牛角の広告装い偽キャンペーンを掲載 〜景品表示法から見る問題点とは〜

インターネット上で焼肉店「牛角」の広告を装った偽のキャンペーンが掲載され問題となっています。キャンペーンは牛角食べ放題20,000円分プレゼントとうたっており、偽の広告を掲載した会社の代表は謝罪をし既に広告は削除済みとのことです。

目次

必ず当たる?食べ放題20,000円分プレゼント?牛角装い偽キャンペーンをネット上に掲載

広告会社が焼肉店牛角の広告を装い、偽のキャンペーンをインターネット上に掲載したとして問題となっています。

キャンペーンは「必ずもらえる」「牛角食べ放題20,000円分プレゼント」などの記載がありましたが実際にはそうではなく、メールアドレスの送信や、有料スポンサーサイトへの登録を促していました。広告を掲載した企業はの代表は謝罪をしており、すでに広告は削除済みとのことです。

最近よく見かける広告の問題点とは?【景品表示法】

最近みなさんも、スマートフォンでインターネットサイトを閲覧しているとき、画面の下の方にこのような広告を目にすること、多くありませんか? 「必ず当たる」「完全無料」などをうたった広告を見かけることは少なくないと思います。

しかし、広告を掲載するにあたって守らなければならない法律があるのです。 それが景品表示法と呼ばれるものです。
景品表示法とは、不当な表示と過大な景品提供を禁止する法律で昭和37年に制定されました。

不当な表示とは、虚偽の表示であったりあまりにも誇張した広告のことを言います。不当な表示には大きく分けて
①優良誤認表示②有利誤認表示、③誤解の恐れのある表示 があります。

①優良誤認表示は、実際はそうではないにも関わらず、製品やサービスの内容が他社のものより優良であると、消費者に誤解される可能性のある表示のことで、例えば外国産のものを国産と表示したり、明確な根拠がないのに「業界ナンバーワン!」といういう表示をした場合にこれにあたります。

②有利確認表示は、製品やサービスが他社より有利であると消費者に誤解される恐れのある場合の表示のことで、例えば100名様にプレゼントとうたっているにも関わらず実際は10人にしか当たらなかったり、元の値段を釣り上げてから値引きし、あたかも割引感のあるように見せるような表示がこれにあたります。

③誤解の恐れのある表示とは、消費者が、商品やサービスの内容を誤解する恐れのある表示のことを言います。例えばコーヒー豆のイラストが前面に書いてある飲み物にも関わらず、1%もコーヒーが原材料ん使われていない場合などはコーヒーが入っているのかな?と消費者が誤解をする恐れがあるのでこれにあたります。無果汁にも関わらず、果汁100%であるかのように果物を切った画像をパッケージに使用するなども不当な表示にあたります。

今回の広告はキャンペーン上で「必ずもらえる」とうたっていたにも関わらず、実際はそうではなかったという事実があるので、有利確認表示に当たると考えられます。また、そもそもこの広告は牛角を装った偽のキャンペーンですのでまた別の法的問題に発展する可能性もあるでしょう。

うまい話には裏がある・・・みなさんもどうぞスマホの広告にはご用心!

この記事の作成者

カケコム編集部