別居婚と離婚は紙一重?離婚を考え始めたら知っておきたいこと

別居婚は離婚の一歩手前?結婚にも別居婚や週末婚など様々な夫婦の形があります。別居婚や週末婚が悪いわけではありませんが、離婚の危険性は一緒に暮らしている夫婦よりも多くなりがちです。別居婚と週末婚で気をつけることや、一緒に暮らしている夫婦の離婚と違う点をまとめてみました。

目次

別居婚・週末婚の離婚は普通とは少し違う?

別居婚・週末婚は離婚となった時に一般的な夫婦生活をしている人たちとは少し違う点があるということをご存知でしょうか。

現在、別居婚や週末婚をしていて離婚を考えている人がネットや本などで離婚について調べている時に「私たちの場合はどうなるのか?」と疑問に思うこともあるでしょう。

そんな疑問を解決すべく、今回は別居婚・週末婚の離婚についてご紹介していきたいと思います。

別居婚・週末婚とは?

そもそも別居婚・週末婚とはどういうものなのか、そこから見ていきましょう。

同居せずに婚姻関係を続けていくこと

別居婚も週末婚もどちらも同居せずに婚姻関係を続けている夫婦のことをいいます。

厳密な定義はありませんが、週末婚・別居婚というのは平日はそれぞれの家で過ごし、休みである週末だけどちらかが配偶者の元へ行き二人で過ごすという夫婦の形です。

また、週末に限らず別々に暮らし、週末婚よりももっと夫婦が会う日が少なくなる場合もあります。

他の言い方として、通い婚という言い方もあります。

どちらも籍は入れているのでちゃんとした夫婦であることに違いはありません。

理由としてはお互いの仕事が多い

どうして別居婚や週末婚を選んだのかは、夫婦それぞれの理由もあるでしょう。

しかし、多くの別居婚・週末婚の夫婦は「結婚のために遠くに引っ越したくない。」「仕事を辞めたり通勤が大変になるなら結婚しても別々に暮らそう」というものが多くなっています。

そんな別居婚・週末婚は離婚につながりやすい?

