興信所とは?依頼する前に知っておきたい興信所の特徴!

興信所と探偵事務所にはそれぞれ調査における得意分野があります。興信所は信用調査や与信調査、探偵事務所は張り込みなどの実地調査による浮気調査を得意としています。それぞれの違いを知り、依頼の方針を決めていきましょう。

目次

興信所ってどんなところ?興信所についてよく知ったうえで依頼しましょう

 
興信所は名前は聞いたことがあるものの、実際に依頼したという人は少ないのではないでしょうか。
興信所と探偵事務所はほぼ同義ではあるものの、昔は明確に調査における得意分野がありました。
 
興信所とは、企業の信用調査などを主に行っており、電話による聞き込みやデータの収集などで調査結果を出す調査業のことを言います。
ただし、現代では探偵事務所も名前だけ興信所としているところもあるため、探偵業法にのっとった調査をすることになっています。
 
そのため、興信所という名前でも浮気調査をしたり行動調査をしているのです。

興信所とは?探偵事務所との違いは何?

 
興信所と探偵事務所はほぼ同義といってもよいでしょう。
調査業としてハッキリした区別はなく、同じような調査を行っているので、現代では「名前のみの違い」としてとらえられています。 

興信所とは?⑴探偵事務所との違い

 興信所は企業の信用調査、与信調査などを業務の主としてきました。
企業が取引先の会社に対して「信用できるかどうか」の判断をするため、興信所に依頼するなどがその調査の典型です。
 
登記簿や会社謄本などをとって、その会社の業種、事業内容などを確認したり、代表者や住所地などから「信用できる会社かどうか」を判断していきます。
 
もちろん、これ以外にも電話による聞き込みや白書などを用いて様々な情報を集め、その会社に対しての評価を下していきます。
 
これに対し、探偵事務所は実地の調査を行うことが業務の主です。浮気調査、行動調査、素行調査などがそれにあたるでしょう。

興信所とは?⑵今はどちらもほぼ同じ調査業を行う

 現在では興信所と探偵事務所に明確な違いはなく、どちらもほぼ同じ調査を行っています。

ただ、探偵事務所は探偵業法で定められている定義の範囲で業務を行うため、特定人に対する面接、張り込み、尾行を業務とします。
 
名前だけを「○○興信所」などとしているところがあり、探偵業法の届出を出していれば探偵の業務を行うことができます。
このため、興信所と探偵事務所は同じ業務を行っていると解釈されるのです。

