定年後の離婚が増加?!定年離婚のメリット・デメリット

定年離婚と呼ばれる熟年離婚が増えています。定年後の熟年離婚が増えている背景にはどのような事情があるのでしょうか。今回は、定年後の離婚である熟年離婚のメリットとデメリットをご紹介し、定年を機に行われる熟年離婚の実情に迫ります。

目次

定年離婚ってどうなの…?

熟年離婚は実際のところどんな原因により起こるのでしょうか。
 
長年連れ添った夫婦はどのような原因により熟年離婚をするのでしょうか
 
また、どのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。
 
自分に想定される影響を知ることで、実際に熟年離婚をすべきか否かが見えてきます
 
熟年離婚のきっかけとなる仕事の定年は夫婦生活の一つの区切りでもあります。
 
今回は、熟年離婚の一つ、定年後の離婚「定年離婚」についてみていきます。

定年離婚の原因とは?高齢者ならではの理由も…

はじめに、定年を機に行われる熟年離婚の原因についてみていきましょう。
 
熟年離婚をするためには、それなりの理由があるのです。
 
長年連れ添ってきた相手との生活を熟年離婚という形で終わらせる原因とは何なのでしょうか。
 
熟年離婚をする夫婦の間にあるすれ違いを知ることで、綺麗事では済まされない夫婦の関係が見えてきます。
 
以下では、定年を機に行われる熟年離婚の原因として、3つの例を紹介したいと思います。 

定年離婚の原因(1) 仕事もなく、一日中家に共にいることがストレス

定年を機に行われる熟年離婚の原因としては、一日中配偶者と一緒にいる生活にストレスを溜めてしまうパターンがあります。

今までは夫婦のどちらかが日中の大半は仕事に出ていたものが、定年を機に急に一日中夫婦で過ごすことになります。

特にお互いに老後の趣味を持たない夫婦の場合、一日中配偶者といることが大きなストレスとなり、熟年離婚に踏み切るというわけです。

定年離婚の原因(2) 性格の不一致・価値観の違いの我慢の限界

仕事があったときは直面せずに済んだ性格の不一致や価値観の違いに我慢できなくなることも、定年を機に行われる熟年離婚の原因です。

今までため込んでいた不満が爆発し、熟年離婚に結び付くのです。

特に定年後は、夫婦それぞれの生活スタイルも変わります。

そういったストレスと相まって、総合的な面で結婚生活に耐えられなくなり、熟年離婚となるのです。

定年離婚の原因(3) 相手の親の介護によるストレス

また、定年になる年代は往々にして配偶者の親の介護が始まる時期でもあります。

配偶者の親の介護は心身ともに非常に大きな負担になります

これも定年を機に行われる熟年離婚の原因としては一般的なものです。

特に自分の親の介護と配偶者の親の介護の時期が重なってしまった場合、それによるストレスは熟年離婚の原因となるに十分なものとなります。 

定年離婚によるメリット

では、ここからは定年を機に行われる熟年離婚のメリットについてみていきましょう。
 
自分の中の不満を解消する手段として、熟年離婚が適切か否かを見極める材料としてください。
 
熟年離婚には熟年離婚ならではのメリットも多く存在しています。
 
若いうちにする離婚と熟年離婚の差についてもみていきましょう。
 
そうすることで、熟年離婚をした人が直面する状況がわかってきます。 

定年離婚によるメリット(1) 相手にかまわず老後を自由に暮らすことができる

定年を機に行われる熟年離婚のメリットとしては、自由な老後を過ごすことができるというものがあります。
 
生活資金に余裕があるのであれば、熟年離婚をし、老後の生活を自由に送りたいとの想いはより強くなるでしょう。
 
配偶者の面倒を見ることなく、老後は自由に生きたいとの気持ちは、定年を機に行われる熟年離婚の大きなメリットです。

定年離婚によるメリット(2) ストレスから解放される

定年を迎え、夫婦が共にいる時間が長くなると、今までになかったストレスを抱え込むことがあります。
 
