離婚届を書いて提出する際の各ポイント!!〜用紙の書き方から準備、提出者まで幅広くご紹介します〜

「離婚したいけどどうしよう」心の奥で揺れている声ありますか?ここでは実際の離婚届の書き方を紹介していきます。読んでいるうちに離婚届の書き方がスッキリ分かると同時に自分の本当の心の声が整理され始めます。そう。「離婚届」とは自分の心を整理する手段でもあります。それでは「離婚届の書き方」を見ていきましょう!

目次

【離婚用紙の書き方から提出先まで】離婚届を書きなれている人なんていないから!

離婚届ください」と市役所の窓口に行く人は殆どの方が用紙だけではなく「書き方」を知りたがっており、毎回5分程度書き方の説明が行われ、書損じ用に2枚の用紙をもらうことができます。
 

それくらい、離婚届の書き方は複雑で仮に過去に複数回離婚経験を持つ方でも完璧に書きあげるのは至難の技です。ですが、実は書き方さえ分かってしまえば楽勝です。

ここで十分知識を蓄えれば窓口へは提出するだけで済んでしまいます。

  • 離婚届に必要な書類
  • 離婚届を書く際に注意すること
  • 離婚届を書く前にしていきたい準備
について知りたい人は要チェックです! 

【離婚用紙の書き方から提出先まで】〜離婚届に必要な書類は?〜

離婚届を書く前に「戸籍謄本」をご用意下さい。それだけです。

但し、自分の本籍地で離婚届を出されるつもりならこの戸籍謄本は不要です。

何故なら本籍地では貴方の情報を既に持っているので戸籍謄本なくとも離婚の記載を戸籍に載せることが出来るからです。

普通は離婚届だけ〜場合によっては戸籍謄本が必要?〜

上記で「自分の本籍地に離婚届を提出予定なら戸籍謄本は不要」と言いました。仮に住所は東京、本籍地が大阪の方が離婚届を出される場合を考えましょう。
  • 住所地の東京の区役所に離婚届を出す場合→戸籍謄本添付必要
  • 本籍地の大阪の区役所に離婚届を出す場合→戸籍謄本不要
  • 一時滞在地フラッと立ち寄った某市役所にて提出→戸籍謄本添付必要

貴方の戸籍情報をしっかり持っているのが「本籍地」になります。

出生は福岡、婚姻で本籍を大阪に置いた場合貴方の本籍地は大阪になります。

よって本籍地の大阪で離婚届を出されるなら貴方家族の戸籍情報を証明する戸籍謄本無くても済むということです。

調停、裁判になると必要な書類は変わってきます。

では本籍地で離婚届を出すとして他に添付書類はいらないのでしょうか?

離婚の種類により添付書類が他に必要となるかどうかが変わります。

離婚の種類は大きく分けると2タイプあります。

①協議離婚
②調停離婚・審判離婚・和解離婚・請求の認諾離婚・判決離婚

①は夫妻の2人の間で合意して決めた離婚方法です。
②は第三機関(裁判所等)を入れた場合の離婚方法です。

うまく2人で話がまとまれば協議離婚ですむので他の添付書類は不要です。

②の調停や裁判へと突き進み裁判の結果により必要書類は下記になります。

・調停離婚→調停調書謄本
・審判離婚→審判書謄本
・判決離婚→判決書謄本及び確定証明書

離婚届はどこでもらえる? ダウンロードも可能?

離婚届はどこの市役所・区役所で何枚でも無料でもらえます。

窓口へ行かれない場合は各市役所等のHPを覗いて見て下さい。

ダウンロードもOKとなっている市役所の場合はダウンロードした用紙に記入し届出ても構いません。

他市の離婚届でダウンロードした用紙を持参されても受付可能です。 

【離婚用紙の書き方から提出先まで】〜離婚届を書く際に注意すること!〜

 

必要書類と離婚届用紙が準備出来ました。

それでは実際に離婚届を書いていきましょう。

もし必要書類の準備がまだでも大丈夫です。

実際に離婚届を書くにあたりどんな項目が用意されているのかを知っておくだけでも心の整理がついていきます。

一つ一つ項目を見ていきましょう。

消えないペンで書く

これは当たり前と思われるかもしれませんが1割の方で消えるペンで書いてその場で書き直しとなる方がいらっしゃいます。

消えるペンでは保存が効かないのです。

戸籍法で届書の保存年限が決められており消えるペンでは保存に耐えれません。

なので消えないペンで書くことは必須です。

仮に消えるペンで書いてしまった場合相手方と自分と2人で離婚届を持ってきて下さっているならば両者が書き直せばすむのでその場で時間がとられるだけです。

しかし片方のみが離婚届を持参した場合もしくは2人以外の使者が持参した場合には持ち帰って再度消えるペンで署名頂いた後再提出となります。

注意事項をよく読む

離婚届には注意事項欄が記載されています。

小さい字なので見落としがちですが大変重要な事柄である為掲載されている事項です。

  • 両親が父母婚姻中なら母欄の氏は書かないで下さい。
  • 両親が亡くなっていても婚姻の状態のまま亡くなったのならば婚姻中ということで母欄は名前だけで大丈夫です。
  • 両親と養子縁組している場合は両親の名前は実の父母の名前を書くことになります。
  • 養父母の氏名は下段のその他欄に記入下さい。

