離婚についての内容証明郵便が届いたときの対処法とは?

突然、内容証明郵便により離婚が通知されたら驚いてしまいますよね。パートナーから内容証明が届き、離婚が通知されることは少なくありません。今回はパートナーからの内容証明による離婚通知への正しい対応の仕方を解説していきます。弁護士に相談するべきなの?という疑問にも答えます。

目次

離婚についての内容証明郵便がパートナーから送られてきた!

パートナーからの内容証明郵便が届き、離婚や慰謝料の通知があると誰もが驚いてしまうでしょう。
 
内容証明郵便が届くだけでプレッシャーを感じますが、内容が離婚や慰謝料についての通知であると、どう対応すればいいのか分かりません。
 
パートナーからの内容証明郵便に離婚の通知や慰謝料について書かれていたら、まずは焦らずに対応を考えましょう
 
弁護士への依頼についても視野に入れ、正しい対処方法を解説します。

離婚についての内容証明郵便とは何か?

そもそも、離婚を通知される内容証明郵便とはどんなものなのでしょうか?詳しく見てみましょう。

内容証明郵便とは?

内容証明郵便とは、いつ、どんな内容を、誰が、誰に送ったのかを証明として記録に残すことができる郵便のことです。
 
通常の郵便とは別の種類として取り扱われます。
 
内容証明郵便は、主に支払金の請求や慰謝料の請求などを行う際に使用されます。
 
ちなみに内容証明郵便についての証明は、郵便局が行います。

内容証明郵便の法的拘束力はない

内容証明郵便は、法的な拘束力は持っていません。
 
相手に対していプレッシャーを与えることはできても、法的な手続きは取れないものです。
 
ただし、内容や回答によっては、離婚調停や離婚裁判において、相手方に有利な証拠になることがあります
 
そのため、対応は慎重に行いましょう。

内容証明郵便の回答義務・期限があるわけではない

内容証明郵便は、回答義務や期限付きについても期限を守る法的義務があるわけではありません。
 
もしも払う義務がない理由がしっかりとあるなら、払う必要もないといえます。
 
ただし、可能な限り払う必要がない旨は返答すべきでしょう。

浮気などについて回答しなかった場合など、対応が不利な証拠になることがあるので慎重に対応をするようにしてください。

迷ったら弁護士に相談しましょう。

離婚についての内容証明郵便の例

離婚通知書など、内容証明郵便の具体例を挙げていきます。どういった場合に内容証明郵便を使用するのでしょうか。

離婚についての内容証明郵便の具体例(1) 離婚を請求する内容のものが多い

内容証明郵便では、離婚通知書として、離婚を実際にパートナーへ請求する内容のものが多いです。
 
具体的な例文としては、「平成〇年〇月頃より、貴殿は、○○と不貞行為に及んでおりました。
 
それにより精神的苦痛を受け、やむを得ず今般、私は貴殿と離婚する決意をするに至りました。」などになります。
 
実際に何が原因で離婚を決意したのかが記されているはずです。

離婚についての内容証明郵便の具体例(2) 慰謝料を請求する旨の内容が多い

離婚の通知に関する内容証明郵便には、慰謝料を請求する内容も多くあります。
 
例えば「○○との不貞行為による慰謝料金100万円を、本書受理後10日以内にお支払いください。」のように記されています。
 
不貞行為以外にも、DVや精神的苦痛など様々なことにより、離婚の通知と共に慰謝料を請求されるでしょう。

送られてきた離婚についての内容証明郵便について確認すべきポイント

離婚の通知や慰謝料請求が記された内容証明郵便が届いたら、まずどんなことを確認するべきなのでしょうか。

内容証明郵便のチェックポイント(1) 内容が正しいか

離婚の通知や慰謝料請求のに関する内容証明郵便が届いたら、まずは心当たりがあるか、内容が正しいかを確認しましょう。

内容に嘘があれば、しっかり反論することが大切です(「認めた」と思わせないため)。

離婚の通知が書かれた内容証明郵便に対する自分の言い分をまとめておくと良いです。

内容証明郵便のチェックポイント(2) 脅迫的な内容でないか

