延長線上にあるので、良い結果を得るにはポイントを押さえておく必要があります。

そんな時に頼りになるのが法律のプロ、離婚問題に詳しい弁護士です。

今回は調停離婚と弁護士についての様々な疑問をご説明していきたいと思います!

離婚調停の際の弁護士の役割とは

 

まず、調停離婚を進める場合、弁護士はどのような役割を持っているのでしょうか。

弁護士がいて助かった!と思える例をご紹介していきます。

離婚調停での弁護士の役割(1) 申立書・その他書面の作成

調停離婚は、まず申し立てる人が家庭裁判所まで出向き、調停の申立書に記入、申し立てを申請します。

もちろん、この他調停が進めば、最終的には書面を作成する場面も出てきます。

そんな時に、あなたは書類作成の自信がありますか?

この書類の書き方ひとつであなたの今後が左右されることにもなるのです。

少しでも自分の思うような離婚に近づけたいのであれば、難しい書類の書き方に詳しい弁護士がいてくれたら安心できますね。

離婚調停での弁護士の役割(2) 調停委員に伝わる陳述書作成のサポート

離婚調停は調停委員をいかに自分に同情させるか、自分寄りな考えで離婚の話を進めてもらうかにかかっています。

このためには、調停委員に事実を伝える陳述書が必要になってきます。陳述書とは、事前に裁判所に提出する、調停で話し合う内容を補完するためのものです。

つまり申立書や調停で話すときに、全てを伝えきれない・書ききれないから陳述書にまとめておきました、読んでくださいねという趣旨のものなのです。

陳述書に書く内容は、離婚調停を起こすに至った経緯・事実をわかりやすくまとめなければなりません。もちろん自分にとって不利になるようなことを書いてもいけません。

はじめての調停ならほとんどの人があがってしまって何を話したか覚えていないという事も多いでしょう。

そんな時に弁護士の先生に陳述書を作成アドバイスしてもらい、それに基づいて話をすれば良いのです。

離婚調停での弁護士の役割(3) 自分の代わりに発言・アドバイスも

調停というのは月に一度、あらかじめ都合のつく日付を前もって打ち合わせしてその日に行われます。

調停は必ず平日の昼間に行われますので、仕事や子供のことでどうしても行けないときもあるでしょう。

そんな時に、弁護士に代理人として調停に行ってもらう事が出来るのです。

自分の意志を伝えてある弁護士ですし、プロですから安心して代理を任せられます。

また、調停に向けてどのような発言をしたら良いのかもアドバイスを貰っておくことも出来ます。

離婚調停での弁護士の役割(4) 裁判になった場合もスムーズに

調停離婚をしようとしたけれど、最後まで話し合いがつかず離婚裁判へ・・・ということになる場合も少なくありまません。

特に慰謝料や財産分与、親権、養育費などお金や子どもに関する問題は、どちらも引かず長引くことが大いに考えられます。

このような離婚問題を抱えている人は、調停離婚ではなくその先の離婚裁判を見据えて、弁護士と二人三脚で離婚を進めていくことをおすすめします。

離婚裁判になってから弁護士を探すよりははるかに効率が良いでしょう。

離婚調停を弁護士に依頼するとかかる費用

 

このように頼りになる弁護士も、プロですから依頼するのにはお金がかかります。

実際に弁護士に依頼した時にどのくらい費用がかかるのか見ていきましょう。

弁護士費用の相場は?  

