不倫を放置すべきではない9つの理由|夫の不倫に対して採るべき対応は?

不倫を放置することは何が問題なのでしょうか。「本人に直接追及して喧嘩になってしまうのはイヤだ」「不倫は一時の気の迷いであるから、続くことはないだろう」と考えて、夫の不倫を放置して付き合いを続けてしまうことがあります。しかし、こうした考えはとても危険です。今回は、夫の不倫を放置すべきではない理由と、その場合の妻の採るべき対応を紹介します。
 

目次

夫の不倫を放置し続けると大きな問題に発展するかもしれません 

「魔が差しただけ」。
 
不倫の弁解でよく表れる言葉です。
 
しかし、不倫は依存性が高いものなので、放置していても不倫は続くものです。
 
つまり、不倫を放置して付き合うことで状況は一向に改善しません
 
むしろ、これから紹介するように、夫の不倫を放置して付き合い続けていると、夫婦生活にたくさんの問題が生じてしまいます
 
さらに、不倫問題は放置が続くことによって、どんどんと深刻化してしまいます。

夫の不倫を放置すべきでない理由|不倫を放置するメリットはない!

 
不倫を放置して付き合うことはやめましょう。
 
夫の不倫を放置すべきでない理由9つを紹介します。

不倫を放置すべきでない理由(1) 夫の気持ちが妻から離れてしまう 

不倫によって家庭以外の心のよりどころを得た夫は、妻に対して優越感を抱くようになります。
 
他方、不倫をしているというスリルを味わうことに夢中になってしまいます。
 
すると、徐々に夫の気持ちは、妻から離れてスリリングな不倫相手(あるいは不倫そのもの)に入れ込んでしまうかもしれません。

不倫を放置すべきでない理由(2) 不倫相手との間に子供ができる可能性がある

不倫相手が妊娠をし、さらに出産までしてしまう可能性もあります。
 
そして、夫が認知をした場合、夫はその子供の養育費を支払う義務を負います。
 
養育費は、その子供が成人するまで毎月支払わなければならず、子供が高校や大学に進学するにつれてその支払額も増えていくのが一般的です。
 
とすると、当然養育費の支払いは家計の重い負担となってしまうでしょう。

不倫を放置すべきでない理由(3) 子供に悪影響を与える可能性がある 

もし夫との間に子供がいる場合、不倫は子供に悪影響を与える可能性があります。
 
不倫をしていると、夫の家庭への関心は相対的に低下してしまいます。
 
すると、夫が子供に付き合う時間も減ってしまい、子供はお父さんからの愛情がないと感じてしまうかもしれません
 
さらに最悪の場合、父親の不倫が学校などに知られてしまったら、それが理由で周囲の子からいじめに遭ってしまうかもしれません

不倫を放置すべきでない理由(4) 周囲に愛されていない妻だと認識される

不倫の放置が続くと、夫の不倫が周囲に知られてしまう可能性も高まります。

そして、そうした場合、周囲から愛されていない妻のイメージを持たれてしまいます。

不倫をするような相手との付き合いが続くことで、自分自身の印象をも悪くしてしまうのです。

不倫を放置すべきでない理由(5) 慰謝料請求権が時効を迎える可能性がある

不倫行為は公序良俗に反する不法行為ですので、不倫をされた場合は夫とその相手方に慰謝料を請求することができます。

しかし、この慰謝料請求権は、「損害及び加害者を知った時」から3年間で時効によって消滅します(民法724条)。

第724条
不法行為による損害賠償の請求権は、被害者又はその法定代理人が損害及び加害者を知った時から三年間行使しないときは、時効によって消滅する。不法行為の時から二十年を経過したときも、同様とする。

