ケチな旦那と離婚できる?生活費をくれない夫や経済DV夫と別れたいなら〜

ケチな旦那と離婚はできるでしょうか?夫婦といっても一緒に生活していれば、嫌なこともいろいろとあると思いますが、ケチすぎる旦那に嫌気がさして離婚したい…と考える女性も増えているようです。ケチすぎて生活費をくれない夫などはもはや経済DVに近くなってしまいますが、こんな夫と離婚はできるのでしょうか?

目次

旦那がケチすぎる…皆さんの家はどう?

ケチな旦那と離婚したくて困っている・・・という妻は意外と多いものです。

金銭感覚は夫婦で違うのは当然ですが、あまりに度を越していると、ストレスが溜まって一緒に生活するのが苦痛になってきますよね。

また、ケチすぎて生活費をくれない夫の場合、もはや経済DVでは!?と疑うでしょう。離婚を考えるのも当然です。

ケチな旦那との離婚を真剣に考えてしまう前にできるだけ対策できればよいですが、耐えきれなくなったら…。

ケチな旦那と離婚することができるのでしょうか?見ていきましょう。

ケチな旦那と離婚したくなるエピソード5選

旦那がケチすぎて離婚まで考える妻も少なくないようです。
離婚したいと思うほどケチな旦那にありがちなエピソードについてみていきましょう。

ケチな旦那と離婚したくなるエピソード(1) 結婚式・ハネムーンを一切やらない

旦那がケチすぎると、結婚式やハネムーンをやりたがらないことがあります。

確かに大金をかける必要はありませんが、結婚式というのは特に女性にとっては特別なイベントですよね。

ケチな旦那に「結婚式はお金がかかるからやる必要がない」と言われるとさすがに悲しいものです。

ケチな旦那と離婚したくなるエピソード(2) 自分の趣味にはお金を使うのに生活費をくれない

ケチな夫の特徴で多いのが、少ししか生活費をくれないのに、自分の趣味にはたくさんのお金を使うということです。

趣味があるのは良いことですが、そちらにばかりお金を費やしてわずかしか生活費をくれないのは離婚を考える要因となるでしょう。
 
生活費をくれない夫は、もはや経済DVを疑われても仕方ありません。

ケチな旦那と離婚したくなるエピソード(3) 貯金が大好き 

貯金をするのは良いことですが、あまり貯金にこだわり過ぎると必要なことも我慢しなければならなくなってしまいます。

貯金をするためにあまりにケチな旦那さんを持つと離婚の2文字も頭をよぎってしまいますよね。

ケチな旦那と離婚したくなるエピソード(4) 電気代をやたら節約しようとする

節約することは悪いことではありません。

ですが、その節約もいきすぎるとケチになってしまいます。

家にいる時間が長いのは妻であることが多いといえますが、エアコンはできるだけ使うな、使わないコンセントは抜くようにしろなどいろいろ指摘されると苦痛になってきます。

ケチな旦那と離婚したくなるエピソード(5) 外食をしたくないからどんなときでも妻に食事を作れと言う

外食するとお金がかかるため、どんなときでも妻の手作り料理を希望します。

体調が悪いときでも料理を作れなどと命令する行為はモラハラとも取れますし、そこまでケチな旦那と生活していると離婚をしたくなる気持ちもわかりますよね。

そのケチさ、もはや”経済DV”?経済DV夫とは離婚も視野に入れて!


ケチな旦那と離婚したいと思っている方、もしかすると旦那がケチすぎるのは経済DVであるといえるかもしれません。

DVには、直接的に暴力を振るうだけでなく、生活費をくれなかったり妻の自由な出費を認めないなど、経済的なものも含まれます

「もしかして旦那がケチすぎるのは経済DVにあたるのでは!?」と思った方は、重大な金銭トラブルが起きたり身の危険が及ぶ前に離婚を考えたほうがいいかもしれません。

経済DVとは

生活費をくれない夫や、妻の出費をすべて監視し文句を言う、自分は飲み会に毎日行くのに妻は外食に行かせないなどは、経済DV(経済的DV)にあたる可能性があります。

本来家庭内暴力という意味のDVですが、妻を経済的に支配することでも、直接暴力を加えた場合に準じ、心身に有害な影響を及ぼすことができるのです。

経済DVとただのケチの見分け方

経済DVとただのケチの線引きはかなり難しいです。

旦那の収入、旦那に悪意があるか、妻に生活費を渡しているかなど考慮すべき点は様々ですが、明確に「この要件を満たせば経済DVになる」と法律で規定されているわけではありません。

自分が経済DVを受けているか不安な方は、家族や信頼できる知人に相談し、一般的な夫婦の経済事情を聞いてみるのがいいかもしれません。

また、離婚を少しでも視野に入れている方は、数々の夫婦の離婚を解決してきた弁護士に相談してみるのもおすすめです。

ケチな旦那と離婚できるのか?

