母親は離婚後の親権を獲得しやすい?親権争いで母親は有利って本当?

母親が離婚後の親権を獲得する方法をご紹介。離婚で争う要因はいくつかありますが、その中でも難しいものが親権になります。お金の問題なら妥協点というものが見つかるのですが、子供の話となるとなかなかそうもいきません。そこで、今回はどうやったら親権を手に入れるために有利に働くのかをお伝えします。

目次

離婚したら子供の親権はどうなる?〜母親が親権を手に入れる方法とは〜 

離婚をする際に、必ず話し合う必要があることは財産分与や年金分割といったものや、子供がいるのなら養育費や親権や面会交流といったものを求めて争うようになります。

お金の問題なら妥協点を見つけることが可能ですが、子供の妥協点を見つけることはできず0か1かの2択になります。

この親権、母親が獲得する確率は高いといわれているものの、今では父親側でも獲得するケースが多々あるので、油断するのは非常に危険です。

どうすれば、今の時代で母親側がこの親権問題を有利に立ち回れるのかを考えていきましょう。

【母親が離婚後の親権を獲得する方法】そもそも「親権」とは何のこと?

9c010f2d45939d24df714e2d2b16c941_s

親権問題や親権を獲得するという言葉を聞いたことがある人は多いでしょうが、そもそもこの「親権」とはいったい何なのでしょうか。

離婚後の親権とは?(1) 子供の親としての権利や義務

親権とは子供の親としての権利や義務のことです。

権利の「権」の字を使っているのですが、義務の色合いが強くなっております。

親は自分の子供を教育して保護する義務を果たす権利があるのです。

また、この考え方は平成24年4月1日に民法の改正法が施工されたことによって変わった部分があります。

この施工によってこの利益のために親権を行うことが明示されているので自分の子供を金銭的にも精神的にも満足した状態で育てられることも重要視されるようになったのです。

つまり、現代における親権とは子供の代理人として法律行為を行い財産をしっかり管理する権利や義務と考えてください。

離婚後の親権とは?(2) 財産管理権

もう少し具体的に親権について解説します。まずは財産管理権です。

これは子供の財産を管理する権利のことで、子供に代わって法律行為の代理人として動くことができるということです。

つまり、子供が法的行為が必要となった場合親が署名や捺印をすると言えばわかりやすいのではないでしょうか。

子供名義の財産がある場合は親が変わって管理をするようになるのですが、この管理には保存・利用・処分・改良が含まれている点には注意してください。

離婚後の親権とは?(3) 身上監護権

身上監護権とは簡単に説明すると子供と暮らしながら養育する権利となっております。

もう少し細かく説明すると、子供が身分法上の行為を行うなら親が代理することができて、子供の居場所を指定したり、子供に対して叱りつけを行うことができるということです。

それ以外にも、子供が職業を営むにあたって親がその職業を許可する権利もあるのでこちらは社会的に親が子供を保護するということになります。

【母親が離婚後の親権を獲得する方法】〜親権者を決める流れ〜

9ca129c15edaeb06466fbca611fcc685_s

それでは、母親が離婚後の親権を獲得する方法について解説していきましょう。

離婚後、親権を母親が獲得する方法(1) 親権者を決めないと離婚できない

離婚をする際にはいくつかの決め事を定めるようになりますが、離婚をする際に未成年の子供がいるのなら必ずどちらかが親権者となるのかを決めなければいけません

これが決まっていない状態では離婚をすることができないので、親権に関しては離婚をした後に決めるといったことは絶対にできないのです。

もっとわかりやすく言うと、離婚届には親権者を記入するところがあるので、離婚届を出す際には決めておくのが必須だということが分かりますね。

財産分与や慰謝料といったものは離婚届に記載する必要が無く取り決めは必須ではないのです。

離婚後、親権を母親が獲得する方法(2) まずは話し合いで決める

離婚届を提出するということはお互いが納得して離婚をするということになります。

これは協議離婚というものなのですが、一番穏便に事が片付くものとなっているのです。

ここで親権を獲得することができれば、もし裁判になった時に親権獲得において母親側が不利な条件をいくつもあったとしても問題は無いので、話し合いの場で親権を獲得できるのは母親側から見てもベストでしょう。

しかし、話し合いで解決することができないのなら、調停離婚や裁判離婚に進むようになります。

離婚後、母親が親権を獲得する理由(3) 折り合いがつかない場合は?調停・裁判

話し合いで親権やお金の問題を解決できないのなら第三者が介入する調停離婚に進みます。

ここでは離婚することは同意していたとしても、親権や養育費といったところでうまく話がまとまらない場合でも利用されるので協議離婚でうまくいかなかった場合、この調停離婚という形を取ります。

もし、調停離婚でもうまくいかないなら裁判離婚にまで発展するのです。

【母親が離婚後の親権を獲得する方法】〜実際に親権者になるためには?〜

11d4d3603e33474677bd662338df603d_s

母親が離婚後の親権を獲得する方法について、細かくお教えしましょう。今では母親側が負けるケースも少なくないので油断することはできません。

離婚後、親権を決める要因(1) 何が一番子供の幸せか? という点で評価

何が一番子供の幸せなのという点を、争う形になったのなら裁判官が第三者的な視点から評価することになります。そのため、100%母親側が勝てるというものではないのです。

この子供の幸せという観点にのみ主観がいくので、離婚原因といったものは無関係になります。

そのため、夫側の不倫が原因だったとしても親権は関係ないので、必ず争う必要性が出てきます。

「夫側のせいで離婚をするんだから100%親権は母親側になる」というのは間違いですので、母親側が準備を一切しないのは危険と言えます。

離婚後、親権を決める要因(2) 母親がやはり有利 

昔よりも父親側が勝つ例は増えたとはいえ、今でも9割は母親側が勝つようになっております。

母親は子供と過ごす時間が長いことが多く、子供が小さいうちに母親と離すのは生活環境を一変させるのと同じことなので子供を不幸にする確率が高く幸せから遠ざかると考えられているからです。

離婚後の親権を母親が取りたいのであれば、調停委員を説得する

調停にまで発展すると調停委員に自分の意見を伝える場を設けられます。

そこで、いかにしてスピーチできるかが調停委員会が母親側の味方になるかどうかの境目になるのです。

同居の有無・信頼関係・子育てに避けられる時間・居住環境・親族の協力の有無・財産や収入・過去の養育実績などを具体的に説明してください。

母親の親権獲得について知りたい人は合わせてこちらも読んでみてください

母親は離婚後の親権を獲得しやすい?親権争いで母親は有利って本当?のまとめ

60490fd4a3ae114b77ff7f8ec54c14ac_s

離婚をした場合に泥沼までもめる可能性があるのが親権です。

この親権を獲得できるかどうかは離婚問題を抱えている方がよく気にしている点で、法律事務所に相談している方も多いといわれています。

母親側は何もしなくてもある程度有利ではありますが、相手が法律に詳しく本気で挑んでくる場合負ける可能性が高まるのです。

そのためにも、母親側も法律のプロである弁護士に相談するようにしてください。

弁護士に相談する

この記事の作成者

カケコム編集部