結婚指輪もらったのに婚約破棄!?その婚約破棄に「正当な事由」ありますか?

婚約には色々な形がありますが、婚約指輪をもらう仲にまで発展したのに、婚約を破棄されてしまう人も世の中にはいると言われております。このように第三者から見ても明らかに結婚しそうな状態だったのに、婚約破棄をされた場合はどうなるのか、正当な事由っていったい何なのかを解説します。

目次

結婚指輪もらったのに突然の婚約破棄?! 


人の心はうつろうものなんて詩人のような言葉を聞いたことがある人も多いでしょうが、そのうつろいによって非常に大きな困惑と精神的なダメージを受けてしまうことがあります。

その最たるものが婚約破棄で、結婚指輪を渡していたりもらっている状態なのに婚約破棄をされるなどと夢にも思いませんよね。

このような状態になると、破棄された側は人生設計が滅茶苦茶になってしまいます。

そのためにも慰謝料請求を行いたいと考える人だっているでしょう。

しかし、婚約とは正式に書面を交わしているわけでもないのに、慰謝料請求といったものはできるのでしょうか。

今回はそんな【婚約破棄と慰謝料】についてご紹介します。

婚約破棄について詳しく知りたい人は要チェックです!

そもそも婚約とは?〜結婚指輪をもらっただけでは婚約にならない?〜


婚約破棄による慰謝料請求という言葉はみなさん聞いたことがあるでしょう。

しかし、そもそも婚約とはどこからなのでしょうか?

プロポーズだけじゃない?

婚約の代表的なものはプロポーズ、いわゆる結婚してくださいと相手に伝えることです。

婚約にはその他にも様々なものがあります。例えば婚約記念品、両親への挨拶、結納、式場の見学、などなど様々なものが婚約とされています。ただ単にプロポーズだけが婚約ではないのです。

「付き合ってただけ」同居だけでは婚約にはならない?

ここも厄介なところではあるのですが、同居しているだけでは婚約と認められないことも多いようです。

もし婚約解消といったトラブルに発展したとしても、「付き合ってただけ」と言われてしまえば、反論ができないようです。

これが同居ではなく、二人の将来のために新居を購入したということなら話は別のようですが、ただ単に同居人という扱いになってしまっては婚約者扱いにならない可能性が高いということを覚えておいてください。

結婚指輪

婚約の証となるものを作っているのなら、それは結婚への固い約束に該当するので婚約している状態と言えるでしょう。
そのため、結婚指輪をすでにあげているのであれば、婚約が成立していると認められるでしょう。

指輪をもらっていても婚約破棄が認められる正当な理由


ただし、結婚指輪があったとしても婚約破棄が認められる正当な理由というものもあるのです。

相手に不貞があった場合

例え結婚指輪をすでにもらっており、第三者から見ても結婚をするであろうという状態にあったとしても、その婚約相手が不貞行為を働いているのなら、婚約破棄の正当な理由となるので、こちら側から婚約破棄を言いつけることができます。

そもそも、浮気や不倫といったものは離婚の最大級な要因となるので、浮気癖がある人とは結婚しないほうがいいでしょう。

そのため、婚約相手の不貞行為が発覚したのなら結婚する前に人間性を知ることができてラッキーと考えて正当事由の婚約破棄を言い渡して別れてしまいましょう。

重大な侮辱を受けた場合

指輪をもらっても正当な理由としてあげられるのが、重大な侮辱を受けた場合です。

これは肉体的な虐待でもそうですし、精神的な虐待も該当します。

ただし、暴言といったものは立証するのがなかなか大変なので、証拠を用意しておくといいでしょう。

ボイスレコーダーといったものを用意して、どのようなことを普段から言われているのかをしっかり録音してしまえば、重大な侮辱を受けたとして、婚約をしていたとしても正当事由で婚約破棄ができます。

セックスレスや性的不能になった

セックスレスや性的不能者になってしまった場合も、婚約破棄対象になってしまいます。

どちらも問題としていないならば、特に気にしなくても良い事柄なのですが、片方が求めているのに対して拒絶し続けた場合は正当事由に該当するため、婚約していたとしても婚約破棄ができるのです。

婚約破棄の正当な理由として認められない事由〜場合によっては慰謝料も〜


婚約破棄をしたくても認められないケースもあります。

それははたしてどのようなケースなのでしょうか。

性格の不一致

性格の不一致や価値観のずれといったものは離婚理由でも1位2位を争うほど上位にあり、当たり前のように扱われておりますが、これは婚約破棄の正当事由としては認められないので、お互いが納得して別れるのではなく、片方が一方的に破棄してしまった場合は訴えられる可能性があります。

正当な理由があった場合は、訴えることもできるのですが、これは正当な理由ではないのでこれを理由には婚約破棄が認められる可能性は少ないでしょう。

親が認めない

結婚というのは家庭を顧みて行うものではあるので、親や兄弟の意見を取り入れるというのは間違いではありません。

しかし、過去の裁判事例を確認してみても、親兄弟の意見に従って婚約を破棄してしまったケースは正当事由に該当しないので、仮に訴えられてしまった場合負けてしまう確率が高いのです。

年まわりが悪い

結婚や婚約とは非常に大切なものであるので、ついつい占いや年回りといったものを気にする人もいるようですが、はっきり言ってこれは正当な理由に該当しないので、婚約破棄が認められることはありません。

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結婚指輪もらったのに婚約破棄!?その婚約破棄に「正当な事由」ありますか?のまとめ


婚約破棄は結婚をしていない状態なので、いとも簡単にしてしまう人もいるかもしれませんが、本来ならそのように気軽にしていいものではありません。

もし、不当な理由で婚約破棄をされてしまったり、正当な理由でこちらが婚約破棄をした場合は、慰謝料をどうするかを考えて、一度男女間トラブルに強い弁護士に相談してみることをお勧めします。

この記事の作成者

カケコム編集部