嫁姑問題で離婚できるの??【嫁姑問題に悩む妻必見!!】

嫁姑の問題は、夫婦とは関係ないとは言え結婚していればついてくる嫁の苦労のひとつですね。どうしても姑との折り合いがつかず辛い思いをするだけで、精神的にもまいってしまうようなら離婚も考える人も多いようです。難しいとされる嫁姑問題による離婚、どのように進めたら良いのでしょうか。

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嫁姑問題で離婚できるの??【嫁姑問題に悩む妻必見!!】

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嫁と姑の問題は、同じ女性同士でありながらも育ってきた家庭環境や世代の違いから食い違う事も多く、夫を巻き込んで昔から夫婦不仲の原因のひとつとされています。

最近では、核家族化も進み「家を守らなければ」とか、「○○家の嫁」という古い決まりや考え方も少なくなってきましたが、まだまだ嫁姑問題は無くなりそうもありません。

嫁姑の折り合いが悪く婚姻を継続するのがどうしても辛い場合、それを理由に離婚する事は出来るのでしょうか?

出来るとすれば、どのように離婚を勧めていけば良いのか見ていきましょう。 

嫁姑問題は離婚方法4つのうちのうちどれが最適?

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嫁姑問題で離婚を考えた時に限らず、離婚する方法として4つの離婚方法があります。

あなたの置かれている立場によって、離婚しやすい離婚方法があるでしょう。

あなたの場合は、どの方法が最適な離婚方法か見直してみましょう。 

嫁姑問題の離婚方法(1) 協議離婚

協議離婚とは、夫婦の話し合いだけで離婚のすべてを決定し、離婚届を提出して解決する離婚方法です。

この場合、夫も離婚に賛成でありお互いにこの婚姻を白紙に戻したい場合には、非常にスムーズに話しが進む時間もかからない方法になります。

しかし、夫が離婚を拒否している場合には、二人の話し合いだけではなかなか離婚まで進まず、時間だけが経過していくという、はがゆい状況にも陥りやすい離婚方法です。 

嫁姑問題の離婚方法(2) 調停離婚・審判離婚

二人での話し合いである協議離婚がうまく行かない場合、次のステップとして用意されているのが、この調停離婚・審判離婚です。

二人とは無関係な第三者の男女数人を交えて、お互いの思っている事やこれまでの事実を話します。

調停離婚は、多くの人が考える一般的な常識から協議委員が二人の間に入って、話し合いをまとめようとしてくれる離婚方法です。

調停委員が双方の話しを聞き、離婚した方が二人にとって誰から見ても最適な選択に見える場合もあります。

それでも、二人のささいな相違で離婚が成立しない場合は、審判によって強制的に行われるのが審判離婚です。 

嫁姑問題の離婚方法(3) 裁判離婚

調停離婚を申し立てても、話し合いで解決せず、審判離婚にも当たらない場合、裁判離婚まで進む事になります。

裁判になると離婚事由が必要になり、きちんとした証拠の明示が必要となってきます。

嫁姑問題で離婚をしたいと思っているだけでは、この裁判離婚に該当する民法の離婚事由に当たる物がどれか判断するのがが難しく証拠として提出できる物も無い事が多いのです。 

嫁姑問題で裁判離婚はできる?裁判離婚で必要な離婚原因とは?

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裁判離婚での嫁姑問題の離婚はしづらいと前項でお話しましたが、その理由についてここではご説明したいと思います。

