【離婚体験談】どこにでもある平凡な家庭がある衝撃の出来事をきっかけに離婚へ!?

【離婚に関する匿名体験談】離婚と言う文字が脳裏にチラついた時、親しい友人にも相談できない時、考え過ぎて苦しくなってしまった時、誰かの離婚体験談が何かと役立つ事もあるかもしれません。「自分だけじゃないんだ」と思えるだけでも、もう一歩前に踏み出せているのです。

目次

どこにでもある平凡な家庭

夫はサラリーマン、私はスーパーでレジ打ちのパートをし、子供は高校生の娘が一人。
 
離婚するまでの夫婦仲は良いか悪いかと聞かれたら「悪い」方だったと自信をもって言える。と、言うのも夫の酒癖の悪さが原因だった。

普段は寡黙と言えば聞こえが良いが、口下手で感情を表に出す事もしないが、ある程度のお酒を飲むとテーブルをひっくり返し汚い言葉で罵り、一人娘に手を上げる事もたびたび。

翌日には本人は記憶にないという有様だったが、娘も交えて夫と何度も話し合い、何度も断酒を決意してやり直す事を誓うのだが1カ月もすると元通りと言う有様だった。

離婚をためらっていた理由

bc52ea03af90a9e8634d579a57b30561_s
 
それでも離婚せずにいた訳はただ一つ、お金だった。

自分は結婚してから簡単なパートとして家計の足しになる程度にしか働いたことはない。

主婦として20年近く生きてきて、娘1人と自分が今と同じ生活水準で暮らしていけるほどの収入を得る自信はなかった。

夫には平均サラリーマンの年収よりは劣るとはいえ、定期的に収入もボーナスもあった。
あと15年もすれば定年になり、まとまった退職金も入るし、老後には満額の年金もおりる。

自分の周りのパート友達だって、口では良い事を言っているが実際は自分と同じように、我慢をしながら夫婦として暮らしているに過ぎないと思っていたし、今では「仮面夫婦」と呼ばれ、まさに「結婚生活も長くなればそんなもの」と疑いもしなかった。

自然に夫婦間の会話もなくなり、ただの同居人として生活している事に私は全く何も感じなかったし、むしろ、そう望んでいた。

必要最低限の事をきちんとしていれば文句はないだろうと思っていたのだが、夫は全く違ったようだ。

娘は年頃で父親とはろくに口も利かない、まるで汚いものを見るような目で夫を見ていた。

夫のいる場所を意識して潰していたのが私であるから、家庭は冷え冷えとした自分の家でありながら自分の家ではない状態であった。

そんな時、夫からのまるで逆襲のように想像もしない出来事が発覚した。

浮気であったら良かった。

安月給のサラリーマンに家庭をひっくり返すほどの魅力ももなく現実的にはあり得るわけもなかった。

青天の霹靂とも言える、とんでもない出来事とは「ギャンブルでの借金」だった。

銀行カードからの借金では足らず、誰でも一度は聞いた事のある消費者金融何社もから借りていたのだ。ギャンブルはパチンコと競馬だった・・・

夫の言い分

借金が発覚したきっかけは支払督促の1本の電話からだった。

何やらコソコソ話しているなと思って問いただした所、返済費用を工面してほしいと言う理由から白状したのだ。

当然、私も逆上し夫に何を言ったか覚えていない。

ただ夫の言い分は分からなくもなかった。

夫は淋しかったのだ。

ただ寝るためにだけ帰宅する生活、一家を養っていても感謝される事のない生活、毎日の挨拶さえない生活に、自分はいったい何のために生きているか分からなくなった、だから酒を飲んで忘れるしかなかったと。

夫が酒やギャンブルにのめり込んだのには私にも原因があったのだ。

借金総額

過ぎたことは仕方がなかったが、問題は借金の額だ。

夫は話して楽になったのだろう、次から次へと白状しなんと10社から借り入れて借金総額600万円に利息を含めて膨れ上がっていた。

我が家には貯蓄なんてものは雀の涙ほどしかなく、かき集めても100万程度だった。

自己破産を勧めても、何の役にも立たないプライドが邪魔するのか抵抗する。

督促の電話と手紙は日に日に多くなり、当時高校生だった娘にも隠し通すことは不可能になってしまった。 

退職金で返済

もう、一切の猶予はないと追い詰められた時、夫はずっと隠していた本心を打ち明けた。

「退職金でなら払える」

今、退職しても再就職先はきっとまだある。だったら今度こそは家族でやり直そう。

しおらしくお酒をチビチビ飲む夫を見ながら「きっと変われる」そう信じて退職する事にした。

消費者金融にはそれぞれに支払いを待ってもらった。

退職金は事務的に振り込まれた。

想像通り500万円強だった。勤続30年だった。

やり直したはずなのに・・・離婚

46fb7a7b427fb3a17b47900f504daf2d_s

退職金500万円と貯めていた100万を足して、あちこちの消費者金融に直接支払い、やっと借金はなくなった。

失業保険が1年近く夫には降りたので、再就職先を見つけるまでは自分もパートを増やし頑張れば、きっと乗り切れる。

夫に対してもっと優しくしよう。

夫と2人で安泰な老後を送ろうと、気持ちを切り替えた。

しかし、夫は変わっていなかった。

職業安定所に通いながら、出来た時間をパチンコに費やすようになった。

返したはずの消費者金融は夫が綺麗に返済した事で「再融資」を持ちかける。

ほんの2~3万円で辞めておくつもりだったと後に夫は言ったが、なんの説得力もなかった。

2度目の消費者金融からの督促らしい電話に気づいた時、もう私に迷いはなかった。

こんな事になるなら、あの500万円の退職金を持ち逃げして娘と再スタートを切るべきだったと強く後悔した。

娘が卒業するまで、あと3ヶ月だった。

これ以上の重荷を娘に背負わせるわけはいかない。

一番甘かったのは夫ではなく自分なのだと言い聞かせ、娘の卒業を待って翌日に娘と家を出た。

娘は就職先の寮に入ったので自分1人の事だけ考えればよかった。

夫が訪ねてくるかもしれないとパート先も変え引っ越しした。

離婚届は迷いもなく勝手に役所に出した。

夫には何の相談もなく出てきたが後悔はしていない。

離婚体験談に興味のある方はこちらの記事もおすすめです!

【離婚体験談】離婚へのステップ ~「夜逃げ」ならぬ「昼逃げ」までの道~

この記事の作成者

ジコナラ編集部