パチンコ依存症の旦那とは離婚すべき?|慰謝料をもらえる?

パチンコが原因で離婚はできるのでしょうか。趣味でほどほどにやるなら良いですがパチンコの悪い点は依存症ともいえる程ハマってしまう可能性が高いこと。パチンコばかりする夫と離婚したいと思う妻の立場になって考えてみました。

目次

パチンコから抜け出せない夫と離婚はできる?

パチンコばかりの夫と離婚したいとなったらどうすれば良いのでしょうか。

共に人生を歩んでいく夫がギャンブルにハマってしまっていては妻としては不安な気持ちになってしまうのは仕方ありませんね。

夫がきちんとした仕事をしていても、その収入がパチンコで溶けてしまうかも知れません。

そんなときは、結局はあなたの収入で家族を養っていかなければいけません。

そんな生活を望んで結婚したわけではないのに。

傷が深くなる前に、そんなギャンブル依存症の夫とは離婚して縁を切りたい。

そう思っている妻のために夫がパチンコにハマる心理と、パチンコ依存症の夫との離婚の方法についてご紹介していきます。

なぜパチンコにハマってしまうの?

パチンコなどのギャンブルは人を夢中にさせてしまう怖さがあります。
 
「なぜ人は、パチンコにハマってしまうのか?」まずはその心理から見ていきましょう。

短時間で大金を稼げるところにある

ギャンブルの特徴として勝った時と負けたときの差が大きいということがあげられます。

勝てるときは数時間で数万円というお金が懐に入ってきます。

誰もギャンブルをする時に負けるイメージでする人はいないでしょう。

負けるときもあれば勝つときもある。

たとえ今は負けても「勝てばすぐにその分を取り戻せる」と思ってやめ時を忘れてしまうのです。

ストレス解消になってしまう

たくさんのストレスに晒される現代人にはストレス解消法も必要となってくるでしょう。

パチンコはギャンブル性が非常に高い遊びですから、大当たりが来たときに派手な演出で人を引きつけて楽しめるようにできています。

はじめてパチンコをした人は、「こんな楽しいことがあったのか」と思うほど興奮してストレスを忘れられるでしょう。

一度でもパチンコでのストレス解消法を体験してしまうと、またあの興奮を体験したいと手近にあるパチンコ店にフラフラと入ってしまうのです。

パチンコで離婚寸前?|パチンコの怖いところとは?

大金が手に入れば嬉しい、ストレス解消したい気持ちもわかります。
 
でも、妻がパチンコにハマる夫にたいして離婚を考え、不安になるのは次のようなパチンコの怖さを聞いているからでしょう。

パチンコは勝てない仕組みになっている

パチンコを大雑把にいえば、デジタル入賞口に玉が入ると、あたりならたくさん玉が出てお金が儲かるという遊びです。

パチンコ店も商売ですから、利益を出さなくてはなりません。

勝った額よりも負けた額の方が多くなる仕組みにしないと商売が成り立ちません。

そのため、確率であたりかはずれかがあらかじめ決められています。

それがわかっていても行ってしまう中毒性

妻が離婚を考えるほどギャンブルに対して心配しているのは、パチンコは当たった時の脳内麻薬が人を夢中にさせてしまうからでしょう。

自分(夫)があたりを体験したり、隣の人が当たって興奮しているのを見ると「あの興奮を体験したい」とそれだけにしか思考が働かなくなってしまうのです。

気づいたらお財布の中身がすっからかん…ということになってしまいます。

それだけなら良いですが、お金を失ったことにショックを受けて「どうしても勝って取り戻さなきゃ」とむきになって借金してまでパチンコにお金儲けを求めてしまうのもパチンコ依存症の怖いところです。

パチンコで借金を作るような夫とは、離婚を考えても仕方ありませんよね。

いつでも気軽に行けてしまう

パチンコ依存症を妻から指摘され離婚宣言されたり、本人も「これではいけない」と思って一度はやめてみたものの、駅を出るとすぐパチンコ屋があったりすることです。

ちょっと覗くとたくさん箱を積んでいる人がいる。

「出ているみたいだ、今なら自分も出るかも…」とついフラフラと入ってしまうということもあるのです。

パチンコ依存症の怖さは、生活の場の近くにパチンコ店がありなかなか逃げられないことにもあります。

何度もやめてはまたハマってと繰り返している夫を見るうちに、「もうこの心配からは逃れられないだろう。あとは離婚しかない」と思ってしまう妻も少なくないのです。

パチンコでこれがあったら"危険信号"|離婚を考え得るべきかも?