つまり、不倫の事実を知ってから3年間経ってしまうと、夫に対して慰謝料請求をすることが難しくなってしまうのです

夫の不倫を放置すべきでない理由(6) 離婚しない限り自分も恋愛や結婚ができない

不倫をしているような不誠実な夫ではなく、他の人と恋愛関係を築きたいと思ったときに、離婚しないまま夫以外の人と付き合うこともまた不倫になります。

そして、夫が不倫しているからといって、夫以外の人と付き合うことが許されるわけではありません

さらに、自分も不倫をしてしまったという事実は、不倫を理由に離婚する際に、慰謝料や親権の争いで不利に働いてしまいます

このように、不倫の放置が続くことで、自分自身の誠実な恋愛の妨げになってしまいます。

不倫を放置すべきでない理由(7) 不倫癖がついてから不倫をやめさせることは難しい

「不倫は一時の気の迷いにすぎない」と考えている人も多いと思います。

しかし、不倫の持つスリリングさは依存性があり、一度ついた不倫癖を取り除くことは難しいです。

今回の不倫相手との付き合いが終わったとしても、また他の相手と不倫する可能性があります。

そのため、夫が不倫をやめるのを期待して放置し続けることはやめたほうがいいといえるでしょう。

不倫を放置すべきでない理由(8) 結婚期間が長くなり離婚しづらくなる

人間は、これまでの時間が無駄になってしまうのではないかと考え、長く続くものを終わらせることをためらう傾向にあります。

結婚生活もその一つで、今までの生活を守るために不倫を放置し続け、結婚生活が長くなれば長くなるほど、離婚の決断がしにくくなります

離婚がしづらくなる前に不倫の放置をやめて、しっかりと夫の不倫問題に対処しましょう。

不倫を放置すべきでない理由(9) 夫の不倫という悩みから永遠に解放されない

これは不倫問題に限らず、あらゆるトラブルに共通していえることですが、トラブルを放置し続けても、その根本的な解決にはなりません

夫の不倫という悩みを抱えている状態は非常に不健全ですので、その状態を放置することはよくありません。

そのため、不倫を放置し付き合うことをせずに状況を改善するべく対処するべきといえます。

夫の不倫に対して採るべき対応

以上のように、夫に不倫されてもなお付き合うことはよいことではありません。
 
それでは、具体的にどのような対応をするべきなのでしょうか。

離婚をするかしないかを決める|離婚するならすぐに手続きを

まずは、不倫を放置しないで、夫婦生活を続けるかどうかを決めましょう

そして、もし離婚をしたいと考えるならば、夫と話し合いましょう。

ひとりで夫と話し合うことが不安である場合には、弁護士などの専門家に相談しましょう。

離婚をしたくないなら、できる限り早く不倫をやめてもらう

もし離婚をしたくないならば、不倫をやめてもらうように夫を説得しましょう。

喧嘩になることを怖れて話し合いを避けていても、状況は改善しません。

しっかりと夫と話し合い、信頼関係を回復させましょう

説得しても不倫をやめてもらえないときも離婚を検討する

仮に夫が説得に応じない場合、その状況のまま結婚生活を続けるのではなく、離婚を視野に入れてカウンセラーや弁護士に相談しましょう。
 
夫婦の間の問題であっても、第三者からの意見は非常に有益です。

不倫を放置すべきではない9つの理由|夫の不倫に対して採るべき対応は?のまとめ

夫の不倫は放置していても続くものです。状況は改善しません。

まずは離婚をするかしないか決めましょう。
 
離婚をしたい場合には夫との話し合いが必要になりますが、より円滑に話し合いを進めるためにも、弁護士に相談した上で離婚手続を進めることがいいでしょう。
 
また、離婚したくない場合であっても、いっこうに夫が不倫をやめないようならば、離婚を視野に入れてカウンセラーや弁護士に相談しましょう。
 
不倫を放置して付き合い続けて幸せになることはありません。
 
夫の不倫を決して放置せずに、よりよい人生が送れるように第1歩を踏み出すことが大切といえます。

弁護士に相談する

この記事の作成者

カケコム編集部