婚約を破棄されたらどうなるの?〜正当事由がなければ慰謝料が発生?!〜

婚約が破棄されたら一体どうなってしまうのでしょうか?婚約者というのは結婚を誓い合った相手ということになりますが、場合によってはこの婚約というものが解消されてしまうケースがあります。しかし、この婚約破棄には大きな落とし穴があるのです。

目次

いきなり婚約を破棄されたら?

b153d921eb5be5fdf354d6052a8265cc_s


婚約というのは人によっては重さが違うかもしれません。

軽々しく「婚約しよう」と何度もいう人と、めったにそのような言葉を吐かない人が「婚約しよう」と言われた場合、捉え方が異なりますよね。しかし、このような形で婚約者となったとしても突然相手から婚約破棄をされてしまうことだってあります。

突然わけもわからず婚約破棄を宣言されたとしても呆然としてしまうでしょう。

むしろ、婚約破棄されたことで悲しみよりも怒りがわく人もいるかもしれませんし、下手したら喧嘩になってしまうかもしれません。

今回は【婚約破棄について気になること】を説明します。

  • 婚約破棄について詳しく知りたい人
  • もうすぐ結婚を考えている人
  • 離婚前の慰謝料について知りたい人

は是非チェックしてみてください!!

そもそも婚約ってどこから?こんな場合はもう「婚約」

c22b29b03141aeb1ccaf4fc13e8514b1_s


このような婚約話を行う前に必要なことがあります。

それは、どこからが婚約なのかということです。

結納を済ませた

婚約とは口約束で結婚の約束をした瞬間から発生するものでもあるのですが、中には口には出さない人だっていますよね。

人によっては、トラブルになった際に「婚約した覚えはない」と言い出してしまうことだってあるのです。

そうなると、口約束で交わしたものは効力が薄くなると言われております。

しかし、婚約の証となるような結納といったものが行われているのなら、間違いなく婚約者として扱われるようになるので、婚約した覚えはないという言い逃れはできません。

結納や結婚式や婚約パーティーを第三者による立ち合いのもとに行われているのなら、それは成立した証と考えてよいでしょう。

結婚指輪を送った

しかし、現代人は何かと節約傾向にあるので、婚約を示すような式を行わない人もたくさんいます。

そのような人たちでも婚約の証となるものは作成するはずです。

代表的なものは結婚指輪になります。

結婚指輪はほとんどの方が婚約の証として捉えているので、これを送っているのに「婚約した覚えはない」というのはかなり難しいものとなるのです。

このように、第三者が立ち会っていたり、証拠となるようなものがしっかり残っているのなら、婚約者という扱いになります。

結婚式の予約をした

これは先ほどまでとはちょっと異なるものとなりますが、結婚へのステップを解るような形で踏み出しているのなら、それは婚約しているもの同士として扱われるので、家庭裁判所の判断でも婚約しているものとして扱われるでしょう。

予約をしていなくても、結婚式場やウェディングドレスを二人で見に行ったり、結婚する予定を第三者や両親に報告していた場合は、婚約として扱われる確率が高いのです。

どんな場合に結婚?キーワードは「正当事由」

f064710cf4c5289a6586843093f11b49_s


それではどのような場合に婚約破棄が認められるのかを見ていきましょう。ポイントは正当事由です。

不貞がある場合

離婚でも婚約破棄でも、常に上位にあるのが不貞行為です。

浮気や不倫と言ったら分かりやすいでしょうか。

婚約していた相手が浮気をしていることが発覚し、婚約破棄したいというのであれば正当事由として認められます。

不貞により婚約破棄され、重大な精神的損害を負った場合は相手型に慰謝料を請求することもできる場合があります。その場合は不貞行為が客観的に証明できるような証拠を残しておきましょう。詳しくはこちらをご覧ください。

DVや言葉の暴力があった場合

離婚理由としても必ずトップ10に入るのが、肉体的な暴力であるDVや言葉の暴力である精神的な虐待です。

暴言は程度によっては判断が難しいと言われておりますが、とにかく肉体的にも精神的にもダメージを受けてしまったのなら正当事由として認められて婚約解消を行うことができます。

社会常識の逸脱や極端な収入減少も

他にもいくつかありますが婚約者が社会常識を逸脱した行動を際限なくとっていた場合は正当事由に該当し破棄できます。

例えば、披露宴においても服装もボロボロで行動も伴っていない状態になり礼節も全くなくありとあらゆる人に叱責されるような事態をずっと引き起こしていて注意しても治らない状態は婚約破棄できるということですね。

他にも相手方が失業してしまったり努めている会社が倒産した場合は収入の減少が発生するので婚約破棄ができる可能性があります。

さらにひどい場合は慰謝料増額も

1f4cf5a7f9ecbb4f813e66a8c6c8e9e8_s


正当な理由なく、婚約破棄された場合は相手型に損害賠償請求として、慰謝料の請求ができる場合があります。また、婚約破棄に至るだけの精神的損害を受けた場合にも慰謝料の請求をすることができます。その場合慰謝料の額各々の状況を見て判断されます。具体的なケースを見ていきましょう。

別の人と交際するために婚約破棄された場合

別の人と結婚するために自分との結婚を破棄された場合は正当な婚約破棄の自由に当たることはありません。この場合は破棄された側の精神的負担が非常に大きいので、慰謝料の額も大きい傾向にあります。

例えば、婚約を通り越して妊娠までさせられているのに、相手が別の人ができたから婚約破棄を迫った場合は、かなりの金額となっておりました。

逆に不倫をして別の女性を妊娠させた場合でも、慰謝料の額がかなり高いものとなっているようです。

このように相手側に明らかに非がある状態で婚約破棄をされた場合は、高額の慰謝料を請求することができます。

DVを受けた場合

慰謝料の相場は50~200万円とか100~200万円と言われておりますが、ずっと暴力を受け続けていた場合は、一方的に非があると判断されるので、慰謝料もかなりのものとなっているようです。

中には300万円にも到達するものもあったので、相手の非が積み重なる状況だと割高になるようです。

不当な理由で破棄された場合

正当な理由もなく婚約破棄をされたら慰謝料を請求する裁判を起こすことができます。

実際に合ったケースでは女性が被差別部落出身者であることから男性の両親に反対されたため婚約破棄になり、この女性はさらに退職を余儀なくされてしまったため今後の生活も狂ってしまいました。それから女性が男性を訴え、正当な理由なく婚約破棄したとして男性の女性に対する500万円という相当な額の慰謝料の請求が命じられました。

婚約破棄と慰謝料について知りたい人はこちらも合わせてご覧ください!

婚約を破棄されたらどうなるの?〜正当事由がなければ慰謝料が発生?!〜のまとめ

3f7c0a3e80715f0867e23b7fceb5a811_s


婚約とはお互いが幸せになるために行う物であって、お互いを不幸にさせるために行うのではありません。婚約は婚姻予約という契約なのですから、結婚間近と言われる状況になってからの婚約破棄は相手に対して非常に迷惑であり、人一人の人生を狂わせる可能性もあります。

婚約破棄にお悩みの際は恥ずかしがらずに第三者に相談することも大切です。また、専門家である弁護士やカウンセラーに一度話してみることもお勧めします!

この記事の作成者

ジコナラ編集部