最初に別居婚・週末婚は離婚になる可能性が高いという話をしましたが、ここではその理由を4つご紹介します。

別居婚・週末婚が離婚につながりやすい理由(1) コミュニケーションが取りづらい

別居婚や週末婚をしている夫婦でも、電話やLINE、メールなどでこまめに会話をしている人もいるでしょう。

でも、家にいる時はずっと顔を合わせる一般的な夫婦に比べて細かいニュアンスも伝わりにくく、コミュニケーション不足になってしまいがちなのは否めないですね。

これが離婚の可能性を高める理由のひとつとなっています。

別居婚・週末婚が離婚につながりやすい理由(2) 夫婦の当たり前ができない

夫婦で一緒に暮らすとなると、相手の良い面だけでなく一緒に暮らしてみなければわからないもっと深いところも知り、お互いの絆を深くしている…ということもありますね。

ひとりでいるのが寂しいときに、いつもそばにいてくれるというそれだけでも「結婚して良かったな」と感じることもあるでしょう。

言いたいことが直接言い合えたりなど、小さくても大事な当たり前の夫婦関係が作りにくいのも離婚につながりにくい理由でしょう。

別居婚・週末婚が離婚につながりやすい理由(3) 浮気できてしまう

別居婚・週末婚が離婚につながりやすいのは、お互いの私生活を相手が知らないことにより、浮気がしやすいということもあります。

一緒に暮らしていればすぐに気づきやすい朝帰りだけでなく、中には配偶者以外の異性をしょっちゅう家に呼んでお泊りさせたりということもできてしまいます。

別居婚・週末婚は浮気し放題という状況になってしまうこともあるのです。

別居婚・週末婚が離婚につながりやすい理由(4) 会いにいくのが負担になる

別居婚の中には、遠距離で別居しているというご夫婦もいるでしょう。

遠くまで出かけていくには時間もお金も掛かってしまいます。

最初のうちはマメに通っていても、色々と負担になってきて一月に1度が二月に一度になり、気がつけばしばらく顔を見ていない。

夫婦関係が疎遠になって離婚を考えはじめてしまう…ということにもなってしまいます。

別居婚・週末婚をする時にはこれに気をつけること

以上のようなことから、別居婚・週末婚は離婚になる可能性が高くなります。
 
現在、別居婚などをしている人、これから別居婚をしようと思っている人に気をつけて欲しいことをご紹介していきます。

別居する理由をお互いが理解する

まず、別居婚で一番大切なことは、夫婦がお互いになぜ別居婚をしなければいけないのかという理由をしっかり理解することです。

別居婚は周りから見ると夫婦関係が破綻しているようにも見えてしまいます。

他人から「あなたたちご夫婦、大丈夫なの?」などと聞かれた時、しっかりした理由が言えないと「もしかしたら、危ないのかも」と自分でも不安になり離婚を考えるようになってしまうでしょう。

生活費など、ルールはしっかりと話し合う

別居婚で離婚になりやすいのが、ただ流れのままに別居生活をしていてルールも目標もない夫婦です。

子供ができたら子供のためにも一緒に住むようにしようとか、老後は二人で暮らそう、いざという時のために夫婦の共有財産としてお金を出し合って貯金しようなどという人生設計やルールなどは、しっかり決めておくことが大切になってくるでしょう。

このような目標や計画がなくただ別居しているだけの夫婦では、なんで結婚しているんだろう?と結婚していることに意味を見いだせなくなり離婚を考えるようになるのです。

別居している最中でも密に連絡は取り合う

離婚の理由でもコミュニケーション不足をあげましたが、別居婚であるならなおさら夫婦の会話、意思の疎通というのは大切なことになってきます。

小さなことでも何か理由をつけて電話やメールで相談したり、こまめに連絡を取り合うことが大切です。

便りのないのが良い便りなどと言っていられるのは血縁関係だけの話です。

忙しくてつい連絡を取らなかったばかりに、配偶者の心変わりに気づかず離婚されてしまう…などということにもなりかねません。

別居婚・週末婚と普通の離婚の異なるポイントとは?

それでは、ここでは別居婚・週末婚の夫婦の離婚が一般的な夫婦の離婚と違う点についてご説明していきます。

財産分与が認められにくい

まず、日常的に別居している夫婦が離婚をする場合、一緒に暮らしていいる夫婦が離婚をするときに行う「財産分与」をすることが難しくなってきます。

夫と妻が別々に家計をやりくりしていることが多いので、共通の財産と認められないことが多いのです。

どちらか一方から財産分与を求められても認められないことが多いです。

不貞行為による慰謝料について

配偶者の不貞行為が原因で慰謝料請求する場合には、夫婦関係が破綻していないことが前提条件になります。

別居婚の場合夫婦関係が破綻していると判断される可能性があり、この意味で慰謝料請求できなくなる場合があります

なぜ別居婚をしているのかをお互いに確認し、書類に残すなどしておくことが必要でしょう。

また、不貞行為があったとしても、「浮気に気づきにくい」「浮気の証拠をつかみにくい」ということで事実上不貞行為の慰謝料が請求しにくくなる場合があります。

困ったことがあれば弁護士に相談を!

別居婚からの離婚は、財産分与や不貞行為の証拠や夫婦関係が破綻していたかどうかという、第三者的な見解など一般的な夫婦とは違って素人では判断が難しいことがたくさんあります。

もし、別居婚から離婚を考えている、または、別居婚をしている相手から離婚を持ち出されたなどという時は、自分で判断しかねることは法律に詳しい弁護士に相談するのが一番です。

弁護士を協力し、離婚を有利に運びましょう!

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別居婚と離婚は紙一重?離婚を考え始めたら知っておきたいことのまとめ

別居婚・週末婚の夫婦が離婚になる可能性が高い、離婚する時にも一般の夫婦の離婚とは違う点があったり証拠が集めにくいということがあるのがわかりました。

別居婚や週末婚が悪いわけではなく、コミュニケーション不足や流れで別居している、ルールや将来設計が無いことが離婚の原因となるようです。

別居婚・週末婚から離婚問題になったら、一般の夫婦の離婚よりデメリットが多いので安心して相談できる離婚問題に強い弁護士に相談してしっかり離婚を進めていきたいですね。

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この記事の作成者

カケコム編集部