オープン婚とは?不倫を容認していたら慰謝料請求は認められない?

近年、驚くべきことに相手の不倫をお互いに容認するオープン婚をする夫婦が増えているといわれています。不倫を容認するなんて普通は信じられないことですよね。オープン婚というのはいったいどのようなものなのか、その実情に迫りたいと思います。

目次

「オープン婚」またの名を「放し飼い婚」とは?

近年結婚していても他の異性との交際をお互いに容認する、オープン婚をしている夫婦が増えているといわれています。

不倫を容認するため、放し飼い婚ともいわれているのですが、放し飼い婚を実践する驚くべき夫婦が増えているとされているのです。 

この不思議な関係であるオープン婚とは一体どのような感じなのでしょうか?

オープン婚とは一体どういうこと?

オープン婚という言葉だけ聞いても、どんな結婚なのかよくわからないですよね。

放し飼い婚ともいわれているオープン婚とはいったいどのようなことをいうのでしょうか?

オープン婚について(1) お互いが不倫を容認していること 

オープン婚というのは、お互いが容認して不倫をしていることをいいます。

簡単にいうと、不倫を認め合う夫婦ということになります。

放し飼い婚ともいわれているオープン婚は、オープン・マレッジ(開放型結婚)とも呼ばれます。

当事者は不倫というよりは、恋愛をしているという感覚に近いようです。

オープン婚について(2) お互いの考え方の一致が必要

オープン婚はお互いが容認して不倫を行うオープン・マレッジですから、お互いの考え方が同じでないと行うことができません。

1人だけ放し飼い婚を良いものだと考えていても成り立ちませんよね。

オープン婚は夫婦そろって、結婚したからといって1人に尽くす必要はないという考え方が一致しないと成り立たない関係性です。

オープン婚について(3) 高学歴や高収入の夫婦に多い?

オープン婚をするには、生活に余裕がある必要があります。

お互い別の人と遊ぶ時間やお金に余裕がないと放し飼い婚なんてできないので、高学歴や高収入の夫婦に特に多いといわれています。

生活や精神的に余裕がああるからこそ成り立つのがオープン・マレッジなのです。

オープン婚について(4) 世間の理解はほとんどない

オープン婚が最近増えているといっても、お互いの不倫を容認している放し飼い婚をしている夫婦はごくわずかです。

1人に絞る必要はないというオープン・マレッジ的な考え方は受け入れられないことがほとんどで、世間の理解はほぼないといえるでしょう。

しかし、世間の理解がなくても夫婦で容認しているのであれば放し飼い婚であっても問題はないのかもしれません。
 
ただ、既婚者の相手と関係を持ってしまうと、相手側との関係で不倫となることに注意が必要です。

オープン婚にはルールがある?|ただの不倫ではありません

オープン婚をしている夫婦にはある決まりがある場合があるようです。
 
どのような決まりがあるのか、例として挙げてみました。

オープン婚のルールの例(1) 交際相手は紹介する

オープン婚のルール例一つ目は、交際する相手を配偶者に紹介するということです。

どんな相手と交際するのか紹介するのが、オープン婚のルールになっている場合があります。

放し飼い婚をしていく中でも、信頼関係を維持しようと考えているようです。 

オープン婚のルールの例(2) 避妊は必ずする

いくら放し飼い婚といってもトラブルになることは避けなければなりません。

オープン婚をしていて、もし不倫相手と子供ができてしまうなどのトラブルが起こるとみんな不幸になりますし、今の関係性が続けられなくなってしまいます。

そのため、オープン・マレッジを続けるためにも、避妊は必ずするというルールを設けることがあります。

オープン婚のルールの例(3) 夫婦関係を崩さないようにしている

オープン婚が原因で離婚したら本末転倒になってしまいます。

不倫を容認しているといっても、最も大切なのは配偶者なので、配偶者と1番長い時間を過ごすべきです。

夫婦関係を崩さないようにするということが、オープン・マレッジを続けるポイントになるようです。

オープン婚のつもりが…突然配偶者に不倫の責任を取れと言われたら?

オープン婚をお互い楽しんでいたつもりが、配偶者がいきなり不倫のことを責めてきたらどうすれば良いのでしょう?

オープン婚パートナーに「離婚して!」と言われたら? 

オープン婚を楽しんでいたはずなのに、突然配偶者に「離婚してほしい」と言われてしまうこともあります。

そのような場合、協議、調停でお互い容認すれば離婚することは可能です。

同意のない場合でも、お互い不倫をしていてそのような関係を容認していていると、婚姻関係が破綻しているとみなされて離婚が認められることがあります。

オープン婚パートナーに「慰謝料を払って!」と言われたら?

オープン婚でお互いに不倫をすることを容認していたのに、突然「不倫してたんだから慰謝料を支払え」と言われたらどうすれば良いのでしょう?

お互いに不倫している放し飼い婚の関係であるならば、お互い様とみなされて慰謝料が貰える確率は低いといえるでしょう。

こういう場合はどうしたらいいの?という人は

  • オープン婚でお互い不倫を容認していたのに、夫婦関係がおかしくなってきた
  • 配偶者が不倫相手に本気になってしまった…

などどうすれば良いのか分からないということになったら弁護士に相談しましょう。

オープン・マレッジはまだ世間的にも知られていないことが多く、分からないことが多いのでオープン婚に関して悩んだら専門家に相談するのが1番です。

放し飼い婚が世間で知られていなくても、法律に基づいて対応することはできるので、わからないことがあれば弁護士に相談することをおすすめします。

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オープン婚とは?不倫を容認する夫婦に慰謝料請求は認められるのか?のまとめ

今回は、少し変わった夫婦関係であるオープン婚について紹介しました。

お互い不倫を容認し、放し飼い婚とも言われている夫婦の関係がオープン婚です。

理解しにくい関係かもしれませんが、夫婦で容認しているのであれば特に問題はありません。

オープン婚でも夫婦で設けたルールを守って、夫婦関係を壊すことなく続けることができればいいですよね。
 
オープン婚はまだまだ認知されていないことも多く、トラブルになりやすいのも事実です。
 
万が一トラブルになってしまった場合には、弁護士に相談し、法律の観点に基づいた解決法を進めていくことが重要です。
この記事の作成者

カケコム編集部