ケチな旦那と離婚したいと思っている場合、知っておきたい手順があるので、 以下に紹介します。

ケチな旦那と離婚する際の手順(1) 証拠を集めておこう

旦那がケチすぎる!と思っていても、第三者からは「節約をしているだけじゃない?」と軽く捉えられてしまうかもしれません。それは離婚調停や離婚裁判においても同様です。

ですから、経済DVといえるほど旦那がケチであり離婚したいのであれば、夫がほとんど生活費をくれないなど「夫婦の協力義務違反」といえるほどケチであるという証拠を集めましょう。
民法752条
夫婦は同居し、互いに協力し扶助しなければならない。

ケチな旦那と離婚する際の手順(2) まずは離婚協議から 

ケチな旦那と離婚したいのであれば、まずはそのことを旦那に伝えるようにしましょう。

できれば話し合いだけで離婚することができる協議離婚が理想的です。
旦那がケチすぎて離婚したいと考えていることを伝えてみてください。
 
また、後述の通り調停や裁判に発展すると、旦那がケチという理由だけでは離婚は認められにくいです。この協議の段階で運命が決まるかもしれません。
 

ケチな旦那と離婚する際の手順(3) 話し合いがまとまらなければ調停を申し立てる

経済DVかもしれないと思えるほど旦那がケチで離婚したいことを伝えても、話し合いができない、まとまらないという場合は協議離婚は諦めるしかありません。

どうしてもケチな旦那と離婚したいのであれば、調停を申し立てるほかありません。
 
離婚調停とは裁判所で調停委員、裁判官という客観的な第三者を交えて離婚について話し合う手続きです。
 
離婚調停の流れについては以下の記事をご覧ください。 
離婚調停の流れ(一回目)と当日の様子を徹底解説!

ケチな旦那と離婚する際の手順(3) それでもダメなら|離婚裁判を訴える

調停を申し立てても離婚が認められなかった場合、離婚裁判をするしかないでしょう。

ただし、裁判をするのであれば後述の法定離婚事由が必要となってきます。

ただケチというだけではなく、夫が全く生活費をくれないなど悪意の遺棄をしていたり、旦那がケチすぎて婚姻関係が破綻している場合でないと、裁判離婚は認められないでしょう。

旦那が離婚に応じなければ裁判により離婚することに|ケチは離婚の理由になる?

生活費をくれない夫や経済DV夫と離婚したい…と思っていても、ケチというだけで裁判離婚が認められるのか心配な人もいるでしょう。
実際のところはどうなのでしょう?

民法770条に定める5つの法定離婚事由

裁判離婚をするためには、法定離婚事由が必要となります。

旦那がケチで離婚したいという場合は、法定離婚事由が必要になるわけですが、国が民法770条に定める5つの法定離婚事由には以下の5つがあります。

1)不貞行為
2)悪意の遺棄
3)3年以上の生死不明
4)強度の精神病
5)婚姻を継続しがたい重大な事由

この5つのどれかに当てはまった場合、裁判離婚がかなり認められやすくなります。

「旦那がケチすぎる」は基本的に離婚事由にならない

民法770条に定める5つの法定離婚事由を見てもらうと分かる通り、旦那がケチで離婚したいというのは基本、離婚事由には当てはまりません。
 
旦那がケチすぎるというだけでは裁判離婚は認められにくいでしょう。

夫が全く生活費をくれないなら”悪意の遺棄”に該当する場合がある

ただ旦那がケチで腹が立つという理由では、協議離婚以外で離婚するのは難しいですが、生活費をくれない夫であれば話は違ってきます。

夫が全く生活費をくれないという場合、夫婦の協力義務に違反して「悪意の遺棄」となる場合があるので、裁判上でケチな旦那と離婚するのも可能になってきます。 

夫婦関係が修復不可能なほど破綻しているのであれば認められる場合がある

経済DVがひどい、生活費をくれない夫とは一緒に暮らしていないなど、ケチすぎる旦那が原因ですでに夫婦関係が修復不可能なぐらい破綻しているのであれば、離婚が認められることがあります。

婚姻を継続することが難しいといえる場合は離婚事由になることがあるのです。

まずは弁護士に相談することをおすすめします

生活費をくれない夫、経済DVレベルでケチな旦那と離婚したい、もうやっていけないと思っていて悩んでいるのであれば、まずは弁護士に相談しましょう。
 
旦那がケチすぎるというだけで離婚できないかも…と1人で悩んでいるよりも、法律の専門家である弁護士に相談した方が良い解決方法がきっと見つかるはずです。
 

ケチな旦那と離婚できる?生活費をくれない夫や経済DV夫と別れたいなら〜のまとめ

ケチな旦那と離婚することができるのか?を解説してきました。

夫が生活費をくれない場合、ケチを通りこして経済DVであると言えるので、離婚することも難しくありません。

経済DVレベルでケチな旦那と別れたいのであれば、1人で悩まずに弁護士に相談してアドバイスをもらうことをおすすめします。

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この記事の作成者

カケコム編集部