弁護士にかかる費用は離婚する夫婦の様態によって変わってきます。いわばケースバイケースです。

そのため弁護士費用の相場は必ずしもあなたに当てはまらないと考えた方が良いでしょう。

参考までに、離婚調停を弁護士に依頼する費用は総額で60万円前後となることが多いようです。

ここでは、大まかではありますが、一般的な弁護士費用のお話をしていきます。

相談料

まず、どんな弁護士にお願いする時にも最初は相談をします。

それからお願いしようという話になったら契約に進む・・・という流れなのですが、この相談料も先程もお話したように、初回無料のところがあります。

出来ればこのような初回無料のところでいくつか話を聞いて比較して決めたいですよね。

二回目の相談からは1時間5000円程度のところが多いようです。

5回まで相談無料などという弁護士費用をパック形式にしている事務所もあります。

着手金

調停離婚で弁護士を雇う際に支払う費用としては、その次には着手金になるでしょう。

これはだいたい20万程度になります。

着手金はいわゆるお願いする時に払うお金で、一度支払ったら調停や裁判に負けてしまっても返ってきません。

弁護士をお願いする時に払う、携帯電話の基本料金のようなものと考えれば良いでしょう。

この基本料金に、勝ったらいくら、お金を取れたらいくらという風に加算されていくと考えます。

報酬金

報酬金に対しては、その調停や裁判の内容にもよります。

まず、勝ったら(離婚が成立したら)成功報酬として着手金とほぼ同額程度。

慰謝料や財産分与の額の10%から20%などというように、法律事務所ごとに決められています。

また、親権が取れたらいくら、養育費がもらえたらまたその何割かなど、細かく成功報酬は請求される事になります。

実費・日当・手数料

この他、弁護士の費用としては、調停離婚に代理で出廷してもらったら出張費、交通費などの実費、書類を作成してもらったら書類の作成費用としていくらというように、事務所ごとに金額が決められています

こちらも各事務所ごとに費用が決められているので、依頼する時に確認した方が良いでしょう。

離婚調停を弁護士に依頼した方がよい理由とは?

 

調停離婚を弁護士に頼もうとしたら、結構な費用がかかりそうだと思った人もいるでしょう。

でも、その金額に見合うだけの弁護士に頼むメリットがあるのです。

調停を弁護士に依頼すべき理由(1) 専門的な法律知識と豊富な経験を借りられる

調停離婚をする時に、弁護士に依頼する一番のメリットは、法律や離婚問題に詳しいということでしょう。

今時ネットや本で法律や離婚に関することはいくらでも調べられます。

しかし、調停離婚の経験はいくらがんばってもプロにはかないません。

お金に関しては、取らぬ狸の・・・というような話ですが、弁護士に依頼することで慰謝料や財産分与、養育費が入ってくると思えば安いものと考えることもできるのではないでしょうか?

調停を弁護士に依頼すべき理由(2) もし相手方に弁護士がついていたら? 

調停は必ず弁護士を立てないといけないわけではありませんが、もし相手が弁護士に依頼して調停に臨んできたら、こちらも弁護士をつけないことにはまず勝ち目はありません。

あなたに有利な離婚であったはずが、相手にプロが加勢したことにより形勢は一気に相手側に有利になることもあるのです。

調停を弁護士に依頼すべき理由(3) 強い離婚意思を示すことも可能に!

二人だけの話し合いでは離婚が決まらず調停離婚まで進んでいるということから、相手はのらりくらりとあなたの言い分を交わして来たのでしょう。

ここまでなんとかなったんだからと、相手はあなたをきっと甘くみているはずです。

自分の離婚に対する気持ちは真剣であるという意思表示をするためにも、弁護士を雇うことは効果があります。

「絶対に離婚する!」という強い意志を相手と調停委員に示すことができるのです。

少なくとも相手は今までどおりでやっていてはいけないと、真剣に離婚について考えてくれるようになるでしょう。

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離婚調停を弁護士に依頼するメリットとは?のまとめ

 

調停離婚に弁護士を雇うメリットをお話してきました。

いかがでしたでしょうか。

離婚には法律の問題が付きものです。

どうしても普通の主婦や会社員では、離婚や法律についてプロには劣ってしまいます。

法律や調停離婚に詳しい弁護士がついていてくれれば鬼に金棒でしょう。

あなたが真剣に離婚を考えているのであれば、一番確実に調停を乗り切る方法は弁護士に依頼することというのがおわかりいただけたかと思います。

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この記事の作成者

カケコム編集部