子供を置いて出て行った妻は何を考えてる?|離婚と親権はどうなる?

母親が子供を置いて離婚した場合の手続きはどうなるのでしょうか。夫婦関係の悪化や育児疲れなどが原因で、母親が子供を置いて家出や離婚をしてしまうケースは少なくありません。一体どうして妻は子供を置い出て行くことを選んだのか?離婚や親権はどうなるのか?具体的に考えていきましょう。

目次

妻が突然子供を置いて出て行ってしまった…

 
妻が子供を置いて出て行く…そんなことになったら、何から考えるべきなのでしょうか。
 
子供を置いて母親が家出した場合の、離婚の手続きや親権について解説していきます。
 
母親の突然の家出には驚いてしまいますが、何か原因があるはずです。
 
まずは母親が家出した理由を探り、夫として取るべき行動を考えてみましょう。
 
さらに、子供を置いて出て行く母親と離婚することはできるのか、手続き方法や親権についてなど、分かりやすくご紹介します。

なぜ妻は子供を置いて出て行った?

母親が子供を置いて出て行くには、必ず原因があるはずです。
 
自分に原因があるのか、相手のわがままなのか、まずは考えることが大切です。

妻が子供を置いて出て行く理由(1) 家事・育児に疲れた

小さい子供の世話や毎日の家事にストレスが溜まり、疲れ切った母親が子供を置いて出て行くことは想像しやすいでしょう。

母親は家事育児に追われている事が多く、知らない間に疲労が蓄積しがちです。

子供を置いて出て行く、離婚する母親なんて最低だと思いがちですが、家事や育児に疲れてしまい家出をしてしまう母親は案外多いのです。

妻が子供を置いて出て行く理由(2) 夫に不満があった

母親が子供を置いて出て行く、離婚をする理由は、夫に対して不満があったのかもしれません。

例えば家事や育児を手伝ってくれない、家族の時間を作ってくれないなど、日ごろからの不満が募り、家出という行為になってしまったのかも。

子供から離れたいのではなく、育児の苦労を夫に分かってもらうために家出をする母親も中にはいるようです。

妻が子供を置いて出て行く理由(3) 不倫相手の家に行った

妻が家出をする際、子供を置いて出て行くのは、不倫相手の家に行くからということも考えられるでしょう。
 
今や不倫は父親だけでなく、母親もする時代になってしまいました。
 
夫の知らない所で、不倫相手との時間を過ごしているのかも。
 
不倫相手と会うためには子供は連れて行けないので、一人で家出するしかなかったのだと考えられます。

子供を置いて出て行った妻に対して夫がまずやることとは?

子供を置いて出て行く妻に対して、夫は離婚を突き付けるしかないのでしょうか。母親が子供を置いて離婚する前に、まず夫が取るべき行動とは?

自分に悪いところはなかったか考える

母親が子供を置いて出て行ってしまったのなら、まずは自分に悪いところはなかったかを思い返しましょう
 
特に、DVや浮気があれば夫の責任は重大です。
 
子供を置いて出て行く母親にも非はありますが、DVや浮気があったのなら、夫の罪の方が大きいでしょう。
 
それ以外にも、自分の行動をまずは振り返ってみてください。

連絡は取れるか確認する

母親が子供を置いて出て行ってしまったら、連絡を取れるかどうか、確認しておきましょう。
 
自分からでは連絡が取れないようであれば、妻の実家や共通の知り合いなどに連絡してみてください。
 
妻が家出をして出て行くには、どこかに行く当てがあるからです。
 
思い当たる場所には連絡を取り、妻との連絡を取れる状態にしておくことも大切です。

育休をとる・子供を預ける場所を探す

妻が子供を置いて家出をしたのなら、自分が母親の代わりにもならなければいけません。
 
母親のように育休を取ったり、子供を預ける場所を探す必要もあります。
 
家出していなくなった妻がやっていたことのカバーをしましょう。
 
普段母親に任せっきりだった大変さが、初めて分かるかもしれませんね。

数日間、もしくは数週間待ってみる

子供を置いて出ていった母親と即座に離婚を選ぶのではなく、少し待ってみることも大切でしょう。
 
母親の家出は一時的なものかもしれませんし、すぐに帰ってくる可能性もあります。
 
しかし、一時的なものではないのなら、子供を置いて出て行くような母親とは離婚を考えることも大切だといえます。

このまま戻って来なかったら離婚に進む?

子供を置いて出て行く母親がいつまでも帰って来ない場合には離婚に進むのでしょうか。
 
果たして子供を置いて離婚することはできるのでしょうか
 
子供を置いて離婚することができるのか見ていきたいと思います。

戻ってこなかったら警察や探偵に捜索を依頼

子供を置いて出て行く母親が戻ってこない場合、捜索願を提出しましょう。

警察や探偵に人探しを依頼するのも有効です。また、探偵の方が費用がかかるものの、専門家なので心強いはずです。

子供を置いて出て行く母親と離婚をする前には、まず捜索を行う必要があるのです。

探偵に相談する

行方不明なら離婚が可能です

子供を置いて出て行く母親と連絡が取れず、行方不明になると民法770条1項2号または770条1項3号により、離婚事由が認められます
 
子供を置いて出て行く母親が行方不明の場合には、離婚が可能になるのです。
 

離婚裁判を提起すれば離婚可能

子供を置いて出て行く母親と離婚するのなら、離婚裁判を提起します。
 
通常は調停前置主義ですが、相手が行方不明の場合調停は不可能なので直接離婚裁判に進むことができるのです。
 
子供を置いて出て行く母親に対して離婚裁判を行う際には、悪意の遺棄や3年以上の生死不明を主張することになるでしょう。

妻が子供を置いて出て行った場合、親権はどうなる?|親権が夫に渡る可能性

妻が子供を置いて離婚する場合、親権は父母の合意で決めるのが原則であるため、妻が親権を得ようとしないなら夫が親権を得ることができます。

子供と妻の別居期間が長い場合も親権を得られる可能性が高い

子供を置いて離婚となる場合、子供と妻の別居期間が長いほど、親権を得られる可能性は高くなります。
 
ただし、妻が親権を得ようとした場合に問題になるでしょう。
 
スムーズに母親ではなく父親が親権を得るためには、母親の親権に対しての意識も大きく関わってくるのです。

母親の虐待やDVがあった場合も親権を得られる可能性が高い

子供を置いて離婚した母親が、虐待をしていたりDVをしていたとしても、母親が親権を得る可能性があります。
 
これは、妻が親権を得ようとした場合に問題になるといえます。
 
母親の虐待やDVは育児疲れによるもの、と判断されることも多く、子供を置いて出て行く母親、離婚する母親だから親権を得られない、ということにはならないのです。

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子供を置いて出て行った妻は何を考えてる?|離婚と親権についてのまとめ

子供を置いて離婚した母親は親として失格かもしれませんが、何か大きな理由があったに違いありません。
 
夫としては、まずその理由を探り、子供の生活を守ることが大切でしょう。
 
今後のことについては、子供を置いて出て行く母親とはやっていけない、離婚したいというのなら、親権についても考えなければなりません
 
子供を置いて離婚した母親でも、離婚後親権を得ることは可能です。
 
そのため、もし自分が親権を得たい、有利に離婚したいのであれば、専門家へ相談するのがおすすめいたします。
 
きっとあなたの離婚手続きやアドバイスなどの強い味方となり、よりスムーズで、最適な解決策を一緒に模索していただけるでしょう。

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この記事の作成者

カケコム編集部