離婚を届け出るってどういうこと?〜離婚届の書き方と注意点〜

離婚を届け出る書類に離婚届というものがあるのですが、この離婚届の書き方に対する注意点といったものは教えてくれる人は周りにいないのではないでしょうか。いたとしても、聞きにくいと思います。そこで、今回は離婚届を書く時の注意点をお伝えします。

目次

離婚の届け出って?何が必要なの?

離婚の届け出の際に必要な書類と言われた場合、多くの方は離婚届を想像するでしょう。しかし離婚届には一体どのようなことを記入して提出すればよいのかまではわからないですよね。

さらに、離婚届を他の人が提出していいのかもわからないですし、すでに別居状態にあるのに離婚届を作成することができるのかも気になってくるでしょう。

離婚をする時というのはすでに関係が劣悪になっていることも多く、できる限り共同作業を減らしたいという気持ちは理解できます。しかし、慌てて作成した離婚届には不備があるかもしれませんよ?

そもそも離婚を届け出る、ということとは?

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そもそも離婚を届け出る、ということとはどういうことなのかをまず解説します。

この部分を理解しないと何をしたらいいのかわからないでしょう。

二人が「合意」し「離婚届を提出」すること

離婚届を行うということは、二人が「合意」し「離婚届を提出」することとなります。

つまりお互いが納得していないのなら、離婚届を作成することはできないということです。

つまり、合意していないのに勝手に一人で署名捺印をして離婚届を提出するのはいけないということなのです。

離婚届をお互いが納得した形で作成して、比較的平穏に行われる離婚を「協議離婚」といい、日本人の9割はこの離婚が成立していると言われております。

ただし、この協議離婚にも落とし穴があるので気を付けてください。

不受理申出書について

離婚届は悪意を持って作成すればはっきり言って、もう片方の意志に関係なく提出することが可能です。

つまり、勝手に署名捺印をして離婚届を提出するということですね。

誰がどう見ても問題となる行動なのですが、筆跡鑑定は行われないので受理されてしまう可能性もあると言われております。

それを防ぐためにも、事前に不受理申出書を提出しておきましょう。

これが提出されれば、離婚届を受理できませんので、強引に相手が離婚を勧めたがっている場合には用心として先手を打っておきましょう。

離婚届を提出することだけど…

協議離婚はお互いが合意して離婚届を作成し、市町村役場に提出することで受理されれば成立します。

籍を抜けるために、名前が変わるなどの手続きは生じますが、おそらく拍子抜けする人のほうが多いでしょう。

それぐらいあっさりと事務的に終わってしまうのです。

しかし、後述する条件といったものをしっかりまとめておかないと、届け出をした後にトラブルになる可能性が高いのです。

離婚届の書き方〜確認すべき事項〜

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離婚届の書き方についてお教えします。

確認すべき事項はいくつもあるので、よ~く読んでいってください。

離婚届を準備!ダウンロードでも大丈夫?

離婚届を準備することから始めるのですが、今では離婚届も簡単にダウンロードできる時代になりました。

実際に「離婚届 ダウンロード」と検索すれば、様々な形で離婚届をダウンロードすることができるのです。

しかし、この離婚届を使っていいのか、悩む人も多いのではないでしょうか。

これははっきり言えませんが、役所によってはダウンロードした用紙では受け付けないところもあるのでおススメはできません。

役所ごとに対応が異なっております。

さらに、A3サイズでプリントアウトする必要があるので、一般家庭ではプリントアウトができないでしょう。

 離婚届の書き方

それでは離婚届の書き方について解説します。

氏名や住所、生年月日といったものは当たり前のように記入できるでしょうが、修正はボールペンなどで二重線+訂正印を使うようにしてください。

絶対に修正液は使ってはいけません。

必ず、二重線+訂正印でお願いします。

また、離婚届と転居届を同時に提出する方は転居届に記載する住所を離婚届にも記載するようにしてください。

そして、住所の欄には1-2-3と記載するのではなく、ちゃんと1丁目2番地3号と記載しましょう。

離婚の証人をあらかじめ決めていこう

協議離婚の場合には証人が2人必要になるので、あらかじめ誰に依頼をするのか決めておいてください。

この離婚届作成に当たって必要になる証人は20歳以上ならだれでもOKなので、はっきり言って他人でも問題ないのです。

ただし、離婚する当事者がなりすますのは問題行為なので絶対に行わないでください。

ちなみに、離婚届における証人はほとんどノーリスクとなっているので、ある程度気軽に頼むこともできるでしょう。

連帯保証人という言葉から証人は危ないというイメージがありますが、離婚届の場合は大丈夫です。

自分たちの戸籍をよく確認

離婚届には本籍を記入する必要がありますので、事前に戸籍謄本を取得してから記入するようにしてください。

さらに、結婚前の氏にもどるのなら、元の戸籍に戻るのか、新しい戸籍を作るのかをチェックされるので、必ず戸籍を確認してください。

離婚を届け出る時の注意点

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離婚を届け出る時の注意点について解説します。

この部分を理解しておかないと、後で大変なことになってしまいますよ。

書類に不備はない?証人は?親権は?

離婚届を提出するときに書類に不備があると、受付されなくなってしまいます。

そのため、しっかりと親権や証人といった部分をはっきりさせて明確に記入するようにしてください。

さらに、離婚届を作成するときは消せるボールペンは基本的にNGとなります。

なぜならあれは熱に非常に弱く、摩擦を加えるだけで文字が薄れて消えてしまうからです。

そのため、作成したはいいものの、提出する前にかすれて見えなくなってしまったということもあるので、必ず消えにくいペンを使ってはっきり書くようにしましょう。

条件は必ず先に決めましょう

離婚届は親権を明記するところはありますが、養育費や財産分与といったものは記載する必要がありません。

つまり離婚届を提出する際に決める必要はないのです。

そのため、条件をあやふやにしたまま離婚をしてしまって、養育費をもらえなくなってしまったというケースが多々あります。

つまり、離婚届を提出して離婚が成立してしまったことで、相手側が音信不通になり引っ越しをして住所も分からず勤め先も分からなくなる可能性があるので連絡ができない恐れがあるので、非常に面倒なことになります。

そうなる前に、養育費や財産分与などに関する条件を決めましょう。

届け出る人は誰でもいいの?期間は?

本人以外が離婚届を提出していいのかという疑問をとある役所が回答しております。

それは「署名・押印された届書を窓口に持参する方は、ご本人以外の方でもかまいません」というものでした。

ただし、本人確認は必要とのことなので免許書といったものは必要になります。

そして、協議離婚の場合は提出期限といったものは無いので期間は気にしないでも良いでしょう。

離婚届について不安がある人はこちらの記事も合わせて読んでみてください!

離婚を届け出るってどういうこと?〜離婚届の書き方と注意点〜のまとめ

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離婚届の書き方は履歴書の作成よりも簡単だと思える人も多いでしょう。

しかし、離婚届を作成するにあたって、様々な条件を設定しておかないと後に大きなトラブルに発展することがあるのでこの条件設定をどうしたらいいのか、離婚協議書はどうやって作成したらいいのかを迷ったのなら離婚問題に強い弁護士に相談を行い、離婚協議書の作り方について教えてもらいましょう。

この記事の作成者

ジコナラ編集部