離婚で弁護士に相談したほうが良い理由とは?〜裁判だけじゃない!ケース別に弁護士の役割をご紹介〜

離婚を弁護士に依頼した方が良い理由とは?自分はうまく気持ちを伝えられないから、離婚もなかなか言い出せない。離婚を考えているけれど、様々な理由で実行出来ない人も少なくありません。そんな自分の気持ちを代弁してくれる、弁護士という存在はやはり必要なのでしょうか?

目次

離婚を弁護士に相談したほうがいいのは裁判だけではありません!

 

弁護士と言えば裁判をする時に自分の代わりに法律の難しい部分をフォローしてくれる人と思っている人も多いでしょう。

しかし、実は裁判にならなくても、離婚で弁護士に相談してアドバイスをもらったり、自分の考えをまとめて相手に説明してくれたりととてもありがたい存在になってくれるのです。

離婚で弁護士に相談した方が良い理由

  • 弁護士に相談するメリット・デメリット、
  • 協議離婚の場合の弁護士仕事、
  • 調停離婚の場合の弁護士の仕事、
  • 離婚裁判の時の弁護士の仕事、
  • 実際に弁護士に依頼するにはどうしたら良いのか

という5つの項目に分けてご紹介していきたいと思います!

離婚で弁護士に相談するメリット

 

離婚問題を弁護士に相談すると、いったいどんなメリットがあるのでしょうか。

誰でも考えつく事から、意外な弁護士の役割もご紹介していきます。

【離婚で弁護士に相談するメリット】1.専門的な法律知識

離婚問題で法律的な知識が必要になるのは、何も裁判だけではありません。

離婚するという事自体が法律上の手続きなので、法律の知識がある方が有利になるのは協議離婚(二人の話し合いだけで決定する離婚方法)の時にも言える事なのです。

法律的な事を知らずに離婚してしまうと、後で「そんな事も請求出来たの?」と思う事もあります。

例えば、離婚前に別居している時から相手に子どもの養育費や自分の生活費を分担してもらう事が出来るという事を知っている人は少ないのではないでしょうか。

相手が弁護士に相談していれば、こちらだけ損をする事にもなりかねません。

【離婚で弁護士に相談するメリット】2.豊富な経験

現在は誰でもネットで知識を手に入れる事が出来ます。

しかし、付け焼き刃の知識と、何度も離婚の現場を見てきた経験から来る知識は全く異なります。

自分一人で何とかなるだろうと思っていても、経験者でないとわからない事もあるのです。

いざという時に慌てないためにも、相談できる弁護士がいると非常に助かります。

【離婚で弁護士に相談するメリット】3. 離婚意思の強さを示すことも

例えば、事故の時など相手から直接「弁償しろ」「治療費を払え」と言われた時と、弁護士から「損害賠償請求」が来た時の、自分の精神的に受けるイメージを考えてみてください。

弁護士から手紙が来たりすればそれだけでも「これは一大事だ」と感じる人が多いのではないでしょうか。

このように、専門家に相談しているという事実だけで離婚の気持ちは固いと伝える事も出来るのです。

離婚で弁護士に相談するデメリット

弁護士に依頼する事で、離婚問題において自分が有利に立てる事はおわかりいただけたでしょう。

では、離婚で弁護士に依頼するデメリットもあるのでしょうか。

【離婚で弁護士に相談するデメリット】1.弁護士費用の負担

弁護士は仕事としてこちらの依頼を受けて、アドバイスや法的手続きをしてくれます。

仕事ですので、もちろん費用というものが発生します。

この弁護士への支払いは、依頼しない場合と比較するとデメリットとも言えますね。

お金がなければ依頼する事も出来ませんが、依頼する事によって得ることの出来る慰謝料の増額というもあると考えれば、それほどのデメリットと感じない人もいるのも事実です。

お金に余裕があれば、弁護士に依頼した方が良いと思っている人の方が多いのです。

また、慰謝料や養育費の額を考えた場合、弁護士の費用がデメリットに感じることも少なくなるでしょう。

 【離婚で弁護士に相談するデメリット】2.第三者の介入

例えば協議離婚ではメリットの一つに第三者が介入しないことが一つあげられます。

離婚問題は、ドロドロとした自分たちのことを外部に晒す事にもなります。

特に、専門家に離婚の相談をするときは、自分や相手の事を詳しく説明しなければいけません。

そういった第三者の介入を非常に嫌がる人もいます。

そのような人は、弁護士を依頼する事に二の足を踏んでしまう事もあるでしょう。

しかし弁護士はむやみやたらに個人情報を扱ったりはしませんし、調停におきましても基本的に非公開のもとで行われますのでご安心ください。

【離婚を弁護士に相談した方が良い理由】協議離婚の場合

 

離婚を弁護士に相談するメリット・デメリットをお分かり頂けたでしょうか。

ここからは、実際に離婚問題で弁護士はどのような仕事をするのか見ていきます。

【協議離婚を弁護士に相談した方が良い理由】1.相手との話し合い

離婚したいと思う場合、相手の事を「顔も見たくない」「話などしたくない」とまで思う人が多いでしょう。

実際、顔を見たくない、話をしたくないから離婚する人も多いのですから、そんな相手と感情的にならずに会話できない人も多いのです。

そんな時に役に立ってくれるのが弁護士の存在です。

相手も自分相手なら感情的になり否定ばかりするかも知れないですが、弁護士を前にしたら話し合いに応じることもあるのではないでしょうか?

