国際結婚カップルの離婚の理由とその手続きについて

国際結婚したけど離婚国際結婚したけど離婚したいという話を身近に聞いたことはありますか?今では世界の国々との行き来も飛行機一本で行えるので、国際化も加速度的に進んでおります。なので、外国籍の方々と結婚する方々も増えているのです。しかし、このような国際結婚をした方でも離婚をしたいと考えている方ももちろんいるでしょう。そこで、今回は国際結婚における離婚について色々とお教えします。

目次

え?そんなに?国際結婚カップルの離婚

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いきなりちょっとした結論から入ってしまいますが、国際結婚は日本人同士の場合に比べて離婚の確率が少し高いです。

具体的に言うと国籍が違う人の離婚率は約45%で、日本人同士なら約35%となっているのです。

つまり、国際結婚をしている方の半分弱は離婚しているということなのです。

なので、外国の方とお付き合いすることになって晴れて国際結婚するとなったとしても、何らかの壁にぶつかって離婚してしまう確率は比較的高いということなのです。

国際結婚カップル離婚の主な原因

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それでは実際に国際結婚をして離婚に至った方々の意見を参考に、どのようなものが離婚原因となっているのかをお教えします。

やっぱり言葉の壁がきつい

言葉の壁というのが大きな要因となることが多々あります。

国際結婚しているのに言葉の壁とは何を言っているんだと思ってしまうかもしれませんが、日本に働きに来ている方々は英語を覚えている人が結構多く、オランダ国籍やイタリア国籍の方でも英語でお話していることがあるのです。

なので、国際結婚相手とは言葉が通じるけどそれ以外の人と通じないことがあり、それが原因となるということなのです。

実例として、オランダ人の方と結婚した方もオランダ語ではなく英語で会話をして互いの気持ちを伝えあっていたのですが、結婚した場合相手の両親や兄弟と接する必要性が出てきます。

この国際結婚相手の親族が英語を話せないので、意思疎通ができず相手の親族ともめて離婚したというケースがあるのです。

文化的な差異がきつい

日本と外国の方はやっぱり細かいところで文化的な差異が生じます。

ちょっとしたエピソードになりますが、ブラジルに働きに行ったことがある友人のお話で待ち合わせ時刻を昼と設定されていたので、その人は12時ちょっと前に待ち合わせ場所に向かったのに、取引相手は14時くらいに現れたというものがありました。

ここで、友人はブラジルの方に注意したら注意された側が何をそこまで怒っているのか理解できないと思われたようです。

このような国民性の違いが国際結婚をすると多々感じることがあるので、それについていけずに離婚することがあるのです。

結婚は夫婦間で済むお話ではない

まず、結婚というのは夫婦になって話が終わるわけではありません。

必ず両親や兄弟との付き合いというのが出てきます。

例えば、国際結婚をして相手の両親の面倒を見る必要が出た時に、相手の国に移り住むことができるのかどうかといった問題が発生することだってあるでしょう。

いきなり両親が危ないから帰国したいとなって、相手の国に飛び込むことができるでしょうか。

このような個人的な問題から離婚したという方もいます。

国際結婚カップル離婚の際はどこの法律が適用される?

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離婚が必要となった場合、色々と手続きが必要となるのですが法律上はどのように扱われるのでしょうか。

相手の住所が日本にあるならスムーズ

国際離婚においても相手の住所が日本にあるのなら、日本の家庭裁判所で色々と手続きをすることができるので、そこまで手間取ることは無いでしょう。

それ以外にも離婚をしたときのその夫婦が常に住んでいたところが日本の場合は高確率で日本の法律が適用されるとのことです。

また、夫婦においても密接な関係のある国が日本であった場合も日本の法律が適用されると言われております。

ただし、国によっては日本で離婚が成立しても相手国の離婚手続きが必要となるケースもあるので、国際結婚をするならば、お互いの国の法律を理解する必要があります。

離婚した相手が外国にいる場合

国際離婚をした相手がすでに外国にいる場合は相手の国に国際裁判管轄権が認められてしまうようですが、そもそもの相手が行方不明であったり、相手から既に遺棄されていた場合は例外とのことです。

このように国際結婚における離婚の扱いというのは日本人同士の離婚よりも手続き上厄介な部分があるので、相手国に行く必要性が高い場合は必ず結婚相手の法律を熟知するようにしてください。

最ももめるのが子供の扱い

国際結婚の離婚は色々ともめる要素が満載なのですが、そこに子供まで絡むとかなりきついものとなります。

ここで、お互いが親権を譲らない状態になると、泥沼となってしまうでしょう。

日本は2014年4月1日に国際離婚において一方的に子供を国外に連れ出すのを禁ずる「ハーグ条約」に加盟したので、昔よりはましになりましたが、それでもトラブルは減っていません。

国際結婚カップルが離婚した後にトラブルが起きないために

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日本人における離婚もトラブルが生じやすいのに、国際結婚における離婚もトラブルが起きたらきついものがあります。そこで、トラブル防止方法をお伝えします。

離婚前に弁護士の力を借りる

国際結婚をした人の離婚は日本の法律に強いのみでは太刀打ちできません。

必ず相手の国の法律にも詳しくなる必要があります。

しかし、インターネットにおいても外国籍の方と国際結婚して離婚したケースをすんなり解消する方法はほとんど記載してありません。

なぜならそれほどまでに難しい問題なので、すぐにどうにかできるものではないからです。

なので、国際結婚した方が離婚を考えるのならば必ず国際離婚に強い弁護士を紹介してもらってください。

このようなケースはプロが介在しないとすんなり進みません。

子供の事を理解する

国際結婚をした人でトラブルになりやすいのが子供に関してのものです。

特に問題となるのが国籍と親権問題です。

まず、外国では子供は産まれた場合に無条件で国籍を与えられることがあります。

なので、そこで産んだ後に日本で国籍の届け出を行うと無意識で二重国籍となります。

さらに、産まれてから3ヶ月以内に出生届以外に「国籍留保」という手続きをしないと日本国籍を失うことを覚えておいてください。

そのことを親が理解しておかないと子供の国籍が宙ぶらりんとなってしまいます。

親権問題は難しい

先ほども記載しましたが、国際結婚でもめることが多いのは子供関連です。

法律上子供の国籍がある法律に従うのが正解なのですが、先ほど記載した二重国籍が発生していた場合、この部分でもめます。

はっきり言って一般の方々で解消できるレベルに無いことが多いので、必ず 国際問題に強い弁護士に相談するようにしてください。

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国際結婚カップルの離婚の理由とその手続きについてのまとめ

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国際結婚におけるハードルはかなり下がってきた時代ですが、国際結婚における離婚のハードルはまだまだ下がっていません。

この国際結婚した方の離婚トラブル解決はかなりきついものがあるので、離婚をする前に必ず国際結婚における離婚問題に強い弁護士に相談するようにしてください。

この記事の作成者

ジコナラ編集部