離婚の手続きはどんな流れ?〜スムーズな離婚をするには〜

離婚手続きの流れ知ってますか?離婚したいと思ってもいざ手続きとなるとやり方がわからなかったり、難しそうと思って尻込みしてしまう事ってありますよね。離婚手続きの流れを把握することは離婚の手続きをスムーズに行うためにも大切です。ここでは離婚手続きの流れを見ていく事にしまょう。

目次

知っておきたい様々な離婚〜協議離婚・調停離婚・審判離婚・裁判離婚〜

Divorce in dictionary

離婚と一言で言っても、その方法は二人だけで話し合う協議離婚から、調停離婚~審判離婚、最終的には裁判で争う裁判離婚までの段階に分かれています。

いくら離婚を早くしたいと思っても段階を踏まずにいきなり裁判離婚は出来ないのです。

この事から、離婚手続きをスムーズに行うには、この一連の離婚方法の流れを理解して、淀み無く行えるかどうかにかかってきます。

まずは二人で協議離婚の話し合いをして、決着を見なければ調停離婚、それでもダメなら裁判離婚という流れになります。 

離婚の手続きの流れ

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上のように離婚の話し合いをする方法が変わっても、最終的に行うのは離婚にお互い合意して、役所に離婚届を提出するという一連の流れです。

離婚の手続きで気をつけなければいけない事は何か、手続きの流れと共に見ていきましょう。 

離婚の手続きの流れ① 〜離婚届を提出〜

離婚の手続きを行うには、まずは離婚届の作成からはじめます。

それぞれが自分の氏名や住所など書き方に基いて離婚届の用紙に記入・押印していきます。

協議離婚の場合は、婚姻届と同様に証人も必要になるのでなってくれる人も見つけなければいけません。

調停離婚の場合は調停証書の謄本が、裁判離婚の場合には調停証書の謄本に加えて判決確定証明書も離婚の手続きの際に必要になります。

それぞれ調停や裁判が終了した時に作成、後日郵送されて来ているはずですので忘れずに持参しましょう。

書類作成と、必要な書類の流れまでは以上のような事になりますが、二人の間に子供がいる場合は、気をつける事があります。

離婚の手続きの流れ② 親権者を決めなければ受理されない

離婚届の作成の流れで重要になってくるのが、子供の親権者の欄です。

子供をどちらが引き取るのか、調停離婚や裁判離婚の場合はもう決定ずみですが、協議離婚の時はあらかじめ決めて離婚届に記入しなければ届けが受理されません。

離婚届の雛形には夫側が親権者となっているので見本の通りに書くと夫が親権者となってしまうので注意が必要です。

離婚届の引き取る側に子供の名前を記入する事が親権者としての手続きとなります。

離婚の手続きの流れ③ いつから効力が発生する?

書類を正しく作成し、子供の親権者も決め、しっかりと記入したとして、正しい離婚の手続きの流れで行いました。

この離婚届による離婚の効力は、いつから発生するのでしょうか。

それは、離婚届が受理された時からとなります。

裁判離婚で離婚が決定した場合は、判決が下った日から10日以内にこの手続を終了しなければいけないという決まりもあります。

裁判から離婚手続きという流れをしっかり把握できていないと、ついつい期日を過ぎてしまう事もあるので注意が必要です。

もしもの時のために〜離婚不受理申出

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離婚の話し合いから書類作成、役所への届けまでの流れは以上のような事でした。

