パワハラにあったらまず証拠を集めろ!!パワハラ上司を撃退するために必須な証拠とは〜

上司のパワハラでお困りなら、必ずパワハラの証拠を確保しておきましょう。パワハラの証拠がなければ深刻な問題として取り合ってくれないことも考えられます。ではどんなものを集めればいいのでしょうか?そして証拠があると何ができるのでしょうか?見ていきましょう。

目次

パワハラだと思ったら証拠を集めましょう。必ず有利に働きます!

 

そもそも、パワハラとは何なのでしょうか?

厚生労働省によると、パワハラとは、

「同じ職場で働く者に対して、職務上の地位や人間関係などの職場内の優位性を背景に、業務の適正な範囲を超えて、精神的・身体的苦痛を与える又は職場環境を悪化させる行為」
 
を指します。
 
もしも今あなたがパワハラを受けているなら、その証拠を集めることをおすすめします。証拠があれば、あなたにとって後々有利になることがあるからです…。

パワハラを確実に立証できる証拠とは?

 
では、このようなパワハラの証拠となるのは、どんなものなのでしょうか?

パワハラの証拠(1) ボイスレコーダーによる録音

まずはあなたが精神的・身体的に苦痛を受けている様子をボイスレコーダーなどに録音しましょう。
 
音声データの取得は、この現代社会で困難ではありません。スマホについているICレコーダー機能を利用してもよいでしょう。

パワハラの証拠(2) メールの文章

もしも社内メールなどで辛辣なことを言われたり、物理的に不可能な命令をされた、理不尽な要求をされた…などの記録があれば、そのメールは保存しておきましょう。
 
間違っても上記のような内容のメールを「見たくないから」という理由で削除してはいけません。それも立派なパワハラの証拠なのです。

パワハラの証拠(3) 医師の診断書

精神的なパワハラが原因でうつ病になった、過度のストレスによって胃潰瘍などになった…。このような場合は、ただ治療するのではなく、きちんと診断書を書いてもらいましょう。
 
病気とパワハラの関連づけは後のことになりますが、診断書があることで法的手続きに進んだ際に有利になります。

パワハラの証拠(4) 部署異動の通達等

パワハラの定義には、「職場環境を悪化させること」という記述も含まれています。たとえば能力的には第一線で働けるのに、パワハラで斜陽部署に異動させられた…、理不尽な転勤を命じられた…このような場合は、それらの通達などがパワハラの証拠となります。

パワハラの証拠(5) 日記や業務日報|あればメモ書きでも

日々の日記や、業務日報も証拠になり得ます。毎日どんなことをされ、どんなことを言われたか、これらの記録はパワハラの証拠となり得ます。
 
立派な記録ではなくとも構いません。メモ帳でもなんでもよいので、日付と内容が確実にわかるように記録してあれば証拠になります。

パワハラの証拠を集めることのメリットとは

 
では、パワハラの証拠を集めることによって、どのようなメリットが生じるのでしょうか。

パワハラの証拠があると(1) 確実にパワハラを立証できる|会社ぐるみで隠蔽することも?

パワハラは個人で行うとは限りません。パワハラ体質の強い職場では、会社ぐるみでパワハラが横行しており、有事に備えて会社ぐるみでパワハラを隠ぺいしようとすることがあります。
 
しかし、パワハラの証拠があれば、いくら会社ぐるみで隠ぺいしても、パワハラが存在したという事実を証明できるのです。

パワハラの証拠があると(2) 直接やめさせる場合に説得力が飛躍的にアップ

会社を巻き込まずに、パワハラをしている人物に直接交渉を行う時、証拠は力を発揮します。
 
直接パワハラの証拠を突きつけ、「周囲に訴える」と言えば、相手がパワハラをやめる大きなきっかけとなることでしょう。

パワハラの証拠があると(2) 訴訟になったら証拠がないと勝てません

もしも個人間の話し合いではどうにもならず、訴訟問題に発展した場合、「言った言わない」「やったやらない」というような主観的な記憶だけでは話になりません。訴訟の場では、証拠がものを言うのです。
 
このような場合に備えて、証拠を集めておく必要があるでしょう。

パワハラの証拠を集める際の注意点

 
ただやみくもに証拠を集めてはいけません。証拠を集めるときには、以下のようなことに注意しましょう。

パワハラの証拠を集める際の注意点(1) 当たり前ですが絶対にバレないように

特に音声データの録音は、録音ボタンを押してから作動します。このような時に、決して相手にバレないようにしましょう。
 
気づかれた時点で、今度は証拠に残りにくいパワハラへと発展させていく可能性もあります。

パワハラの証拠を集める際の注意点(2) 客観的に証明できるものを集める

あなたにしかわからないような形の証拠を集めても、特に訴訟場面ではまったく有効ではありません。
 
「誰がどう見てもパワハラしている!」と確信できるような証拠を「客観的な証拠」と言います。一部の人にしかわからないのではなく、誰でもはっきりと分かる形で残しましょう。

パワハラの証拠を集める際の注意点(3) 会社の外部に相談すること|労基・労働問題に強い弁護士も

パワハラは、特に保守的な企業であればあるほど、隠ぺいするという体質を持っていることがあります。会社の内部でおさめておけば、パワハラはたいした問題ではないと考えているからです。
 
パワハラに関して会社が何も対応をしてくれないのであればまずは労働基準監督署へ証拠を持って相談に行きましょう。労働基準監督署は会社に問題があるとされれば会社に対して是正勧告や指導を行ってくれます。
 
それでも問題が解決しない、もしくは精神的に重大な損害を受けたという場合は労働問題に強い弁護士に相談することも考えましょう。
 
パワハラにより受けた精神的・肉体的ダメージが大きければ慰謝料を会社に対し請求できる可能性もあります。また、法的な観点からパワハラの解決策を練ってくれますので、早いうちから弁護士に相談しておくというのも非常に効果的です。あなた一人よりもバックに弁護士がついているという状況の方が会社が意見をまともに聞いてくれる可能性も高まります。
 
労働問題でお困りなら、まずは一度無料相談を利用し相談してみることをおすすめします。

パワハラにあったらまず証拠を集めろ!!パワハラ上司を撃退するために必須な証拠とは〜のまとめ

 
下手をすると家よりもいる時間が長いかもしれない職場で、パワハラを受けていたとしたら、人生を左右するほどのストレスを受けることでしょう。1日も早くパワハラから脱するためには、証拠を集めることが大切です。
 
ただ受け身でパワハラを受け続けるのではなく、パワハラを終わらせるためにも証拠を持って労働基準監督署や労働問題に強い弁護士に相談ことをおすすめします。労働問題には法律的な知識は欠かせません。パワハラについても、法的な観点から1日も早く解決できる方法を一緒に考えてくれるでしょう。
 
この記事の作成者

ジコナラ編集部