民法での離婚事由を知れば、嫁姑問題の離婚も進めやすくなるのではないでしょうか。 

嫁姑問題の離婚裁判(1) 民法上の離婚原因ってなに??~これがないと裁判離婚は出来ない~

民法の770条には、裁判離婚に必要な離婚事由が5つ決められています。

配偶者の不貞や、生死の不明などがこれに当たります。

裁判での離婚を進めるにあたって、それぞれ必要な年数や条件もこれまでの協議離婚や調停離婚では必要でなかった細かな決まりごとに乗っ取って行く事になります。

法的な執行権が発生するので簡単には審判を下せなくなってくるのです。

難易度は上がりますが、どうしても嫁姑問題で離婚したい人には最後の砦になりますね。

裁判離婚まで進めたのであれば勝訴したいと思うでしょう。

そんな時には前もって離婚に詳しい法律事務所にすべて話しをして有利になるよう証言したり、証拠を集めたりするのが理想です。 

嫁姑問題の離婚裁判(2) 嫁姑問題が「婚姻を継続しがたい重大な事由」(770条1項5号)にあたる可能性!

嫁姑問題は、夫婦生活には直接影響が無いと考えられるのが一般的な考えです。

ですから、裁判離婚で嫁姑の関係で問題になってくるのは当事者の姑よりも配偶者である夫がどのような態度を取ったかが重要になってきます。

夫の態度によって、民法770条1項5号の「婚姻を継続しがたい重大な事由」として裁判を進める事が出来ます。

例えば、姑が妻の事を言葉の暴力により虐げたとします。

これを夫に相談した時、夫まで一緒になって妻に暴言を吐き、そのために正しい夫婦生活に支障をきたす事になった場合がこれに当たります。

嫁と姑の問題ではありますが、間に入った夫も夫婦生活を円滑にするための努力を怠ったという見方が出来るのです。 

嫁姑問題が離婚事由になる?どんな場合に嫁姑問題が「婚姻を継続しがたい重大な事由」にあたるの?

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裁判離婚の請求として、「婚姻を継続しがたい重大な事由」が該当する可能性がある事が判りました。

しかし、可能性があるだけで、嫁姑の問題で離婚できるほどの、強い説得力を持つ夫の行動があったのかが問題になってきますね。

どんな場合に嫁姑問題で裁判離婚が成立するのか見ていきましょう。

嫁姑問題で離婚できる?(1) 単に相手の親と仲が悪いだけでは離婚は難しい…

嫁と姑の仲が悪いだけでは離婚は難しいです。

これは先程もお話したとおり、嫁姑問題は夫婦の問題とは別と考えられているからです。

それでも、結婚していなければ姑に辛い思いをさせられる事は無いでしょう。

問題があるとすれば、それを間に入って収められない夫が原因という事になります。

しかし、実際には夫が何もしてくれない状態でも、夫には正常な結婚生活を送る義務を怠ったという審判が下るのは難しいです。

まず、裁判に必要な証拠というものが存在しないからです。

どんなにあなたが辛い思いをしていると訴えても「疑わしきは罰せず」で離婚まで進む事は無いのが一般的です。

嫁姑問題で離婚できる?(2)  長期間の別居をする

それでは、嫁姑問題で裁判離婚を進めるにはどうしたら良いのでしょうか。

一番確実なのは、夫の理解を得られないという理由で8年間別居という事実を作る事です。

別居生活が8年続けば実質夫婦生活が破綻しているとして離婚請求が通ります。

8年も待てない場合は、夫が親族の味方ばかりをして、自分との夫婦生活を破綻させているという方向で話しを進める事になります。

この場合、客観的に誰の目にも夫婦生活が破綻しているという現状を理解してもらう必要があります。

素人にはその判断は難しいので、ここでも離婚に詳しい法律の専門家の助けを借りたいですね。  

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嫁姑問題で離婚できるの??【嫁姑問題に悩む妻必見!!】のまとめ

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簡単には離婚する事が出来ない嫁姑問題による離婚について見てきましたが、いかがでしたか?

嫁と姑という関係上、夫婦とは別という見方がされてしまい、離婚にはつながりにくいですがすべてが却下されるわけではない事もわかりました。

このような夫婦生活の破綻を証明するのが難しいパターンの場合は、離婚問題に強い弁護士に力を借りる事をおすすめします。

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この記事の作成者

カケコム編集部