ワンオペ育児で離婚できる?育児に協力しない夫との離婚について

ワンオペ育児で離婚はできるのでしょうか?家事はもちろんのこと子育てをしない旦那!家庭内のことをすべて押し付けられた妻は精神的にも肉体的にもボロボロ。育児に協力しない旦那にイライラして離婚を考えるようになるものです。旦那は家事や育児をしないのに離婚にも応じません。育児に協力しない旦那に対するワンオペ解決策を探ります。

目次

ワンオペ育児で離婚できる?

24時間家事と育児に追われても、旦那はサポートしないワンオペ育児

協力しない旦那にイライラが募り、やがて絶望して離婚を決意する妻は、精神的にもボロボロの状態です。

育児をしない旦那と離婚はできるのでしょうか?

離婚の前に、旦那に家事や育児を任せる努力、周囲の協力とサポート、離婚に詳しい弁護士への相談などワンオペ解決策を確認することが大切です。

ワンオペ育児とは?

ワンオペ育児は、ビジネス用語のワン・オペレーションが語源です。
 

家事や育児など、すべての作業を1人でこなす劣悪な環境を言い表したものです。

ワンオペ育児とは? 

ワンオペ育児とは、旦那が家事や育児に協力しないために、1人で行っている状態を表した言葉です。

妻は休む暇もなく育児や家事に追われて、自分の時間を持つこともできません

結果的に離婚を決意するほど精神的に追い込まれてしまいます。

ワンオペ育児の問題点とは? 

ワンオペの育児は想像以上にハードで、育児や家事に疲れ切ってしまいます。

旦那との関係も悪化し、相談することもできず、イライラが募るばかり!

共働きであれば家事と育児と仕事を抱えるワンオペはブラック企業よりも劣悪環境です。

また産後で体が不安定な時期は、ただでさえイライラするものです。

それに加えてワンオペ育児の負担は大きく、多くの妻を苦しめています。

ワンオペ育児になってしまう背景とは?

ワンオペ育児になってしまう背景には、どのようなものがあるのでしょうか。

ワンオペ育児になる背景(1) 旦那の育児に関する理解が乏しい

ワンオペ育児の原因となるのが、旦那が育児に関して無関心であることです。

妻にワンオペ育児を強いる旦那は育児や家事に協力する気がなく、育児を理解しようともしません。

「男は仕事をし、女が家庭を守るもの」という古い考えにとらわれているのです。

ワンオペ育児になる背景(2) 労働時間の長時間化

ワンオペ育児となる原因に、旦那の長時間労働があります。

子育て中であれば旦那の年齢も若く、上司の指示で長時間労働を強いられることがあります。

長時間働いてきて帰ってきた旦那が、「家の中でくらい休ませてくれ…」と思うのも、無理はないのかもしれません。

旦那の帰宅が遅ければ、ワンオペで家事や育児をすることになってしまいます。

ワンオペ育児になる背景(3) 核家族化によって頼れる人が周りにいない

ワンオペ育児は、親など頼れる人が近くにいないことが1つの原因となっています。
 

核家族化が進み、家事や育児をサポートしてくれる両親が周囲にいません。

妻はワンオペ育児でイライラが募り、離婚をしてでも実家に戻りたいと考えることもあるようです。

ワンオペ育児が原因の離婚を避けるには?

ワンオペ育児を続けていると離婚へ進むことがあります。

ワンオペ育児を解消して旦那と離婚しない方法を考えます。

ワンオペ育児で離婚しないために(1) 話し合い、育児を分担する

離婚をしないためにワンオペ育児の悩みを旦那に伝え育児や家事を分担します。
 

育児や家事をしない旦那にイライラしていると思いますが、イライラはぐっと堪え、冷静に家事と育児の分担をしましょう。

旦那も「これをしてね」と頼まれたら、断ることはそうそうありません。

最初は分担割合を少なめに設定し、育児や家事が慣れてきたら徐々に割合を増やすことで離婚は回避できます。

ワンオペ育児で離婚しないために(2) 親族や友人に協力してもらう

旦那がそもそも家にあまり帰ってこないなら、ワンオペ育児で離婚をしないために、親族や友人に育児や家事をサポートしてもらいましょう。
 

家事や育児をしない旦那に期待してイライラしないように、旦那以外の人に協力してもらうことで、ワンオペ育児を解消して離婚を回避します。

ワンオペ育児の離婚問題解消法(3) 自治体の支援や民間のサービスを利用する

ワンオペ育児で離婚を考えているようなら、一時保育など自治体の支援や、民間の育児サービスを利用しましょう
 

お金はかかってしまいますが、これにより心身共に負担の軽減ができます。

ワンオペ育児でどうしても離婚を考えている人はどうするべき?

ワンオペ育児をどんなに解消しようと努力しても旦那は育児に協力せず…。
 

イライラを募らせ離婚を決意したとき、妻はどうすればいいのでしょうか?

離婚がワンオペ育児の解決になるかをよく考える

ワンオペ育児でイライラして、婚姻関係が破綻してしまった…。
 

しかし、離婚しても育児と家事のワンオペ育児は、解消しないかもしれません。

離婚によって収入が下がり、育児と家事と仕事を背負いこむ、ということもありえます。

離婚後の生活設計をよく考える必要があります。

合意がなければ離婚は難しい

夫婦間で合意があれば、どんな理由でも離婚することができます。

しかし、旦那が離婚に同意しない場合、離婚請求をするためには民法770条1項各号の離婚事由が必要です。

民法770条
①夫婦の一方は、次に掲げる場合に限り、離婚の訴えを提起することができる。
一 配偶者に不貞な行為があったとき。
配偶者から悪意で遺棄されたとき。
三 配偶者の生死が三年以上明らかでないとき。
四 配偶者が強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

ワンオペ育児が「悪意の遺棄」や「婚姻を継続し難い重大な事由」に当たることを立証しなければ、離婚は認められません。

離婚を考えたなら弁護士に相談を 

育児をしない旦那と離婚を考えたら法律の専門家である弁護士に相談しましょう。

離婚調停や離婚裁判になったとき、離婚が認められるためにはワンオペ育児によって婚姻関係が破綻しているということを、証拠を用いて立証しなければいけません。

法律の専門家でない方にとってこのハードルは高いです。

また、弁護士に相談すれば、親権、養育費、財産分与など少しでも有利な条件で離婚できるようにあなたに代わって争ってくれます。

離婚後の生活を楽にするために、養育費は少しでも多くもらいたいですよね。

育児に協力しない夫との離婚を考えたら、まずは弁護士に相談しましょう。

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ワンオペ育児で離婚できる?育児に協力しない夫との離婚についてのまとめ

ワンオペ育児に悩まれている方はまずは旦那、親や友人に相談することが大切です。
 

また旦那以外のサポートを受けて、育児を軽減することでイライラを解消しましょう!

それでも離婚を考えるときは、離婚後の生活設計を考えましょう。

離婚したことでさらにワンオペ育児が深刻化することも考えられます。

離婚問題に詳しい弁護士に相談して決断しましょう。

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この記事の作成者

カケコム編集部