弁護士はあなたの代弁者として相手と離婚の協議を依頼することも可能なのです。

【協議離婚を弁護士に相談した方が良い理由】2.離婚協議書の作成と公正証書の手引き

協議離婚とは言え、財産分与や慰謝料、子どもの親権や養育費と合意書の作成は思っているよりも法律の知識が必要になってきます。

後々の問題とならないよう、公正証書を作成しようとすればなおさらです。

せっかく作った書類も、いざと言う時に法的効力(強制執行力を持たなければ意味がありません。

弁護士に依頼すれば、そのような心配もありません。公正証書作成サポートを行っている弁護士もたくさんいます。

出来るだけしっかりと離婚協議書を作成しようと思うなら、自分でやるよりも弁護士に依頼した方が良いのがおわかりいただけるかと思います。

協議離婚を弁護士に相談する

【離婚を弁護士に相談した方が良い理由】調停離婚の場合

 

二人だけで行うと思っていた協議離婚でも弁護士の知識や経験が必要となるものですね。

これが調停離婚になるともっと弁護士の助力が有利に働くのではないでしょうか。

【調停離婚を弁護士に相談した方が良い理由】 1.家庭裁判所への申立書 や様々な書類の作成

調停離婚は、家庭裁判所へ離婚をしたい人が配偶者との結婚生活を調停したいと申し立てる事からはじまります。

まず、調停という事を経験した事がない人がほとんどでしょうから、申立書の作成から戸惑うものです。

そんな時に助けてくれるのが弁護士の存在です。

調停では調停委員という第三者の意見が二人の意見にプラスされます。

いかに調停委員に自分の気持ちを伝えることができるかにかかってきます。

そのためにも、弁護士の経験が必要となってくるのではないでしょうか。

【調停離婚を弁護士に相談した方が良い理由】2.”うまく伝わる”主張の原文を作成

自分では当たり前の感覚でも、それが他人にうまく伝わるように話すのは難しい事です。法律の絡む問題ならなおさらでしょう。

そこで、第三者である弁護士に一度自分の気持ちを噛み砕いて、他の人に伝わるような主張とはどのような物になるのか見てもらい、一緒に考えてもらう必要があります。

自分の主張が伝わらなければ、望むような離婚内容にならない事もあるのです。

また、離婚調停は1ヶ月に1度しか行うことが出来ませんので、できるだけ早く解決したいなら伝わりやすく話をするよう相談し、法律的観点から指導してもらう事が可能です。

【調停離婚を弁護士に相談した方が良い理由】3.どうしても調停に行けない場合、代わりに出頭も?

離婚調停では、調停が行われる日があらかじめ当人の都合によって決定されています。さらに調停は平日の昼間のみしか行われません。

都合が悪くなった時などは延期をする事も出来ますが、それでもどうしても出頭出来ないこともあります。

そんな時、やむを得ない事由がある場合のみ、代理人となる弁護士が出頭して調停を進める事も可能です。

原則は当人が出頭する事になりますので、どうしてもという時だけですが、そのような事も考慮して弁護士を相談しておくと良いでしょう。

調停離婚を弁護士に相談する

【離婚を弁護士に相談した方が良い理由】裁判離婚の場合

 

調停離婚でも弁護士がいてくれて法的なアドバイスがもらえると非常に心強く、書類作成もスムーズに行える事がわかりました。

調停でも離婚が不成立となった場合は、いよいよ弁護士の本領発揮とも言える離婚裁判に進む事になります。

【裁判離婚を弁護士に相談した方が良い理由】1.裁判を弁護士に任せることができます

必ずしも離婚裁判であっても弁護士に相談しなければならない、という決まりはありません。

しかし、離婚自体慣れている人は少ないのに、調停離婚、そして裁判ともなるとどうしても一人では不安という人がほとんどでしょう。

初めての裁判である場合でも、そうでない場合でも、一人で裁判を戦うというのは、よほどの法律的知識もあり、様々な法廷を見て来ているような人でなければ難しい事となります。実際ほとんどの離婚裁判で双方に弁護士がついています。