【離婚用紙の書き方から提出先まで】〜離婚届を書く前にしていきたい準備〜

 

離婚届や戸籍謄本等の書類の準備は簡単に手に入りますが実は今からお話することはその前段に心構えとして2人で話合いし決めておく事項です。

どんな事項があるのかを見ていきましょう。

財産分与、年金分割、教育費、、決めることは事前に決めておこう!「離婚してから決める」はダメ!!

2人でよく話合いをしてください。

お子様がいらっしゃらないのであればここはスルーして頂いて大丈夫です。

お子様がいらっしゃる場合は、養育費、教育費、慰謝料、面会交流や財産をどうやって分けるか等を離婚届に署名してもらう前に決定してください。

  • 面会交流を取り決めしているのかいないのか。
  • 養育費の分担の取り決めをしているのかいないのか。等々

ここをスッとばして離婚届だけ先に提出してしまうと後で揉める元です。

ここはいらないの!!私はとにかく離婚だけ成立させて後は不要なの!と意を決している方なら大丈夫です。ですが、もし後で決めるから今はいいのレベルであれば是非離婚届前にクリアーにして下さい。

離婚届が成立してからでは全く話合いにならない可能性が高くなります。

親権を記入する欄があります つまり親権を決めないと離婚できません

上記で離婚届前に2人で話合う事項は触れましたが上記内容については離婚届書内には項目としては出てきません。

届書内右下に小さく養育費と面会交流についてのチェック欄はありますがあくまで啓発的なものでありここにチェックが無くとも受理は出来ます。

ですが子どもの親権については夫か妻のどちらが親権を持つか決定し届書に書かない限り受理は出来ません。

未成年者、つまり20歳未満のお子さんのお持ちの親御さんが離婚される時は必ずお子さんのフルネームを(名前だけではありません)夫欄か妻欄のどちらかにご記入下さい。

証人”2人”をあらかじめ決めておこう〜離婚証人とは?〜

離婚のタイプには2種類あると上記で触れました。

協議離婚の場合は20歳以上の証人が2人必要になります。

この証人とは賃貸契約において不履行の際に責任を負う証人と今回の離婚届けにおける証人とは意味が違います。

離婚証人とは法的な責任は全く負いません。

2人の届出人の離婚したいという意思を見届ける方と捉えてもらえればよいです。 

なお、第三者機関裁判所が決定する離婚の場合は証人不要です。

【離婚用紙の書き方から提出先まで】〜離婚届を提出する際気になること〜

 

ここまで来たらもう細部の話です。

もう少しで完了です。

では最後までみていきましょう。 

提出者は夫婦どちらかでも、代理でもOK、ただし代理人は”内容の修正”ができないので注意!

消えないペンのところでも少しお話しましたが夫婦2人以外の方でも提出は可能です。

夫のみの提出・妻のみの提出も勿論可能です。

いずれにしろ夫婦2人の署名捺印と証人2人の署名捺印がきちんとあるなら誰が持参しても受理が出来ます。

誰が持参しても持参された方の本人確認されるので免許証もしくは国民健康保険等の公的機関が発行した本人確認資料をお持ち下さい。

ここで注意頂きたいのは届出人以外の使者が持参した場合受理審査中内容修正が出来ずに後日届出人本人(夫婦のいずれか)に来庁して頂く場合があります。

詳細は各役場によって異なるので要確認!

同じ市であっても担当者によりまたは各市町村により市町村判断が委ねられている部分もあるのである程度書かれた後事前審査を提出先にお願いし見てもらうのもよいでしょう。

離婚届についてもっと知りたい人はこちらも合わせてご覧ください!

離婚届を書いて提出する際の各ポイント!!〜用紙の書き方から準備、提出者まで幅広くご紹介します〜のまとめ

 「離婚届を書く」という行為に臨む時自分のこれまでの人生と今後の自分の歩みたい道、生きたい方向性を見極める大事な一山となります。

届書を書くに至る前には2人で話合いまたは自分がどうしたいか自分の心の声に向き合わなければ見出せない項目ばかりです。

離婚届を出す!と心決めたとしてもこれで良かったのか自分の判断に自信はつきにくいものです。

決めたからには前に進む、それだけです。

その判断が正しいのか正しくないのかは後の自分が気づきます。

気づいた時またその心の声に応じればよいのです。

一山を超えた後には素敵な未来が待っています。

どうぞ今のご自身の心の声を拾ってしっかり向き合って下さい。

明るい未来はすぐそばまで来ています!

この記事の作成者

ジコナラ編集部