残業代の請求をするためにすべきことを流れでご紹介!

残業代を請求しても払ってくれない会社。サービス残業という言葉もありますが、サービスも限界!なんて人も多いでしょう。そんな時はどうしたらいいのでしょうか。溜まっている残業代の請求方法は?残業代を払って貰えないことってあるの?そんな疑問に答えます。

目次

残業代は貴重なお金。ちゃんと請求したいですよね?

 

労働問題で特に話題になる社畜やサービス残業。

日本企業の闇とも言える言葉が流行し、若者の間で浸透しつつあるのは、現代サラリーマンの辛さをよく表していますね。

せっかく正社員として勤務しても、サービス残業ばかりではやってられないという気持ちになってしまいます。

黙っていては払って貰えそうにない残業代、しっかり請求するにはどうしたら良いのでしょうか。

こんな事なら正社員じゃなくて時給制のバイトの方がマシ。

そんな不満を解消する方法を考えてみました。

  • 残業代の請求をしたくて困っている人
  • 残業代の請求をしても会社が払ってくれなくて困っている人
  • 残業代の請求について興味がある人

は必見です!

あなたに請求できる残業代が本当に存在する?〜証拠を揃えよう!〜

 

残業代を請求するにも、どのくらい残業したのか、どれだけ未払いがあるのかハッキリしないと請求も出来ませんね。

まずは残業の証拠の提示の仕方からお教えします。

始業・終業を明確に立証する書類

まずは、あなたが何時に出勤し、いつ退社したのかハッキリわかるタイムカードなどの書類を用意しましょう。

これには、月の合計勤務時間が明記されている物でも有効になることがあります。

会社の定時出勤時間から、勤務時間をオーバーした時間。

それが残業時間であると証明出来れば良いのです。

休日、賃金などに関して書いてある就業規則

社員が10名以上いる会社では、就業規則が定められているはずです。

普段、社員の目につくことはない事が多いですが、会社に申請すれば就業規則を閲覧することが可能です。

その就業規則をよく読み、残業をどのように扱うようになっているのか確認しましょう。

もし、就業規則を見たいと突然言うと「何かやろうとしているのか?」と証拠隠滅される恐れもあります。

証拠隠滅させる恐れを考えて、その他の証拠を集め終わった最終段階で閲覧を希望すると良いでしょう。

これは、労基署にも同じ物があるので訴える場合はあなたが所持する必要はありませんが、話し合いだけで済ませようとする場合は写真などで撮影しておくと良いでしょう。

雇用時に交付された給料に関する文面

残業代の請求にはあなたが雇われた時にサインをしたであろう雇用契約書、会社から渡されたであろう労働条件通知書など休日や給料、時給の支払い方法などが記入された書類があるはずです。

あなたに渡されず、会社で保存している場合もありますが、もしコピーや書類が手渡されていた場合はそれらを探しておきましょう。

残業代の請求ができないかもしれない証拠もある

 

あなたが残業代の請求をしようとした時、証拠として集めていたものが無効となる場合もあります。

それはどのようなものか見ていきましょう。

公的な書類ではない走り書きのメモなど

仕事を続けていくうちに、途中で勤務形態や給料が途中で変更される場合もありますね。

そんな時に、新たに契約書の更新をせずに、口頭や簡単なメモだけで変更を済ませていませんか?

そのメモを証拠として提出しようとしても、走り書きのメモには確かな証拠としての意味を持ちません。

もちろん、口約束だけでは証拠すら残りません。

SNSやメールでのやり取り

残業代の請求の証拠には多くの人が見ることが出来、日時も確認できるSNSの書き込みやメールはどうだろう?と考える人もいるでしょう。

例えば、会社から割り当てられているその社員専用のメールアドレスに、会社からのメールが届いた場合は証拠となります。

しかし、個人的なメールアドレスや誰でも作ることが出来るSNSアカウントでの指示は、証拠能力は非常に薄いと考えましょう。

証拠があっても残業代の請求ができなくなってしまうこともあって本当!?

