離婚の上手な切り出し方とタイミングは?

「夫と離婚したい。」そう決意した後に考えるのは、離婚の切り出し方、タイミングですよね。どうすればトラブルになることなく、うまく離婚へ持っていけるのでしょうか?今回は離婚を切り出すタイミングと上手な切り出し方をまとめました。

目次

夫への離婚の切り出し方と切り出すタイミングが分からない?


「もう結婚生活を続けていくのは無理。すぐに離婚したい!」と思い立ち、夫に離婚したい、と伝えようとしていた方は少し待って下さい。
 
プロポーズとは違って、離婚話は唐突にしてはいけません。
 
切り出し方と切り出すタイミングが離婚をうまく進めるための鍵となるのです。
 
離婚は基本的に双方の合意がないと受理されない上に、財産分与や養育費など、二人で話し合う取り決めが多々あります。
 
離婚を切り出すタイミング時期や切り出し方を間違えると、離婚を拒否されたり、冷静に話し合いが出来ない可能性があるので、そうならないように細心の注意が必要です。

では具体的にはどんな離婚の切り出し方、そしてタイミングが望ましいのでしょうか?

離婚を切り出すタイミングはココ!離婚に向いている時期とは?


切り出し方で大切なのはタイミングです。ですが離婚話は相手のタイミングを見計らってする必要はありません。離婚に対して自分の準備が整ったときにするのがベストな切り出すタイミングと言えるでしょう。

