もう不幸とは言わせない!今流行りのポジティブ離婚とは?

ポジティブ離婚という言葉をご存じですか?離婚というと、どうしても暗く、重たく、ネガティブなイメージが強いものですが、今ではまったく違う離婚のスタイルがあります。ポジティブ離婚とは何か?ポジティブ離婚が流行しつつある背景についてご紹介します。

目次

ポジティブに離婚したい!

離婚には、浮気、裏切り、性格の不一致、喧嘩、長年のすれ違いなど、多くのネガティブな出来事が積み重なって生じるものだというイメージが強いのではないでしょうか。 

ところが、近年では離婚をポジティブにとらえるポジティブ離婚というスタイルの離婚が流行しつつあります。
 
離婚後の夫も妻も、生き生きと人生を楽しんでいるポジティブ離婚。
 
一体、どのような離婚のことを指すのでしょうか?
 
また、ポジティブ離婚がはやりつつある今、社会で何が起こっているのでしょうか?

ポジティブ離婚とは?

まだ聞き慣れない「ポジティブ離婚」とは、一体どのような離婚なのでしょうか。

ポジティブ離婚とは?|お互いが幸せになるための離婚のこと

ポジティブ離婚とは、夫も妻も、お互いが幸せになることを目的とした離婚です。
 
婚姻関係を無理に継続するよりも、離婚したほうが”お互いに”幸せになれるなら、いっそのこと離婚しよう!という考え方に基づいています。
 
だからこそ、離婚後も暗い雰囲気はなく、むしろお互いが幸せになることを前提とした明るい離婚なのです。

ポジティブ離婚を成功するために|離婚したことをオープンにすることが必須

周囲に離婚の事実を隠せば、それだけでどうしても暗いイメージになってしまいます。
 
そのため、離婚したことを夫婦がお互いにSNSに投稿する、周りに二人で報告するなど、離婚の事実をオープンにする必要があります。
 
離婚しても仲良しな様子をオープンにされると、周囲も意外と気を遣わず、それがより2人の離婚をポジティブなものにしてくれるのです。

ポジティブ離婚のメリット

ポジティブ離婚のメリットは、未練や後悔なく、離婚できることです。
 
前向きな気持ちで離婚できるため、周りにとっては触れにくい離婚を明るく扱えるというメリットがあります。

ポジティブ離婚のデメリット

世代が違ったり、価値観がまったく異なる人にとっては、離婚はいまだに隠すべきもの、恥ずべきことという意識があります。
 
離婚が前向きなんて信じられない!離婚して仲良しなんて気持ち悪い!
 
このような理解が得られない人にとっては、きみわるがられることがポジティブ離婚のデメリットだといえるでしょう。

なぜポジティブ離婚が流行っている?|その背景とは?

ポジティブ離婚が一部の人々の間で広まってきているのは、以下のような社会的背景があるからのようです。

ポジティブ離婚が広まった背景(1) 離婚に対して世間の抵抗が少なくなった

離婚件数がピークを迎えてから、現在では離婚件数は減少傾向にあるものの、女性の生き方が多様化してきているために、「離婚=不幸」という固定観念が崩れてきたようです。

このことから、世間の離婚に対する抵抗感が薄れてきたために、ポジティブ離婚というカタチもアリなのではという動きになってきています。

ポジティブ離婚が広まった背景(2) 離婚も新たな出発だという考え

これまでの封建的な考え方に従うと、「離婚=終わり」というイメージが強かったものです。
 
ところが、結婚と同じく、離婚も新たな門出だと考えられる人が増えてきたことも、ポジティブ離婚が流行している要因のようです。
 
確かに、何かがはじまるきっかけだととらえる、そちらの考えの方が楽しいですよね。

ポジティブ離婚が広まった背景(3) そもそも離婚した理由が消極的なものではない人もいる

お互いが納得して、わだかまりもなく円満で離婚したのに、周りの人は離婚=不幸という考えの人が多いこともあります。
 
そのイメージを無くしたいという人々の影響で、前向きで仲良しでいられるポジティブ離婚が広まっているようです。

ポジティブ離婚には結婚式ならぬ"離婚式"?

離婚は、新しい人生の門出…離婚を祝う離婚式とは、どんなものなのでしょうか。

ポジティブ離婚のために|離婚式とは?

離婚式とは、離婚する2人の門出を祝って行われるイベントです。
 
結婚式と同様に、明るく、比較的華やかなイベントですから、離婚式はお葬式のような雰囲気ではありません。
 
離婚式のプログラムには、これをしなければならないという決まりはなく、以下のような独創的な行事が離婚式には含まれています。

離婚式ならではの面白い行事

結婚式を模して、反転させたような行事を離婚式で行う人が多いようです。
 
例えば、
  • 結婚指輪を叩き潰す(ハンマーで楽しく破壊)
  • ブーケトス(ブーケは誰も受け取らない)
  • 離婚届をその場で書く(人前式の誓約書を書くような雰囲気)

このように、離婚を深刻なものにしないために、ジョークであふれた離婚式になることが多くなっているようです。

それ以外のユニークな離婚式

ご紹介した以外にも、ユニークな離婚式があります。
 
例えば、
  • 夫婦でバンジージャンプ
  • 新郎新婦を「旧郎・旧婦」と呼ぶ
  • 仲人を「裂人(さこうど)」と呼ぶ
  • 縁切り寺で離婚式 
離婚を明るく、前向きなものにするために、ユニークでジョークたっぷりの式典にする人が、このようなプログラムで離婚式を挙げているのでしょう。

ポジティブ離婚をするためにまず必要なこととは?

ポジティブ離婚は、誰もがしようと思ってできるものではありません。事前の準備が必要なのです。

ポジティブ離婚のために必要なこと(1) 離婚後の生活をきちんと決めておく

離婚後の生活がしっかりしていなければ、ポジティブ離婚とは言えません。
 
離婚後も仲良しでいるためにも、前向きに離婚するためにも、わだかまりは厳禁です。
 
そのために、離婚式を挙げるその前に、離婚後の生活場所、養育費の支払いなどについて、詳しく決めておく必要があります。
 
ポジティブ離婚をした後に、トラブルにならないようにすることが必要なのです。

可能な限り公正証書を作成しましょう。

ポジティブ離婚のために必要なこと(2) 弁護士に相談して後々トラブルにならないようにする

離婚後のトラブルにならないようにするためには、きちんとした方法で離婚についての取り決めを行うことが必要です。
 
そのために、離婚に強い弁護士に協力してもらい、法的に効果のある取り決めをしてもらうことがポジティブ離婚への第一歩といえるでしょう。
 
「言った・言わない」になっては、せっかくのポジティブ離婚がネガティブ離婚になってしまいます。

もう不幸とは言わせない!今流行りのポジティブ離婚とは?のまとめ

離婚も、「新たな門出」ととらえ、前向きで、夫婦によっては離婚後も仲良し、むしろ離婚後のほうが仲良しになったというケースもあります。
 
一緒にいるから見えなかったもの、一緒にいたから揉めたこと、それがポジティブ離婚によって解決するなら、案外抵抗なくできるものかもしれません。
 
ただし、あとでもめごとにならないよう、事前に弁護士に相談し、一切のネガティブなわだかまりを残さないというポイントがあります。
 
弁護士には離婚が決定した時点で早めに相談し、前向きな本当のポジティブ離婚ができるよう、準備することが大切です。

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この記事の作成者

カケコム編集部