それは性格の不一致であったり、価値観の違いに基づくものであることが多いのですが、このストレスから解放されることも定年を機に行われる熟年離婚のメリットです。
 
仕事を終えて、新たなストレスを抱え込みたくないとの気落ちが熟年離婚を求める原因となるのです。

定年離婚によるメリット(3) 相手や相手の親の介護をしなくて良い

熟年離婚を経ることで、配偶者や配偶者の親の介護義務がなくなります。
 
この介護義務から解放される点も、定年を機に行われる熟年離婚のメリットです。
 
ようやく仕事の定年を迎え、次は一日中他者の介護はしたくないという人も多いのです
 
熟年離婚をすることで、配偶者や配偶者の親の介護から逃れたいと考える人は少なくないのです。

定年離婚によるデメリット

続いて、定年を機に行われる熟年離婚のデメリットについてみていきましょう。
 
当然ですが、熟年離婚には熟年離婚ならではのデメリットがあります。
 
安易に熟年離婚を選択するのは賢明ではなく、熟年離婚のデメリットをしっかりと把握したうえで熟年離婚に臨みましょう
 
熟年離婚により貴方の身に降りかかるデメリットを回避することが難しい場合、離婚以外の手段で夫婦生活の不満を解消する必要があります。

定年離婚によるデメリット(1) 孤独感を感じる 

夫婦というものはどのような形であれ、互いに精神的に相手を支えているものです

定年を機に熟年離婚をすると、大きな孤独感に苛まれることがあります。

この孤独感は定年を機に行う熟年離婚のデメリットでしょう。

定年を迎える頃には、子も独り立ちをしているでしょうし、熟年離婚には大なり小なり孤独感があります。

 定年離婚によるデメリット(2) 金銭面の負担が増える

定年を機に行う熟年離婚のデメリットとしては、金銭面で負担が増える点も挙げられます。

二人で生活していたものが熟年離婚をし、分かれて生活をし始めると、それぞれが負担するお金は増えます。

熟年離婚を機に家を引き払い、それぞれが新しく賃貸で暮らすような場合は、さらに金銭面での負担が増えるでしょう。

熟年離婚にはお金がかかります

定年離婚によるデメリット(3) 家族や子供に心配をかけてしまう

定年を機に行う熟年離婚のデメリットとしては、周囲に過度な心配をかけるという点も挙げられます。
 
熟年離婚をした場合、親がそれぞれ一人で暮らすことになるため、子は必ず心配します。
 
また、熟年離婚については親族や兄弟からの心配もあるでしょう。
 
周囲に過度な心配をさせないためには、熟年離婚についてしっかりと周囲の人に話しておく必要があります。
 
熟年離婚に対する周囲のイメージは決して明るくないのです。 
 
ただし、熟年離婚に対するイメージは、明確な理由とメリットを説明することで変えることができます

定年後の離婚についてもっと知りたい方はこちらをご覧下さい! 

定年後の離婚が増加?!定年離婚のメリット・デメリットのまとめ

以上のように熟年離婚に至る原因には様々なものがあります
 
また、熟年離婚をすることでメリットを得ることができるのも事実です。
 
しかし、熟年離婚にはデメリットも存在するため、熟年離婚に臨む際は、デメリットを念頭に置いて臨んでください。
 
自分の人生を豊かにするための熟年離婚であれば前向きに考えてしかるべきです。
 
熟年離婚のメリットとデメリットを把握し、本当に熟年離婚をしてよいか否か見極めてください

どうしても離婚したい、相手から慰謝料は取れるかどうかなど離婚についての疑問がある場合には、弁護士に相談してみましょう。

離婚の問題は当事者によって大きく変わってくるので、一概に答えることはできません。

そんな時に弁護士に相談し、自分が思っている疑問を聞いてみると、簡単に解決法がわかるはずです。

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この記事の作成者

カケコム編集部