離婚を切り出すタイミング(1) しっかりと証拠を集め、準備をした後の時期

相手に明らかな離婚の原因あった場合には、離婚を切り出す前の準備がとても重要になります。
 
夫婦の話し合いで離婚が成立せず、調停や裁判に移行した時にも離婚が認められるような証拠が必要です。

それが整っていないタイミングでは離婚を切り出してはいけません。
 
また、親権・養育費・財産分与・慰謝料等の取り決めで揉めないように、しっかりと具体的に考えておくことが大切です。
 
できれば準備期間から弁護士に相談して、具体的なプランを考えておくと安心ですね。

離婚を切り出すタイミング(2) 自分が冷静に判断できる時期

離婚話を切り出すタイミングは自分の体調が良く、物事を冷静に判断できる時期にして下さい。
 
離婚話で回避したいのが、お互いがヒートアップして冷静な話し合いや判断ができなくなることです。

そんなタイミング離婚してしまっては離婚した後にトラブルになることもしばしばあります。
 
そのため、離婚話は身体・心の調子をしっかりと整えてからタイミングを見定め、話し合いに臨みましょう。

離婚を切り出すタイミング(3) 女性の熟年離婚では夫が退職した後の時期が○

近年増加傾向にある熟年離婚ですが、ベストな離婚を切り出すタイミングが夫の定年退職後の時期です。
 
会社にもよりますが、退職金はかなり大きな収入です。
 
財産分与として退職金の半分と、それに加えて年金分割制度によって年金も受け取ることができ、離婚後の生活の不安も解消されるためです。

離婚の切り出し方はこうするべき!切り出す際のポイントとは

離婚を切り出すタイミングを考えたところで、次に大切なのは離婚の切り出し方です。出来るだけ後々のトラブルに発展しないように心掛けましょう。

離婚の切り出し方のポイント(1) 感情的にならず、淡々と伝える

離婚の原因が夫側にあった場合、話していると感情的になってしまうケースが多々ありますが、それでは話し合いが上手く進みません。
 
離婚の切り出し方で大切なのは相手の悪い部分をまくし立てるのではなく、冷静に淡々と離婚したい旨を伝えることです。
 
事実と感情に分けて伝えることで、相手に反論されるのを回避できます。
 
ここで言う事実とは、「不倫をした」「モラハラに耐えられない」など、離婚に至った原因を指します。

離婚の切り出し方のポイント(2) 紙に主張をまとめておく

離婚の取り決めを取りこぼしなく話し合うために、予め話すべき項目を紙にまとめてから話し合いに臨むようにするのが切り出し方のポイントです。
 
例えば、離婚の原因となった証拠や、慰謝料や養育費の希望金額などです。要点をしぼって話し合いに専念できるためにもしっかり事前に準備をしましょう。
 
何を話すか分からなくなってしまったり、万が一感情的になってしまっても本来伝えなければいけないことを忘れてしまったりするのを回避することが可能です。

離婚の切り出し方のポイント(3) 弁護士に切り出してもらう

離婚の切り出し方として弁護士に相談をすることで、離婚を本気で考えていることが相手に伝わります。

もし、離婚が夫のDVやモラハラが原因だったり、顔も見たくなく別居中なのであれば、相手に会わずに離婚話を進めることも可能です。

離婚は慰謝料や財産分与などの法律が関わってくるため、法律に詳しい専門家がいることで感情論ではなく、論理的に伝えてもらうことができます。

離婚の切り出し方のポイント(4) 1日で決着をつけようとしない

離婚の切り出し方のポイントの最後は、短期決着を期待しすぎないことです。当然離婚話は短時間で決着がつかないこともあります。
 
もし離婚を切り出した時に話し合いに応じてくれないようであれば深入りはせずに、また別の機会で話し合いの時間を設けましょう。
 
また、話し合いが長時間になるような時も、一旦お互いが冷静になる時間を作るためにも、途中で話を区切って改めて話し合いをすることをおすすめします。

離婚の切り出し方やタイミングに気をつけてもダメだったら?

離婚を切り出すタイミングや切り出し方に気を付けていても、離婚に応じてくれなかったり揉めてしまうこともあります。そうなった時の対処法をお伝えします。

離婚を切り出したけど流されたら・・・弁護士を間に立てて話し合いましょう

唐突な離婚話をパートナーは一切予想していなかった場合、離婚を本気に捉えてくれないかもしれません。
 
もしくは、軽く受け流されてしまう可能性もあります。
 
離婚は双方の合意がないと成立しないため、弁護士を間に立ててから再度切り出しましょう。
 
弁護士に依頼することで、本気で離婚を考えていることが伝わり、話し合いに応じてくれるケースも実は少なくないのです。

話し合いでまとまらなければ調停や裁判に

当事者同士の話し合いで決着がつかなければ、調停や裁判に移行することが出来ます。
 
調停は家庭裁判所で調停委員という第三者を交えて話し合いが行われます。双方の主張を聞いた上で解決策を提示してくれます。

調停でも夫婦の考えが一致しない場合、離婚裁判を起こすことになります。
 
しかし離婚裁判は民法770条1項に定められている法定離婚事由がないと離婚が認められません。
 
また、その主張の裏付けとなる証拠の掲示が必要です。離婚事由は以下5つになります。
  1. 配偶者に不貞な行為があったとき。
  2. 配偶者から悪意で遺棄されたとき。
  3. 配偶者の生死が3年以上明らかでないとき。
  4. 配偶者の強度の精神病にかかり、回復の見込みがないとき。
  5. その他婚姻を継続し難い重大な事由があるとき。

離婚は法律問題ですから、調停や裁判には当然専門的な知識が必要になります。早い段階から弁護士に相談をしておくことで有利な展開で離婚の手続きを進めていくことが可能です。

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これが離婚の切り出し方とぴったりなタイミング!のまとめ

パートナーとの離婚を決意したら、その後はなるべく円滑に離婚に向けて話を進めていきたいというのは、誰しもが思うところです。
 
そのために重要なのが離婚を切り出すタイミングと切り出し方です。離婚に関する知識も無い状態で話し合っても、自分の理想とする結末にならない場合がほとんどです。
 
ですから離婚の切り出し方とタイミングは今後の展開を左右する大切な要因であると言えるでしょう。
 
それでも相手が話し合いに応じてくれなかったり、揉めてしまうような場合は、男女問題や離婚についての実績のある弁護士に相談することをおすすめします。
 
法律問題である離婚を包括的に解決するためのアドバイスをもらいましょう!
この記事の作成者

カケコム編集部