熟年離婚の原因15選!増加する熟年離婚の原因とは?

熟年離婚の原因ってどんなものがあるかご存知ですか?夫婦仲良く睦まじくというのは今も昔も変わらない考え方ではありますが、現代日本では昭和の時代と比べて熟年離婚をする割合が高くなっているのです。何十年も夫婦を続けていたのに離婚してしまう理由とは一体何でしょうか?

目次

熟年離婚はもう人ごとじゃない!増加する熟年離婚の原因とは?

 1975年は6810件、1990年は21717件、2007年は40353件、これが何の数字かわかりますか。

この数字は同居期間が20年以上もある夫婦の離婚件数です(厚生労働省調べ)。

この数字だけ見てもものすごい勢いで熟年離婚が増えていることが分かります。

ここまで増加してしまっていると、20年以上同居している方々も「もしかしたらうちも?」と恐怖を感じてしまうのではないでしょうか。

それでは、この熟年離婚に至った原因がいったい何だったのかをご紹介します。

引用:第1表 同居期間別にみた離婚件数・平均同居期間の年次推移(厚生労働省)

熟年離婚の原因15選!

 それでは、今回は熟年離婚に至った原因を15個ご紹介します。

納得するものもあれば意外なものもあるでしょう。

熟年離婚の原因(1) 一緒にいるのが苦痛

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熟年離婚をする家庭で多いと言われているのが、「夫は外で働き、妻は家で主婦をこなす」という考えに基づいた生活を送っている家庭と言われております。

そのような家庭生活を長い間すごしていると、結婚したばかりのころは違うでしょうが、だんだんと夫は自分の考えを通すのが当たり前と思ってしまうかもしれません。

その傾向が強くなると妻は一緒にいる時間は苦痛と感じるようになるので、定年退職でずっと一緒にいることが耐えられなくて別れることもあるようです。

熟年離婚の原因(2) 性格の不一致

離婚原因としていつの時代を上位にランクインしている性格の不一致ですが、それは熟年であったとしてもまったく変わらないものなのです。

このケースの場合、ただひたすら我慢をしていたけれど、子供も独り立ちして心配事が無くなったので熟年離婚をすることがあります。

それ以外にも、最初のうちは我慢していたけれど、たまりにたまったものが我慢できなくなってしまい大爆発してしまって別れ話に繋がることもあるようです。

女性の怒りはポイントカード式と言われているので、溜めに溜めてしまったのでしょう。

熟年離婚の原因(3) 価値観が合わない

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こちらも性格の不一致と一緒でどの年代の人たちでも悩まされる永遠の課題です。

熟年離婚を考えている人たちが若い頃は、離婚件数を見ていただければわかるのですが当時は離婚率も高くなかったのです。

そのため、「離婚=悪」という認識が強く根付いていましたが、今となっては当たり前のような状態になってしまっております。

そのことから、価値観の違いにずっと耐えてきたけれど、もう我慢することは無いと考えて熟年離婚の原因となるのです。

熟年離婚の原因(4) セカンドライフプランが異なる

これは熟年夫婦ならではの理由と言えます。

定年退職をするということは夫はやりたいことをできる時間を手に入れるということと同義で、今までやってこなかったことにチャレンジしたくなるのです。

しかし、妻は全く変わりません。

そのため、チャレンジのために田舎暮らしや引っ越しを夫が強要するが、妻からするとそんなことを全く望んでいないといった事態になってしまって熟年離婚の原因となってしまうと言われております。

熟年離婚の原因(5) 退職金が出るまで待っていた

熟年離婚という考えに至る原因は、このケースでは価値観の違いとか性格の不一致とかいろいろあると思われますが、それらを感じていたとしても退職金をもらうまではひたすら我慢している方もいます。

これは「計画離婚」とも言われておりますが、このような人たちは早いうちから退職金をもらって新しい人生をスタートさせようと考えており、それを夢見て耐え続けているのです。

逆に夫からすると青天の霹靂となってしまい茫然自失になってしまうでしょう。

熟年離婚の原因(6) 定年退職後の夫との日常に耐えられなくなった

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これは、色々と文句を言いたくなる部分を妻が我慢していたとしても、定年退職後の夫の生活ぶりを我慢できなくなってしまったというパターンです。

例えば、妻が必死に働いているというのに夫は家にいてひたすらゴロゴロしているといった姿を想像するといいでしょうか。

こうなると妻もキレてしまって熟年離婚原因となってしまうようです。

夫からすると当たり前のように感じていることでも、妻は当たり前のことと受け取れないので原因になってしまうのでしょう。

熟年離婚の原因(7) DVといった肉体的虐待があった

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DVといった肉体的な虐待があったとしても、昔は今よりも離婚者に対する目がきつく、子供までいた場合は離婚後不利になると解っていたため耐え忍んでいるという方も中に入るのです。

