狩野英孝、女子高生との「淫行疑惑」会見へ〜未成年との性行為は罪になるの?〜

お笑いタレントの狩野英孝さんに現役女子高生との淫行疑惑が浮上しました。

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狩野英孝さんに淫行疑惑浮上

お笑いタレントの狩野英孝さんに現役女子高生との淫行疑惑が浮上しました。

20日発売の雑誌「FRIDAY」(講談社)が報じました。

一両日中にも会見する方向で調整中とのことです。

未成年との性行為は罪になるの?

今回の狩野さんの事件は、まだ写真週刊誌が報じた、という段階にとどまり、詳細も不明です。

従って、今回の事件についてではなく、一般的に、未成年との性行為がいかなる犯罪になるのか?について説明したいと思います。

未成年者との性行為は、刑法、児童福祉法、各自治体の淫行条例に抵触する可能性があります。

まず、刑法についてですが、刑法は177条で、「暴行又は脅迫を用いて十三歳以上の女子を姦淫した者は、強姦の罪とし、三年以上の有期懲役に処する。十三歳未満の女子を姦淫した者も、同様とする。」と定めています。

そうしますと、13歳未満の女子と性行為を行った場合は、暴行や脅迫がなくとも、同意があろうと、問答無用で強姦罪となり処罰されます。

一方で、13歳以上の女子との性行為は、暴行や脅迫がなければ処罰されません。

したがって、13歳以上の女子との同意ある性行為は刑法では処罰されないこととなります。

次に、児童福祉法34条6号は、「児童に淫行をさせる行為」を禁止しています。

淫行を「させる」と条文上規定されていますので、この規定だと、自らが児童と淫行を「した」という場合、処罰できないのではないか、と言われており、解釈上争いがあります。

そういう意味では、自らが未成年者と性行為をした、という場面でこの条文の適用可能性が問題となることはほとんどないでしょう。

最後に、淫行条例です。これは、各自治体が定めている条例中にある、18歳未満の青少年との「淫行」や「みだらな行為」を禁止している淫行処罰規定の総称です。

淫行条例という名前の条例があるわけではありません。

内容は地域によってさまざまなので、一律に論じることは難しいです。

しかし、最高裁は、福岡県の青少年保護育成条例中の「淫行」という語について、「広く青少年に対する性行為一般」を言うのではなく、「青少年を誘惑し、威迫し、欺罔し又は困惑させる等その心身の未成熟に乗じた不当な手段により行う性交又は性交類似行為」のほか、「青少年を単に自己の性的欲望を満足させるための対象として扱つているとしか認められないような性交又は性交類似行為」を指すとしています(最判昭和60年10月23日刑集第39巻6号413頁)から、18歳未満の青少年と、このような態様での性行為、性交類似行為をした場合は、だいたいどの地域でも、処罰の対象となると考えてよいでしょう。

一方で、婚約中の青少年、真摯な交際関係にある青少年との間で行われる性行為は規制の対象とならないと考えてよいでしょう。

いかがでしたか?この機にしっかりとルールを知っておきましょう!

この記事の作成者

カケコム編集部