裁判離婚を行う場合は、弁護士の存在が必須と言えるでしょう。更に、裁判ではほとんどを弁護士に任せる事が出来ます。

自分は弁護士に相談するだけで、実際に裁判上のやり取りは弁護士が行ってくれるので精神的にも安心して裁判に臨むことができるでしょう。

【裁判離婚を弁護士に相談した方が良い理由】2.法律に基づいた主張で離婚成立へ

裁判は、ここまでのやり取りとはまったく異なり、法的な離婚理由、それを証明するための証拠が必要となります。

いくらあなたが辛いと主張しても、それが法的な理由に沿っていない事であれば、裁判での離婚は難しくなってくるのです。

いかに自分の主張を法的に有効な理由に繋げていけるかが問題となってきます。

あなたの気持ちを理解し、法的な主張に置き換えて裁判で主張してくれるのが、弁護士の役目とも言えるでしょう。

【裁判離婚を弁護士に相談した方が良い理由】3.慰謝料の減増額など複雑な金銭的問題の解決

裁判離婚まで進む理由に、出来るだけ慰謝料を多くもらいたいという心理もあるでしょう。

どうせ貰うなら金額を増やしたいですよね。

しかし、いくら欲しいと思っていても、慰謝料にはだいたいの相場という物があります。

相手が払ってくれるものなら、その相場は無いに等しいのですが、その見極めは素人には難しくなってきます。

このように、経験が物を言う慰謝料額の増減は弁護士に相談するのが一番と言えるでしょう。

【裁判離婚を弁護士に相談した方が良い理由】4.親権、面会交流権の獲得

離婚の時に問題になる事が多いのが、子どもに対する親権や養育費、相手に子どもが渡ってしまった場合には面会権についての取り決めです。

これらを適当に決めてしまうと後々子どもと会えなくなって寂しい思いをする事になってしまいます。

特に親権は8割以上の確率で母親に認められており、父親が親権を獲得するには高度な法律知識を駆使して法廷で戦わなければなりません。

そんなときは弁護士に相談することが必要不可欠になるでしょう。

【裁判離婚を弁護士に相談した方が良い理由】5.法律知識の必要な書類作成

離婚など法的な問題になると書類作成にも一苦労するでしょう。

素人では、色々と調べながら作らなければいけない書類も、弁護士に依頼すれば完璧と言える物を作ってもらう事が出来ます。

離婚は大変で疲れる作業となりますので、少しでも自分の手間や気苦労は避けたいものですね。

弁護士に依頼した方が良いものが早く出来るのですから、書類作成は専門家に任せるに越した事はありません。

【裁判離婚を弁護士に相談した方が良い理由】6.法律がびっしりな離婚裁判の手続き

書類だけでなく、離婚裁判をしていくには色々と面倒な手続きが必要となってきます。

これらの手続きにも弁護士がいてくれると非常に心強いですね。

これらの手続きにも、法律の知識を必要とする事が多いからです。

一人で書類を作って手続きをしていく・・・わからない事ばかりで不安しかないでしょう。

書類だけでなく手続きも専門家に任せて安心出来る事と言えるのです。

離婚裁判を弁護士に相談する

実際に離婚問題を弁護士に相談する!そんな時はどうすれば良い?

 

離婚する時は、様々な法的な知識が必要になり、一人で行うより弁護士に相談するのが良いという事がわかりました。

それでは、実際に弁護士を相談する時にはどのような事に注意すると良いか見ていきましょう。

【離婚を弁護士に相談するには】自分にあった弁護士を見つけましょう!

弁護士なら誰でも離婚をスムーズに行ってくれるだろうと思ってはいけません。

弁護士でも得意不得意があり、弁護士の選び方で離婚内容が違ってくる場合もあるのです。

弁護士を選ぶ時は、自分の離婚がどのような離婚であるかを把握して、その経験が豊富で得意としている弁護士に依頼するのが一番です。

選ぶ目安してしは、離婚問題の相談は女性が多い事から、どうしても自分の気持ちを理解してくれる女性弁護士に人気が集まる傾向にあります。

また小さな弁護士事務所よりも、たくさんの弁護士を抱えている大きな弁護士事務所の方が、その中でも離婚を得意とする人が在籍している可能性も高くなるでしょう。

このように、選び方は様々です。家族や知人に紹介してもらったり、インターネットを活用しながら自分にあった弁護士を見つけましょう。

自分にあった弁護士を探す

【離婚を弁護士に相談するには】一度無料相談を利用しましょう

いくら離婚問題に詳しい弁護士であったとしても、あなたの意見をよく理解してくれる人かと言うとそうでない場合もあります。

先程のように同性だと理解してもらいやすい傾向はありますが、全く意見が合わない、なんだか気が合わなそう、という人もいます。

是非一度無料相談を利用して直接話して、弁護士の人となりを知りましょう。

【離婚を弁護士に相談するには】包み隠さず全て話しましょう

弁護士はあなたの気持ちの代弁者です。

恥ずかしいからと言って弁護士にも事実を語らない人もいるようですが、それではあなたの本当の気持ちを代弁できませんし、スムーズに事が進みません。

弁護士に相談する時は、包み隠さず、事実をありのままに伝えることがとても重要なのです。

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 離婚問題を弁護士に相談したほうが良い理由とは?〜裁判だけじゃない!ケース別に弁護士の役割をご紹介〜のまとめ

 

離婚には法的手続きや書類が多く、法律を知っているのと知っていないのとでは、慰謝料や養育費などにも影響します。

離婚後の生活にも雲泥の差が出ると言っても過言ではありませんね。

出来るだけ上手に離婚するには、専門家の助力が必要になってきます。

あなたにあった弁護士に相談し、あなたの望む条件で離婚できるよう力になってもらいましょう。

弁護士に相談する

この記事の作成者

カケコム編集部