婚約破棄の原因と婚約破棄されてしまった時の対処法について

婚約破棄の原因と対処法をご紹介します。婚約破棄の主な原因はどのようなものがあって、婚約破棄されたときの対処法としては何があるのか見ていきましょう!

目次

婚約破棄、意外と身の回りに多いかも?

 
よく耳にする「婚約破棄」という言葉ですが、正確にはどのような状態のなのでしょう?
 
そして、婚約をするに至ったカップルはなぜそうなってしまったのでしょう。

婚約破棄原因も気になるところですよね。
 

決して他人ごとではないかもしれない!それが、婚約破棄です。

万が一、婚約破棄されたら?したら?どうすればいいのでしょう。

知っておいて損はない、婚約破棄に関する情報をご紹介します。

婚約破棄の主な原因

 
お互い納得の上で婚約した2人が婚約破棄に至る原因とはどんなものなのでしょう。

単なる別れ話とはスケールが違うのが婚約破棄です。

その原因とは、どんなものなのでしょう。 

婚約破棄の主な原因① 金銭的な問題

婚約破棄の原因になることが多いのが金銭的な問題です。

これは単に”お金がない”ということではなく、金銭感覚のずれや金使いの荒さなどが原因となることが多いようです。

結婚する相手は生活を共にするパートナーですから、金銭的な問題はかなり重大です。

婚約破棄の主な原因② マナーを守れない人だった

いざ、結婚しようと思ったら…マナーを守れない人だったことが判明した!というケースも多々あるようです。

友人関係や食事のマナーならつきあっている段階である程度は判断できます。

ですが、婚約して結婚の準備となると両家の親や親戚などとも深く関わることになります。

そうなったときに、見えてくる相手のマナー違反がどうしても許せなくて婚約破棄に至るようです。

婚約破棄の主な原因③ 職場や実家

婚約した途端に転勤で海外や土地に行くことになった!会社でリストラにあった!という職場の環境変化が婚約破棄の原因となることもあります。

さらに、実家との相性の悪さが婚約破棄の原因となることもあります。

これから家族としてつきあっていく相手の実家があまりにも自分の価値観や文化とかけ離れていたら…確かに婚約破棄の原因になりそうではありますよね。

婚約破棄された際の対処法

 
婚約破棄したとき、されたとき…。どう対応すればいいのでしょう。


長い人生のなかでも、そう何度もされるものではない”婚約破棄”。いざという時の対応をご紹介します。

まずは相手の意思を確認する

婚約破棄をした場合でもされた場合でも、まずは相手の意思を確認することが先決です。

婚約破棄となると、様々な事情やしがらみがあるものですから簡単に「やーめた」とは行きません。

なぜ、そうなったのかをきちんとお互いに確認しあうことが重要です。

結婚カウンセラーに相談する

さまざまなカップルの結婚や婚約を見てきた結婚カウンセラーは、婚約破棄をしたい時も、された時も、今すべきことを的確にアドバイスしてくれます。

男女間の問題のスペシャリストに相談する事で、あなたが想像もしていなかった解決方法や問題に対するアプローチが出来るかもしれません。

離婚や婚約破棄に強い弁護士に相談する

婚約破棄は法律的な問題でもあります。

原因や事情によって対応が異なりますので、法律のプロである弁護士に相談するのが賢明です。

弁護士は、あなたの代わりに相手と交渉ができる人です。

あなたが何か事情があって相手と会いたくない場合でも、婚約破棄や離婚問題に強い弁護士を代理人として交渉することができます。

トラブルの時に、味方になってくれる弁護士はとても心強いものです。

婚約破棄された場合の法的な対処法

婚約は結婚に関する定義は人それぞれ…。
ですが、婚約や結婚と切っても切り離せないのが”法律”です。

法律上の婚約破棄の捉え方をご紹介します。

婚約破棄とは?

婚約とは「結婚の約束をすること」です。

ですが、普段の何気ない会話の中で「結婚しようね」と言っている程度では、法律上の婚約とはいい難い部分があります。

一般的には結納や親や親戚への挨拶、指輪の交換、式場の予約などがあれば結婚の約束=婚約になるといわれています。

もっとも、これは例であり、男女間の明確な合意があれば婚約は成立します。
 
判例も、以下のように明確な合意の存在のみで婚約が成立することを明示しています。
被上告人が上告人の求婚に対し、真実夫婦として共同生活を営む意思でこれに応じて婚姻を約した上、長期間にわたり肉体関係を継続したものであり、当時者双方の婚姻の意思は明確であつて、単なる野合私通の関係でないことを認定しているのであつて、その認定は首肯し得ないことはない。
最判昭和38・9・5民集17巻8号942頁

婚約破棄は債務不履行?

婚約は「結婚するという約束」ですから、一種の契約であると考えられます。

この契約を一方が正当な理由がない状態で破った場合は契約違反となります。

これを法律用語では「債務不履行」といいます。

債務不履行がある場合には、民法415条により、慰謝料請求・損害賠償請求をすることができます。

つまり、正当理由のない一方的な婚約破棄があった場合には、婚約破棄された側が婚約破棄した側に慰謝料請求・損害賠償請求をすることができます

契約というと、書面に署名捺印して行うものというイメージがあるかもしれませんが、書面によらない婚約も立派な契約のひとつになることには注意が必要です。

婚約破棄に正当事由があれば慰謝料を請求できない

判例上、債務不履行として慰謝料請求・損害賠償請求できるのは、正当事由なく婚約破棄をする場合だといわれています。

慰謝料請求・損害賠償請求をする場合には、正当事由がないことを主張する必要があります。

婚約破棄における正当事由については正当事由なく婚約破棄されたら慰謝料請求で反撃を!【婚約と正当事由】を参考にしてみてください。

正当事由の有無の判断はやや難しく、弁護士への相談を検討することもお勧めします。

婚約破棄の原因と婚約破棄されてしまった時の対処法についてのまとめ

婚約破棄の原因は、当事者にある場合と環境やその回りの人間にある場合があります。

もちろんも婚約破棄をするような事にもされるような事にもならないのが一番です。

ですが、万が一の時の対処法は知っておいて損はありません。

法律上の婚約破棄とあなたの個人的な婚約破棄の定義に温度差があることもあります。

婚姻は当事者同士の心の問題と法律の問題が絡む事案です。
 
婚約破棄できるのか、婚約破棄されたが慰謝料請求できるのかの判断には法律的判断が必要です。
 
弁護士への相談を検討することをお勧めします。

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この記事の作成者

カケコム編集部