 

証拠を集めて、残業代を請求しよう!とした時にどのくらい遡って請求できるのだろう?と思いますね。

入社してから全て請求できるわけではありません。

残業代を請求できる期間についてお話します。

残業代の請求は2年が時効

入社してから一度も残業代を払ってもらっていない。

そんな人もいるかも知れません。

何年にも渡って残業代金の不払いがあった場合、その全てを会社が払うことはありません。

労働基準法では、残業代の請求は遡って2年間請求できることになっています。

2年を越えて以前の残業代は、残念ながら請求することができません。

請求期間の中断ができる場合もある

「2年前までの残業代金の請求が出来る」というお話をしましたが、実はこの2年間の期間には中断期間というものがあります。

これは、残業代を裁判などで請求した場合すぐに決着が付かない時に適応されます。

裁判などで請求した2年分の残業代には、請求期間が中断されます。

ただし、中断自体なかなか受け入れられるのもではなく、2年以上遡って請求することは難しいのであくまで駄目元で交渉してみるという状態になると思います。

【証拠が揃ったあなたへ】実際に残業代の請求をするにはこうすべき!

 

未払いの残業代の請求について色々と知らなかった事がわかったと思います。

では、実際に残業代の請求をする方法を見ていきましょう。

証拠を持ってまずは会社と交渉

未払いの残業代は、自分で何時間未払いであるのか、それがいくらになるのかという証拠と請求する残業代を提示して会社に請求することから始まります。

これは、直属の上司に話すのが良いでしょう。

残業代として支払われなくてもその分の金額を別の手当として処理してもらい、支払われるように取り計らってくれる場合があります。

その場合、今後の残業代の支払いに注意する必要があります。

ダメなら労働基準監督署に相談

上司に話をしても、残業代を払う姿勢を見せない経営者もいます。

そんな時は、労働基準監督署に自分が集めた証拠を持参して相談に行きましょう。

労働基準監督署には、会社の住所により管轄が決まっていますので会社の住所の管轄の労基署を訪れるようにしましょう。

自宅の近くの労基署では対応できない場合があります。

残業代請求したいけど証拠がない、一人で出来る自信がない・・・そんな方は第三者の手を借りましょう

 

残業代の請求をしたい、でもうまく出来るか自信がない。

会社に請求したけれど払って貰えないそんな悩みを抱える人も少なくありません。

そんな時に頼りになるのが専門家です。

労働問題に強い弁護士に相談

自分の集めた証拠に自信がない。

請求してから証拠不十分で残業代も貰えない、会社との摩擦だけ残ったのでは何も良いことがありませんよね。

残業代の請求で心配ごとがある場合は、労働問題に強い弁護士に相談すると良いでしょう。

どんなものが残業代請求に必要なのか、どう行ったらよいのか相談しながら証拠集めも出来ます。

例えば、会社が社員規則を見せてくれない、そんな場合も弁護士ならそういう時の対応の仕方を考えてくれるでしょう。

小さな会社で社長と直に話せるなら別ですが、大きな会社になると上司に話をしても、上司の判断で途中で握りつぶされてしまうこともあるのです。

労働問題に関してさらに詳しく知りたい方はこちらも合わせてご覧ください!

ヤマトが宅配賃金の値上げ・時間指定の配達を見直しへ〜過重労働問題の解決のために出来ること〜

残業代の請求をするためにすべきことを流れでご紹介!のまとめ

 

未払いの残業代の請求についてお話してきましたが、いかがでしたでしょうか。

残業代の請求にも証拠が必要なこと、請求できる期間があることなどわかりましたね。

しかし、いざ請求しようとしてもうまく証拠が集まらない。

集めた証拠について不安が残るという場合もあるでしょう。

会社に話しても払って貰えない場合もありますね。

そんな時は労働問題に強い弁護士が頼りになります。

出来れば、証拠集めの段階から弁護士に相談することが理想的です。

この記事の作成者

カケコム編集部