離婚の通知に関する内容証明郵便が届いたら、内容が脅迫的でないかも確認してください。
 
弁護士等がついていない場合は要注意
 
脅迫等があった場合には送付した側が不利になることがほとんどです。
 
離婚通知書の書き方が一方的であったり、脅迫だと感じる内容であれば、自分の意見をきちんとまとめておくことが大切です。

離婚についての内容証明郵便を受け取った場合の対応 〜誰かに依頼するべきか〜

離婚の通知に関する内容証明郵便を受け取った場合、自分一人で対応するのは大変です。誰かに依頼するべきなのでしょうか。

離婚についての内容証明郵便への対応(1) できる限り回答を

離婚の通知に関する内容証明郵便に対する回答は、チェックポイント同様、正しい内容を書かなければならなりません。
 
また、感情的な内容も書いてはいけないので注意しましょう。

自分にとって不利な表現にならないよう弁護士に相談することをお勧めします。
内容証明郵便への回答については内容証明郵便で書く義務はないですが、あとで内容を証明するために、なるべく内容証明郵便が良いでしょう。

離婚についての内容証明郵便への対応(2) 相手の請求を認めるかどうかは慎重に

離婚の通知に関する内容証明郵便を受け取った際、そのことに驚いてしまって要求をすぐに受け入れてしまう人もいますが、すぐに受け入れてはいけません
 
まずは内容を確認し、きちんと自分で判断するようにしましょう。
 
拒否か受け入れの、どちらが良いのかわからない場合には専門家に相談するのが一番です。 

離婚についての内容証明郵便への対応(3) 内容は慎重に考える

離婚の通知に関する内容証明郵便への対応として、不当に値下げを要求したり、不当に高額な請求をしないようにしてください。
 
基本的には、相手の主張が事実であれば認め、事実でなければ認めないという対応に努めましょう。

認める場合にも、滞納を要求するのか、直ちに支払えるのか、などを示せるとよいでしょう。
それ以外にも様々な言い分があるかと思いますが、余計なことまで言ってしまうと後々自分にとって不利な状況になりやすいです。

弁護士に依頼するメリット・デメリット

離婚の通知に関する内容証明郵便が届いたら、弁護士に相談するのがおすすめです。メリットとデメリットをまとめました。 

デメリット

離婚の通知や慰謝料に関する内容証明郵便が届いたら、早めに弁護士に通知書の依頼をすると安心です。
 
ただし、デメリットとして、当然費用がかかります
 
弁護士に対する通知書の依頼費用は弁護士によって差がありますが、一般的には3万~6万円程度でしょう。
 
それ以外にも着手金など、様々な手数料がかかることも多いので、前もって費用については確認しておくと良いです。

メリット

離婚の通知や慰謝料に関する内容証明郵便の対応を弁護士に依頼すれば、弁護士が代理人となってくれるのは大きなメリットです。

時間や労力を節約できるうえ、感情に流されずに交渉をうまくまとめることができる可能性が高まります。
離婚や慰謝料には法的な部分が多く関係しますので、法的知識のなさにより損をすることがなくなるといえます。
 
また、分からないことはすぐに質問できますし、安心感も違います。

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離婚についての内容証明郵便が届いたときの対処法とは?のまとめ

離婚の通知に関する内容証明郵便が届いたら、まずは落ち着いて対応することが大切です。
 
離婚の通知や慰謝料の請求が書かれていたとしても、今すぐに動かなければいけない、という法的な力は内容証明郵便自体にはありませんので、慌てないことが一番。
 
内容に対して認めるべき部分は認め、嘘である部分に対しては自分の意見を主張しましょう。
 
離婚通知の内容証明郵便への対応は、弁護士に通知書の依頼をすると安心できるはず。
 
法的なことは専門家に任せる事で、自分にとって不利益な状況を免れましょう

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この記事の作成者

カケコム編集部