パチンコも趣味で息抜きにするなら問題ない大人の遊びです。
 
夫のパチンコのやり方は遊びか依存症か?離婚を考える目安となるパチンコのやり方の危険信号を見ていきましよう。

ギャンブル危険信号(1) 嘘をついてでもパチンコに行く

こんな行動を夫がするようになったら、離婚も考えた方が良いひとつめは嘘をついてパチンコに行くことです。

これは自分でも「パチンコはやめなくてはいけないこと」とわかっているのに、自分のセーブが効かなくなっている状態です。

もしかしたら借金をしてでもパチンコを続けようとしてしまうかも知れない危険性があります。

ギャンブル危険信号(2) 使う額が増額していっている  

離婚を考えた方が良い夫のパチンコのやり方二つ目は、使っている額がどんどん上がっているような場合です。

最初は自分のおこづかいの範囲で遊んでいたものを、妻に「ちょっとお金を貸して」と頼んできたりしたら要注意です。

お金の使い方が遊びの範囲を超えていて、そのことに夫本人が気付いていないので、大きな借金を背負ってしまう可能性を秘めている遊び方です。

ギャンブル危険信号(3) パチンコについて問い詰めると逆ギレしてしまう 

パチンコについて夫に問い詰めた時に逆ギレしてくるのも、離婚を考えた方が良い危険な行動となります。

逆ギレをする夫は「そんなのわかってるんだよ!」と口に出したりしていませんか?

自分でもセーブできないパチンコをやりたいという欲求に、夫本人もイライラしてしまうのです。

自覚があるのにやめられないという、パチンコ依存症の症状が出ている大変危険な状態です。

パチンコ依存症の夫と離婚できるの?

夫にパチンコをやめさせるのはもう無理だと思ったら、本気で離婚を考える妻もいるでしょう。
 
パチンコにハマりすぎている夫との離婚について考えていきましょう。

ギャンブル好きというだけでは離婚は認められにくい

法律的にギャンブルが好きだからというのは離婚の理由にはなりません。

夫と二人の話し合いで決める「協議離婚」ならば離婚することも可能ですが、そこで夫が離婚に賛成しなければパチンコが好きというだけで離婚するのは難しくなってきます。

ただ、離婚事由に当てはまっていれば離婚が認められます

ギャンブルは法的な離婚の理由にはなりません。

しかし、パチンコを原因として離婚事由に当てはまるようなことが夫婦間で認められるなら、パチンコ好きな夫との離婚も成立するでしょう。

パチンコにまつわる法的な離婚事由として考えられることを次項でご紹介します。

自分たち夫婦のケースに当てはまるかどうかあなたの目で判断してみてください。

どんなケースならパチンコ依存症の夫と離婚が認められる?

パチンコ依存症の夫との離婚理由になるようなケースをいくつかご紹介します。
 
ギャンブル好きな夫から逃げたいと考えている人は、自分たち夫婦に当てはまることがないか考えてみてください。

こんなケースは離婚できる(1) 悪意の遺棄があった場合

民法第770条の離婚事由の中に「悪意の遺棄」という項目があります。

これは、簡単にいうと夫婦の一方が他方と協力して生活していくことを放棄してしまっている状態です。

パチンコにばかりお金を使って生活費が困るのがわかっているのに家にお金を入れないなどが、この「悪意の遺棄」にあたります。

こんなケースは離婚できる(2) 婚姻を継続し難い重大な事由

民法で定められた離婚事由の中には、婚姻を継続し難い重大な事由という項目もあります。

これは、離婚の理由としては幅が広くなるのですが、例えば 

  • 夫がパチンコで大きな借金を作った 
  • パチンコを止めようとした妻に対して暴力をふるう夫 
  • 夫がパチンコばかりして育児や家事をまったく手伝ってくれようとしない

などがこの事由に該当する可能性が高いです。

言葉の暴力「暴言」も含まれます。

こんな場合は離婚できる?という疑問がある方は弁護士に相談しましょう

法的に離婚できそうな理由があっても、一般人が判断するのには不安が残る場合も多いです。

慰謝料が取れるのかは難しい問題ですが、そんなときこそ専門家に頼る必要があります。

パチンコに依存する夫と離婚を考えているなら、まずは弁護士に相談しましょう。

自分たち夫婦のケースが離婚事由に該当するのか一緒に考えてくれると共に、もしそのまま離婚調停、裁判離婚に発展した場合も引き続き相談することができます。

パチンコ依存症の夫と離婚したいと考えているならこちらの記事もおすすめです

パチンコ依存症の旦那とは離婚すべき?|慰謝料をもらうには?のまとめ

パチンコには脳内麻薬の働きがあり、非常に依存性が高い遊びです。

ギャンブル性も高く、ストレス発散方法としても手近にあることから一度楽しさを知ってしまうと抜けられない夫も多くいます。

パチンコの話題になると暴力をふるわれたり、だんだん使うお金が増えてきたりしたら離婚を考えるひとつの目安といえるでしょう。

パチンコ依存症の夫と離婚するなら、離婚事由が必要です。

自分たち夫婦のケースが離婚することができるかどうか迷ったら弁護士に相談することをおすすめします。

プロの法律家の目で見てもらい、離婚や慰謝料が請求できるかどうか判断しましょう。

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この記事の作成者

カケコム編集部