興信所とは?⑶それぞれの得意分野:興信所

興信所の得意分野は企業の信用調査や資産状況の調査です。

登記簿などを使って企業の資産の裏付けをとったり、その他のデータを集めて対象の企業に対する評価をしていきます。
 
あらゆる面から裏付けをとって1つの答えを導き出すのが興信所の得意分野といえるでしょう。

もともと昔からこういった手法で調査業を行っていた人が探偵事務所を開業した場合、名前だけ「探偵事務所」としている場合があります。 

興信所とは?⑷それぞれの得意分野:探偵事務所

探偵事務所の得意分野は実地による調査です。

張り込みや尾行
をして調査のターゲットを追跡していき、素行を調べたり浮気の実態を把握したりします。
 
また、それに伴って特殊機材などを使う場合があり、こういった技術を要するのも探偵の得意分野といえるでしょう。

裁判で使う証拠を撮影データにするなど、証拠の収集能力に長けているのも探偵の特徴です。

興信所に依頼できること!調査内容の例

 
興信所にもさまざまな案件を依頼できます。

依頼を検討している方は、HPでサイトを見て、興信所がどんな調査を取り扱っているかを確認してみましょう。

興信所に依頼できること⑴浮気調査

興信所でも「探偵業としての届出」を出していれば、業法にのっとって探偵と同じ浮気調査を行うことができます。

浮気調査はターゲットの行動を追跡して、浮気相手と接触したシーンなどを撮影して証拠をおさえる業務です。
 
興信所がこれを行っている場合は、本業としていた信用調査などからノウハウを派生させて行っている場合があります。

もちろん、浮気調査についてもプロですから、依頼する際は確認した上で契約する必要があるでしょう。

興信所に依頼できること⑵素行調査

素行調査についても同じく、特定の人物の素行を調べ、総合的な情報から1つの評価を下すということになります。

素行調査は尾行や張り込みなどの実地による調査に当たりますが、これに興信所のデータ収集能力などが加われば、さらに詳しく個人の素行がわかるでしょう。
 
実地の調査だけではなく、あらゆる方面からデータによる調査をかけて個人の素行を調べる。

興信所を母体としていたところであれば、その術に長けていますから、詳しい調査が可能になるでしょう。

興信所に依頼できること⑶企業信用調査

企業信用調査はもともと興信所の本業とするところです。

ある企業と取引をすべきか検討している会社が、その企業の経営状態や信用を確かめるために興信所に調査を依頼することがあります。
 
興信所は公的なデータをとって代表者や事業内容などあらゆる面から判断していきます。

事業内容に伴わないような収益
であったり、所在地がコロコロ変わっていたりと、不審な点が多数みつかれば、取引をもちかけてきた企業に何らかの理由があると判断できるでしょう。
 
こうした総合的な情報収集によって企業の信用を調べていくのが信用調査になります。

現在ではいわゆるブラック企業かどうかの判断や、架空の事業を行っているなどの悪徳業者に対する判断がなされています。

興信所に依頼できること⑷その他の調査

興信所でも結婚相手に対する与信調査などを行う場合があります。

婚約している相手が自分の資産をアピールしているものの、それが本当かどうかを裏付け調査する場合などです。

「○○の土地に別荘があって他人に貸して収入を得ている」などの発言から、そのウラをとる調査が典型といえます。

登記簿などのデータをとり、財産の所有を確認すればわかり、それが結婚調査の一環として行われることがあります。

興信所の選び方|良い興信所と悪い興信所を見分けましょう

 
興信所を選ぶ際もゼッタイにはずせないチェックポイントがあるので、探偵事務所を選ぶときと同じように良しあしを見極めていきましょう。

興信所の選び方⑴探偵業届出証明書の有無

興信所という名前にしていても、調査業として探偵業の届出をしなければ浮気調査などはできません。
面接、尾行、張り込みなどは探偵業法に定められているので、届出がなければ開業はできず調査はできないことになります。
 
HPから見る場合は「公安委員会届出番号」が記載されていたり、事務所へ面談に行った際は「届出証明書」が掲示されているはずです。
これは基本中の基本のチェック項目ですから、まずは「届出をして適性に運営しているか」を見ておきましょう。

興信所の選び方⑵違法調査を行っていないか

興信所・探偵事務所とも違法な調査をして業務停止などの処分をうけた場合は警視庁のHPに掲載されています。

過去に依頼者と金銭トラブルがあったり、調査において違法行為などを行えば業務停止処分となるのです。
 
こうした事務所の代表者を調べれば、現在は開業していてもかつて処分をうけたと判断できます。

依頼をする際には避けることができるので、チェックしておきましょう。

興信所の選び方⑶調査方法や料金設定を明確に説明してくれるか

 興信所もHPに料金体系を明確に記載してあるかなどが判断のポイントになります。
 
また、依頼の際は「探偵業法にのっとり、あらかじめ重要事項を説明する義務」が課されているので「料金の概算」をきちんと説明するかチェックしておきましょう。
 
料金に関するトラブルは興信所・探偵事務所とも多く発生することであり、「説明やHPの記載と違う」ということになりがちです。
こうしたトラブルを避けるためにも、料金についてはきちんと調べておきましょう。

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興信所とは?依頼する前に知っておきたい興信所の特徴!のまとめ

 
現在では興信所と探偵事務所に明確な調査の違いはなくなっているものの、興信所はもともと企業の信用調査を得意分野としていました。

HPで調査内容を確認するときは、どんな調査分野を取り扱っているかをチェック。
 
探偵業届出がなされているかを見て、「適性な運営」を行っているかを確認しましょう。

料金設定が明確であるかは必須のチェック項目ですから、HPはもちろん、面談で事務所に行った際は料金の概算を説明してもらうなど、対応を見ておくべきです。

しっかりと自分で見極めて良い興信所や探偵事務所に相談しましょう。
この記事の作成者

ジコナラ編集部