しかし、相手が離婚を焦っている場合話し合いの途中であるにも関わらず、勝手に離婚の手続きをされてしまう事も無いとは言えません。

きちんと自分が納得した離婚の手続きの流れを踏むには、この行為を阻止する届け出があるのです。

離婚不受理申出とは

離婚の話し合い途中で相手に一方的に離婚届を提出させないために届け出ておく書類に「離婚不受理申出」という物があります。

これは、自分から離婚届を提出するか、離婚不受理申出の取り消しをしない限り、申し出者に関する離婚届を受け取らないようにしてもらう手続きです。

ですから、手続きの流れ的には、離婚の話し合いがはじまったらすぐに「離婚不受理申出」を提出しておくのが良いでしょう。

離婚不受理申出の件数は年間2万件以上

この離婚不受理申出という書類ですが、あまり聞き慣れないなと感じる人もいるでしょう。

しかし、協議離婚の1割の人がこの制度を利用していて、年間その利用者の数は2万件にも到達するという制度です。

自分から離婚届を提出する事は可能ですし、相手側を特定しない届け出手続きをする事も出来ます。

その場合は永久に誰に対しても自分に関する離婚届を勝手に出す事が出来なくする事が出来るというすごい制度なのです。

離婚不受理申出に期限はあるの?

そんなすごい離婚不受理申出ですが、有効期限はあるのでしょうか?

相手を特定しない場合は、永久にと書きましたが、その他の場合をご紹介しましょう。

まず相手を特定した場合、流れとしては、離婚不受理申出提出して話し合いが合意したら本人が離婚届を提出して、離婚手続きが成立、それと同時に離婚不受理申出の効力切れが発生となります。

相手を特定しない離婚不受理申出の場合は、流れが変わってきて、離婚届を本人が提出しても離婚不受理申出の取り消しはされません。

再婚してまた離婚しようとした場合、相手が離婚届を出そうとしてこの申出が有効になっていた事に気づく人もいるそうですので注意が必要です。

離婚手続きの流れを円滑にするために

ここまで、離婚の手続きの流れと相手からの一方的な離婚手続きを予防するための離婚不受理申出のお話をしてきました。


これら離婚の手続きの流れをスムーズに行うために気をつけたい事をここでは見ていきます。

離婚手続きの流れを円滑にするために① 決めておくべきこと

離婚の手続きをするには、子供の事やお金の事などたくさん決めなければいけない事があります。

離婚手続きをスムーズな流れで行うためにはあらかじめこのような取り決めをどうするか考えておくと良いですね。

子供の親権や財産分与の仕方、慰謝料の請求をどうするか、女性なら戸籍をどうするかも考えておくと良いでしょう。

養育費や面会交渉権についても、一般的な相場など調べておくと更に決めやすいでしょう。

離婚手続きの流れを円滑にするために② 話し合いで決着がつかないようなら別居も

二人の話し合いでは埒が明かないが、調停離婚でも結局時間切れ。

相手に対して裁判を起こせるような事実も証拠も無い……。

そんな場合はどうにも出来ずズルズルと離婚したい、離婚したくないという話し合いが長引き辛い思いをするだけです。

離婚をしたいと思うなら、急がば回れで別居してしまうのもひとつの方法です。

別居しているという事実があると、その年数によって夫婦生活が破綻しているとみなされ、離婚できる可能性もあります。

離婚手続きの流れを円滑にするために③ 二人では平行線、そんな時は誰かに間に入ってもらおう

話し合いは平行線で、離婚の手続きは進まない。

別居して何年も待ってはいられない。

そんな時は、誰か信頼できる第三者に間に入ってもらってはどうでしょうか。

どうせ間に入ってもらうなら、離婚の流れに詳しい法律の専門家が安心です。

出来るだけ自分に有利になるようアドバイスをお願いしてみると良いですね。

離婚の手続きはどんな流れ?〜スムーズな離婚をするには〜のまとめ

 

離婚手続きの流れと、スムーズに離婚の手続きを行うために出来る事を見てきました。


いかがでしたでしょうか?

離婚をしたい者同士の話し合いであったとしても、慰謝料や養育費、面会権などで話が平行線のまま進まないという事もありますね。

出来るだけ手続きをスムーズな流れで行うためにも、専門家に間に入ってもらって冷静に話を進めることをおすすめします。

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この記事の作成者

ジコナラ編集部