そのような人たちは子供がしっかりと働けるようになるまで耐えると、自分のやるべきことははたしたと考えて熟年離婚に至ることがあります。

前述したとおり、今では熟年離婚の数もものすごく増えたので、当たり前のことになりつつあるのも大きいのでしょう。

熟年離婚の原因(8) モラハラといった精神的虐待があった

こちらも上記のものと考え方は一緒です。

「昔と比べてブスになった」とか「使えない」などといったセリフを日常的に言われてはいたけれど、子供のためとか退職金のためとある一定時期までは耐え忍んで、条件を満たしたら熟年離婚をするというケースです。

肉体的な虐待も精神的な虐待も若者の離婚原因として上位にあるので、それがずっと続いていたとしたら原因となるのは当たり前のことではないでしょうか。

熟年離婚の原因(9) 浮気や不倫

浮気や不倫といったトラブルは若者が多そうというイメージがあるでしょうが、熟年離婚の原因としてこのような不貞行為も挙がっているようです。

これも、浮気をしていたのは知っていたけど、子供の社会的体裁のために耐え続けて、ある程度自立していることを確認したら離婚に至るというケースが多いと言われております。

浮気をするような人とずっと一緒にはいたくないでしょうから、一度浮気をした時点でアウトなのでしょう。

熟年離婚の原因(10) 妻が働き始めた

これは家庭環境にもよるでしょうが、ある程度子供が自立すると働き始める妻の方々もいるようです。

そこからある程度の収入を確保できる状態を築きあげてしまうと、夫といなくてもやっていける状態ができあがってしまうので、ここでたまりにたまった何かがあるなら熟年離婚に至ることもあるようです。

蓄積された何かがある状態で独り立ちできる状態になると、我慢する必要性が無くなるということなのでしょう。

熟年離婚の原因(11) 介護問題

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熟年夫婦にある大きな問題が介護です。

50歳ぐらいの夫婦になると70代や80代の舅や姑がいる家庭も増えます。

こうなると介護の必要性が出てくる家庭も多いのです。

もし、日常生活に不安を覚えている状態でこのようなさらに不安が積もる何かが乗っかるようになると、我慢ができなくなってしまって熟年離婚原因となってしまうことがあるようです。

熟年離婚の原因(12) 妻との日常に耐えられなくなった

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定年退職後は夫婦がともにいる時間は仕事をしていた時よりも圧倒的に増えます。

休日はともにいることも多いでしょうが、平日はともにいることは少ないのが当たり前のことでした。

しかし、平日と休日の姿が全く異なる妻もいるようです。

たとえば、平日は習い事だとか旅行だとかを実は頻繁に行っていて夫が全く知らなかったらその姿を目の当たりにすることになります。

そうなると、自分の努力はこんなことに使われていたのかと落胆して夫から離婚請求をされることがあるようです。

熟年離婚の原因(13) 年金分割制度の整備

これは今の若い人たちは知らないかもしれませんが、年金分割の制度が整備されたことで夫の年金の一部を離婚後でももらえるようになりました。

つまり、年金をもらえる年齢になってしまえば、お金という悩みもだいぶ軽くなるのです。

そのことが、熟年離婚の見事な後押しとなっているので、熟年離婚に至る夫婦が増えたと言われております。

つまり、日本の制度が原因で熟年離婚をしやすくなったということです。

熟年離婚の原因(14) 浪費が加速した

定年退職をすると人によってはかなりの額をもらいます。

そのお金を使える時間がたっぷりある夫にとってお金の使うタイミングというのは働いていた頃よりも圧倒的に増えます。

そのことから、浪費が加速度的に悪化する人もいるようです。

この浪費癖に妻も我慢できなくなってしまって熟年離婚原因となってしまうこともあるようです。

散在している姿をずっと見るのは辛いということなのでしょう。

収入に見合わない買い物ばかり続けるのはやはりNGです。

熟年離婚の原因(15) 会話が全く続かない

夫婦によっては休日でもお互いが好きなことをやっている状態で、基本的に会話が少ない生活をしていることもあるのです。

しかし、定年退職後は夫が家にいることも多くなり、一緒にいる時間が間違いなく増えます。ここで増えてしまったとしても、会話が全く続かない状態が続くと、むなしさを感じて耐えられなくなってしまい熟年離婚原因となってしまうことがあるようです。

人によっては会話が無くても一緒なら幸せという夫婦もありますが、会話が無いと辛いという夫婦があるということも覚えておきましょう。

離婚の原因についてもっと知りたい人はこちらも合わせてご覧ください!

熟年離婚の原因15選!増加する熟年離婚の原因とは?のまとめ

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熟年離婚に至る原因についてたくさん触れてきましたが、この中に琴線に触れる何かはありましたか。

自分たち夫婦なら全く問題がないと思えるのなら、それは間違いなく幸せなことで、熟年離婚をする確率は低いと言えるかもしれません。

しかし、この中でどれか当てはまりそうなものがあったのなら要注意となってしまいます。

熟年離婚で多いと言われているのは、離婚を切り出されて初めて離婚を考えていたことを知るというものであり、全く気が付いていないケースばかりなのです。

ただし、熟年離婚にだってトラブルはつきものなので、気になる方は離婚問題に強い弁護士に相談して熟年離婚について詳しく教えてもらうといいでしょう。

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この記事の作成者

カケコム編集部